ばんそうこう・救急セット
「ばんそうこう」や、ちょっとした「救急セット」を持っていけば、プールで子どもがケガをしたときも慌てずに済みます。
プールは、水着で足や腕などがむき出しになっているため、普段よりケガをしやすい場所です。子どもも水遊びに夢中で不注意になりやすいといえます。
例えば、プールサイドは滑りやすく、ざらついたコンクリートの床や砂が落ちているような場所で転べば、簡単に擦り傷ができてしまいます。
ばんそうこうのほかにも、「消毒液」や「虫刺されの薬」、熱中症対策用の「冷却シート」もあると、いざというときも安心です。
ヘアゴム
髪が長い場合は、「ヘアゴム」で束ねると遊ぶ時に邪魔になりません。スイムキャップをかぶる時にも、さっとまとめておくだけで髪を中に入れやすくなります。
濡れた髪をまとめる場合は、スプリングゴムなど太めのゴムを選ぶと髪にからまりにくく切れ毛を防げます。
水遊び用パンツ
まだオムツが取れていない場合は「水遊び用パンツ」も忘れずに持っていきましょう。プールによって入れるプールが限られる場合や、水遊び用パンツを着用していても入れないこともあるため、事前にルールを確認しておきましょう。
+αで用意したい!プールに持っていくと便利なもの
プールに持っていくと便利なものを見ていきましょう。プールで肌身離さずスマホを持ち歩くなら、スマホ用の防水対策が必要です。
「ぬれた水着と同じバッグに入れたら、貴重品まで水浸しにしてしまった」ということにならないように、「ビニール袋も」何枚かあるとよいでしょう。
防水用のスマホケース・モバイルバッテリー
子どものかわいい姿や、家族の楽しい思い出を写真に撮るため、プールの中にスマホを持っていくママは多いはずです。また、スマホをロッカーに入れておくのは安全とはいえません。
プールでスマホを持ち歩く場合に心配なのは、スマホがぬれて壊れてしまうことですが、防水機能のないスマホでも「防水性能の高いスマホケース」に入れれば大丈夫です。
「バッテリーが切れて撮りたいシーンを逃してしまった」ということがないように、「モバイルバッテリー」も持っていくと安心です。
ぬれた水着やゴミを入れるビニール袋・チャック付き袋
プールのときにあると役に立つものの一つは、ぬれた水着やゴミ、食べ残しを入れる「ビニール袋」です。中でも食品保存用のチャック付き袋は防水性が高く、バッグの中が水浸しになるのを防いでくれます。
自前の小さなゴミ袋は、プールのゴミ箱まで距離があったり、ゴミを各自で持ち帰るルールになっていたりして、すぐに捨てられないときに活躍します。スーパーのレジ袋、ビニール製の買い物袋でも十分です。
ぬれた水着や大判のタオルを入れる大きめの袋と、小さいビニール袋を何枚か持っていくとよいでしょう。
ビニール袋の代わりに脱水できる防水バッグがあれば、水着の水分をしっかり切ってから持ち帰ることができます。
子どもとプールに行く際の注意点
はじめて子どもとプールに行くときは、何に気を付ければよいのか分からない人もいるかもしれません。学校でプールがある日に、子どもの熱を測ったことはありませんか?
安全にプールを楽しむために注意したい、子どもの体調管理についてお伝えします。
事前の体調チェックとこまめな休憩
長時間水につかるのは、体が冷えやすく体力を消耗するので、体調が優れないときはプールに入らないのが基本です。
プールに出かける前に体温を測り、37.5度以上ならプールは中止しましょう。食欲がない場合や、寝不足の場合も無理は禁物です。
また、体が冷えすぎないように、50分遊んだら10〜15分の休憩を取るのがベターです。子どもの唇が青かったり体が震えたりするのは、体温が下がっているサインなので、元気に見えても温かくして休憩することをおすすめします。
感染症・熱中症に注意
楽しい遊び場であるプールは、同時に危険な場所でもあります。プールには不特定多数の人が出入りするため、水を通して感染症にかかりやすいのです。プールの後は必ず目と顔を洗い、うがいをして感染症を予防することが大切です。
また、よくあるのが熱中症です。子どもに目まいや吐き気といった症状が見られたら、日陰に寝かせ、スポーツドリンクを飲ませて様子を見ます。もし意識がもうろうとしているなら、すぐに病院へ連れて行きましょう。
プールが楽しい思い出になるように、感染症・熱中症の予防や対策を親がしっかりと行うことが大切です。
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