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2023.06.17

「検討する」ビジネスシーンではどう使う?言葉の意味と正しい使い方を例文で解説

 

「検討する」は状況を詳しく調べてよく考えることです。ビジネスシーンでもよく使われる言葉なので、意味を知っている人は多いことでしょう。しかし敬語や英語表現となるとあやふやな人もいるかもしれません。「検討する」の使い方や類義語を解説します。

「検討する」の意味

「検討する」は、よく調べて考えることを意味する言葉です。ビジネスシーンでは提案されたことなどに対してよく考えたいときに用いられる表現ですが、異なるニュアンスを込めて使われることもあります。「検討する」の意味について改めておさらいしていきましょう。

何かを検討する女性ビジネスマン

「検討する」はよく調べて考えること

「検討する」は、物事をさまざまな角度から調べて、どのように対応するか考えるときに使う言葉です。「検討」の「検」には調べるという意味があり、「検査」や「検疫」などの言葉があります。一方「討」は、「討論」「討議」のように、あることを深めるという意味の漢字です。

「検討する」が「よく調べる」ことを意味するのは、この2つの漢字からも分かるでしょう。ビジネスシーンでは、提案された内容を受け入れるかどうかを答える前に、いったんよく考えたいというときに用いられます。

遠回しに断る意思を含む場合もある

「検討する」は本来、物事をよく調べて考えることを意味する表現ですが、前向きに考えて答えを出すときばかりに使われるとは限りません。

断る意思を伝えにくい場面で、遠回しに相手の提案を断りたいというニュアンスを含んでいるケースもあります。「検討します」と言っていったん持ち帰り、時間を置いて断ったという経験がある人もいるのではないでしょうか。「検討します」と言われた後に返事がなく、そのまま立ち消えになったというパターンもあるかもしれません。

読み方が同じ「見当」は意味が異なる

「検討」と同じ読み方をする言葉に「見当」があります。読み方は同じでも、「検討」と「見当」は意味が全く異なるものです。「見当」とは、先の予定やまだよく分からないことを予想したり見込みをたてることで、「展示会に来る人数の見当をつける」のような使い方をします。「見当する」という表現や、「検討をつける」といった言い方はしないので、混同しないように気を付けましょう。

ビジネスで役立つ「検討する」の使い方と例文

「検討する」は、ビジネスシーンでよく使われる表現です。誤った表現をしないように、適切な使い方を知っておきましょう。敬語表現や、英語での言い方も紹介します。

複数人で何かを検討する人々

いったん持ち帰って考えるときに使う

商談などですぐに判断できない提案をいったん社内に持ち帰り、よく調べて考えてから回答するときに「検討する」という表現を使います。その場で即答できることには「検討します」という言い方はしないので、使い方に注意しましょう。また「検討する」は、ただ考えるのではなく、よく吟味するときに使う言葉です。

例文

・ご提案事項については、社内で検討のうえご回答いたします。
・どちらの案件を優先すべきか、よく検討する必要がある。

 

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