優越感に浸りたい
人の些細なミスを取り立ててとがめる人には、優越感に浸りたい心理が働いていることも。他人の粗を見つけることによって、自分より相手を下に位置付け、優越感とともに、安心感を得たいと考えているのでしょう。
マウントをとりたい
相手よりも自分のほうが上だということを誇示したいために「目くじらを立てる」人は、マウントをとっている可能性があります。
足を引っ張りたい
人の些細なミスを見つけて騒ぎ立てるような人は、相手の足を引っ張りたいと考えているのかも。この場合は、相手のミスを公にし、評価を落とすのが目的。あまりに些細なことばかり取り上げて騒ぎ立てると、反対に自分の評価が下がってしまうので注意が必要です。
「目くじらを立てる」の英語表現とは?
「目くじらを立てる」を意味する英語表現には、どのようなものがあるのでしょうか。
find fault with small matters(些細なことで粗を探す)
英語の「find fault」は、日本語では「粗を見つける」という意味です。「small matters」は、「些細なこと」、「ちいさなこと」なので、些細なことをとがめたてるという意味の「目くじらを立てる」と同じ意味の英語表現となります。
scold over a minor matter(些細なことで叱る)
「scold」は叱るという意味、「minor matter」は「些細なこと」という意味で、日本語の「目くじらを立てる」と似た意味の英語表現です。
最後に
「目くじらを立てる」というのは、小さな欠点や失敗を見つけ出してとがめたてることです。特に、年上が年下に対して行うと、器が小さいと思われたり、意地悪に見えたりするので、気をつけたいところ。職場では年下のミスに対しては寛大に、自分がミスをカバーするくらいのつもりでいると、包容力のある大人の女性という評価がされるでしょう。
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