「チューリップ」の開花時期
「オランダ王立球根生産者協会」によって分類されている「チューリップ」の開花時期について簡単に紹介します。ちなみに、地域によって気候なども変わるためあくまでも目安時期になります。
●早生
早生品種は、3月下旬頃に開花する「チューリップ」。特徴としては背丈が高くならないことが挙げられ、鉢植えや花壇で育てるのに最適。
●中生
中生品種は、4月中旬頃に開花する「チューリップ」。比較的背丈の高いことが特徴で、フラワーショップで並んでいるものも中生品種が多いようです。
●晩生
晩生品種は4月下旬~5月上旬に開花する「チューリップ」。背丈が高いことや花色、咲き方も様々なことが特徴です。
【目次】
難しい漢字の植物を紹介
「チューリップ」以外にも植物には難しい漢字表記のものがいくつかあります。「和蘭石竹」、「蒲公英」、「公孫樹」の読み方はわかりますか? それぞれ解説していきます。
和蘭石竹
いきなり難しい漢字ですが、この漢字は「母の日」に贈られることで有名なあの花です。そう「カーネーション」ですね。和名で「オランダセキチク」と読むそうです。
オランダ由来でナデシコ科の多年草のため、「和蘭(オランダ)+石竹(ナデシコ)」と書きます。他にも「和蘭撫子」や「麝香撫子」なども「カーネーション」を意味するようです。
蒲公英
続いてこちらの漢字です。この漢字は「見たことがある!」という方も多いのでは? この漢字は「タンポポ」と読みます。「ホコウエイ」とも読み、中国では開花する前の「タンポポ」を採取し乾燥させた漢方薬のことを指しています。
公孫樹
最後にこちらの漢字ですが、みなさん読めますか? この漢字は「イチョウ」。読み方は「コウソンジュ」とも読みます。「公孫樹」の由来は、孫の代まで経たなければ大木にならないためなのだそう。
また、「鴨脚樹」とも書きますが、これは葉の形に由来しています。葉の形がアヒルの足に似ていることからこの漢字に。
最後に
今回は「チューリップ」の漢字や由来などについて見てきました。「チューリップ」の歴史を辿ってみると、普段とは違った印象が感じられたのではないでしょうか。
次に「チューリップ」を見る機会があれば、歴史を思い出しながら見るのも良いかもしれませんね。
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