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LIFESTYLE雑学

2022.05.07

【薊】←この花、なんと読む? 花言葉や特徴を紹介



「薊」は何と読むかわかりますか? 私たちの身近な植物ですが、漢字であらわすと、何をさしているのかわからないという人がほとんどのはず。まずは、「薊」の読み方や、名前の由来などを紹介していきましょう。

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「薊」の読み方と由来

■読み方

「薊」の読み方は「あざみ」です。キク科アザミ属の多年草で、本州や四国、九州などの日当たりの良い場所に生えています。種類が多く、世界には300種以上、日本でも100種以上もあるのだとか。品種によって異なりますが、開花時期は、春から秋にかけて。4cmほどの大きさで、紫やピンク、白の可愛らしい花を咲かせます。花姿は可愛らしいのですが、葉っぱにトゲがあるのが特徴です。

薊

なお、「薊」のなかで最も一般的な品種は「ノアザミ」。道ばたや空き地など身近なところで見ることができますよ。ほとんどの「薊」は秋に咲きますが、「ノアザミ」は、5月〜8月頃に紅紫色の花を咲かせます。ちなみに、「薊」は苗字にも使われているのを知っていますか? 全国に400世帯ほど、群馬県や埼玉県、東京都などに「薊」さんはいるようです。

■由来

「薊」の名前の由来は、古語の「あざむ」という言葉だそうです。「あざむ」とは、「興ざめする」「驚かせる」という意味。「薊」を美しい花だと思って触れると、そのトゲに驚き、欺かれたということが語源なのだとか。

ちなみに、「薊」はスコットランドの国花ですが、これも「薊」のトゲがきっかけとなり制定されたんですよ。その昔、ノルウェー軍が、夜に不意をついてスコットランドを攻めようとしましたが、「薊」を踏み、悲鳴を上げました。この声により、スコットランドがノルウェー軍の奇襲に気づけたことで、結果スコットランドが勝利したのだとか。このように「薊」が、スコットランドを救った花であるため、国花になったのだそうです。

薊

また、「薊」の学名は、「Cirsium japonicum」といいますが、「Cirsium」はギリシャ語の「cirsion」が語源とされています。「cirsion」とは、「静脈瘤」を意味する「cirsos」からきている言葉。その昔、古代ギリシャの医師は、「静脈瘤」の治療に「キルシウム」という植物を使っていたのだとか。この「キルシウム」に「薊」がよく似ていることから、つけられた名前なのだそうです。

「薊」の花言葉

次に、「薊」の花言葉を紹介します。まず代表的なのは「独立」です。これは、先述したスコットランドとノルウェーのエピソードが由来なのだそう。また、「触れないで」も「薊」の花言葉としては有名です。これは、「薊」にトゲがあることが由来なのでしょう。そのほかの花言葉には、「報復」「守護」「満足」「人間嫌い」などがあります。

「薊」の特徴は?

丸い花姿に、トゲのある葉が特徴的な「薊」。ここでは、「薊」の見た目の特徴から、意外と知らない「薊」の食べ物としての特徴まで紹介します。

1:トゲのある葉をつける

「薊」の最大の特徴は、トゲがあること。葉には大きな切れこみがあり、その葉の縁がトゲになっています。触れるとチクッとした痛みを感じるのでご注意。このトゲは、草食動物などに食べられないよう、身を守るためにできたのだそうです。特に「アメリカオニアザミ」という品種は、日本でよく見られる「ノアザミ」よりも、トゲが堅く鋭い植物。安易に触れないようにしましょう。

2:筒状の花を咲かせる

「薊」は、その花も特徴的ですよね。「薊」はタンポポと同じキク科の花で、細長い花びらが筒状になって咲く「筒状花(かんじょうか)」。また、タンポポと同様に、咲き終わると綿毛となり、種を遠くまで飛ばします。

3:生薬としての効果も

「薊」は、生薬として、漢方薬に使われることもあります。その効能は、利尿作用や、止血作用、解毒作用など。お茶にして飲んだり、すりつぶした「薊」を患部に当てたりと、使い方はさまざまです。

「薊」はどこで見られる? 楽しめる場所や入手方法

「薊」を観賞したいと思ったら、どこに行けば見られるのでしょうか。「薊」を見られる場所や、栽培したいときの「薊」の入手方法まで見ていきましょう。

■観賞するには

「薊」は、特別に珍しい植物ではないので、本州や四国、九州の日当たりの良い場所であれば見つけることができるでしょう。ただ、「薊」の観賞地としては、栃木県日光市の小田代原の「薊」群落北海道のヨコスト湿原などがあります。

■購入するには

咲き姿は可憐で可愛らしいので、「薊」を栽培してみたいという方もいるのではないでしょうか。「薊」の苗は、ネットの通販などで売られています。ネットであれば、ピンク色、青色、白色など、さまざまな色や品種の「薊」を探すことができますよ。

薊

ふわふわとした花姿が可愛らしい「薊」。スコットランドの国花に制定されたのは「薊」のトゲがきっかけだったなど、新しい発見も多かったのではないでしょうか。

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