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2018.05.22

【活字離れ】は時代遅れ。キンドラーになって実感するスマートなスマホライフ

荷物を減らして、小さめバッグをおしゃれに持つ♪ のカギは、Kindleにあり! 最近は老眼も気になりだしたエディター歴20年のエディターの快適Kindleライフをご紹介。

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南 ゆかり
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「Kindle」を新聞の文字に近い見え方にカスタマイズ

みなさん、読書してますか?「活字離れ」が「スマホのせい」と言われて久しいですが、本当にそうでしょうか。PCまたはスマホの中には、たくさんの「文字」。決して「字」から離れているわけではありませんよね。ただ、わざわざ本を手にとって読むのが、ちょっと億劫だな、というくらいがホンネかもしれません。その理由の多くは、「やっぱり本は重い」「かさばる」。

だからといって、電子書籍ってやつも、ねぇ。働く女子のバッグは小型化して、とにかく荷物を軽量化したいというのに、デバイスをもうひとつ増やすのは、できればやりたくない。Kindle端末もiPadも、できれば持ちたくないんです。

で、私は最近もっぱら、Kindleストアで買った本をiPhoneで読んでます。「でも、電子書籍は読みにくい」という人は、多いことでしょう。特に、私のように老眼のきざしを感じている人には…。

読みやすくて疲れにくいKindle画面を試行錯誤した結果、落ち着いたのが下記の設定。画面の明るさは真ん中よりちょい暗めだけど、セピア背景ではなくて白背景(が、いいみたい)。文字は明朝でご覧のようなフォントサイズなのですが、背景色とフォントサイズは、実際の新聞に近いものが、心地いいとわかりました。これ、年寄りくさくないか? と自分でも思ったのですが、やってみると、やはり疲れ方が全然違います。

そして、多くの人が縦長の画面のまま読んでいると思いますが、向きを横長に変えてみたら、これまたいい感じ。その理由は、一行12文字づめというのが、多くの新聞と同じだからだと思います。下の画面がそのサンプル。縦横がクルっとひっくり返らないように、右下のカギマークを、ポチっとロックしておくことを忘れずに。

目が疲れやすい人には、バックライトなしのKindle Paperwhiteが人気らしいですが、iPhoneなのでバックライトは避けられません。なので、やっぱり寝る前は安眠のために紙の本がいみたい(自分調べ)。というわけで今のところ、Kindleはもっぱらお出かけ用です。

今読んでるのは、ヤマザキマリさんの『国境のない生き方 -私をつくった本と旅-』小学館新書 Kindle版。旅と読書が人の核をつくるのだなぁと、感激しながら読んでます。知りたいことはGoogle先生が教えてくれるし、情報収集はSNSとWebメディアで…、という声も聞くけれど、やっぱり読書は人の思考を深くしてくれる。そして人生を豊かにしてくれる。ヤマザキマリさんの生き方が、それを証明しています。

紙の本を読むのが億劫になってしまった方も、電子書籍に一度トライしたものの読みにくかったという方も、Kindleでの進化した読書ライフ、ぜひお試しください!

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。Cancam、Oggiでもインタビュー、コラムなど連載中。この夏はどの本をもって、どこに旅に行こうか、ただいまあれこれ妄想中。

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