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2022.11.05

「ドラゴンフルーツ」ってどんな果物?特徴やおいしい食べ方や切り方、保存法

 

ドラゴンフルーツは熱帯地域が原産の果物です。マイナーな果物のため、味や食べ方を知らない人も多いでしょう。ドラゴンフルーツに挑戦する前に知っておきたい知識を解説します。食べ方や選び方を知って、ドラゴンフルーツを100%楽しみましょう。

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ドラゴンフルーツの基礎知識

ドラゴンフルーツという名前を耳にした経験があっても、どのようなフルーツなのか、具体的かつ詳細にイメージできる人は少ないかもしれません。ドラゴンフルーツにチャレンジするならまず知っておきたい、基本的な知識を紹介します。

ドラゴンフルーツ、ピタヤ

カラフルな見た目と小さな種が特徴

ドラゴンフルーツとは、サボテン科に属する大きさ10~15cmほどの丸い果物です。正式名称を「ピタヤ」といい、竜のウロコをまとったようなゴツゴツした見た目から、ドラゴンフルーツと呼ばれています。

ピンクや黄色の果皮を割ると、赤色や白色の果肉とごまのような種子が顔を出します。日本で主に食べられているのは、色鮮やかな果肉と種子です。

原産国はメキシコや中南米などの熱帯地域で、現地では実だけでなく花やつぼみも食用として流通しています。日本では沖縄や鹿児島で栽培されていて、旬は7~11月頃です。

さっぱりとした甘さが楽しめる

ドラゴンフルーツは、酸味が控えめで、南国のフルーツらしい爽やかな甘さが楽しめるのが特徴です。ただ、海外産のドラゴンフルーツの場合、甘みが薄く淡白な味わいのドラゴンフルーツに当たってしまうこともあるかもしれません。

海外産のドラゴンフルーツは輸送時に傷まないよう、未熟な状態で収穫されます。ドラゴンフルーツは、時間の経過によって甘さが増すことのない果物です。未熟な状態で収穫されれば、甘さが十分に蓄えられないまま食卓に上ることになります。

一方で国内産はしっかり熟した状態で収穫されるため、本来の甘さを持ったドラゴンフルーツに出合いやすくなります。

種類によって果皮や果肉の色が異なる

ドラゴンフルーツにはホワイトピタヤ・レッドピタヤ・ピンクピタヤ・イエローピタヤなどの種類があります。ホワイトピタヤはもっとも多く食べられている種類です。果皮が赤くて果肉が白く、キウイに似た食感とさっぱりとした甘みが特徴です。

レッドピタヤは南国のフルーツらしい、鮮やかな赤色の果肉をしています。食感や味はホワイトピタヤとよく似ています。ピンクピタヤは、果肉が淡いピンク色をしているドラゴンフルーツです。華やかな見た目から、デザートの飾り用としてよく使われます。

イエローピタヤ、ドラゴンフルーツ

イエローピタヤは、ゴツゴツとした黄色い果皮に白色の果肉を蓄えています。他の種類よりも甘みが強めで、ジューシーなのが特徴です。

ドラゴンフルーツをおいしく食べる方法

ドラゴンフルーツは、バリエーション豊かな味わい方が楽しめる果物。アイデア次第でさまざまな食べ方にアレンジできます。ドラゴンフルーツのおいしさを満喫できる、おすすめの食べ方を紹介します。

ドラゴンフルーツの白実

そのまま食べる

ドラゴンフルーツの食べ方としてスタンダードなのが、カットしてそのまま食べる方法です。そのまま食す方法なら、果物としてのポテンシャルを余すところなく味わえます。ドラゴンフルーツをそのまま食べる方法は以下の通りです。

1.包丁を使って縦半分にカットする
2.半分にしたドラゴンフルーツをさらにまた縦半分にカットする
3.皮の端を持ち上げるようにして皮をむく
4.果肉を一口サイズにカットする

 

ゴツゴツとした見た目から「ドラゴンフルーツは皮が硬くてむきにくそう」というイメージを持たれがち。しかしこの方法なら、包丁1本で驚くほど簡単に皮がむけます。

ピタヤボウルにする

ピタヤボウルとは、ピューレ状にしたドラゴンフルーツにその他のフルーツやグラノーラなどを添えた冷たいスイーツです。ハワイでは定番の朝食メニューで、アサイーボウルに次いで人気があります。果肉が色鮮やかなレッドピタヤを使えば、南国気分満載のカラフルなピタヤボウルが作れます。

スムージーやサラダにしても

爽やかな甘さのドラゴンフルーツは、スムージーにするのもおすすめ。ドラゴンフルーツと好みのフルーツ・牛乳・レモン汁などをミキサーに入れ、撹拌するだけでスムージーが作れます。好みに合わせてアレンジを加えれば、オリジナルのドラゴンフルーツスムージーが楽しめるでしょう。

ドラゴンフルーツのスムージー、レッドピタヤ

ドラゴンフルーツはサラダのトッピングとしても活躍します。くせのない甘さとさくさくした食感が、サラダのいいアクセントになるからです。レッドピタヤやピンクピタヤを使えば、色鮮やかな見た目から元気をもらえるサラダが作れます。

おいしいドラゴンフルーツの選び方

甘くてジューシーなドラゴンフルーツを選ぶポイントを紹介します。おいしいドラゴンフルーツの見分け方を知っておけば、運悪く微妙な味のものを購入してしまう可能性も低くなるでしょう。

ドラゴンフルーツ(レッド)

鮮度が高いものを選ぶ

ドラゴンフルーツを購入する際は、新鮮なものを選ぶことが重要です。ドラゴンフルーツは追熟しない果物なので、鮮度が高い状態がもっとも食べ頃といえます。

追熟とは、収穫から一定時間を置くことで甘みが増していく現象。追熟しないドラゴンフルーツは、収穫した段階で甘さが確定します。そのため鮮度が高い状態で食べた方が、ドラゴンフルーツのポテンシャルを最大限に味わえるのです。

ドラゴンフルーツの鮮度を見極める際は、果皮に付いている葉のような突起部分をチェックしましょう。この部分が広くて短いものの方が新鮮といえます。しなびているものは避けたほうがベターです。

また袋入りの場合には、袋の中に水滴が付いていないものを選びましょう。ドラゴンフルーツは時間の経過とともに水分が逃げるため、鮮度が低いものは袋に水滴が付きます。

ふっくら丸く重さのあるものを選ぶ

ドラゴンフルーツを選ぶ際は、丸々とふくよかな形をしているものを選びましょう。見るからにおいしそうな、ぽってりとした形のものを選ぶと失敗が少なくなります。

また、選ぶ際は形だけでなく重さも重要なチェックポイント。ずっしりとした重みがあるドラゴンフルーツは、果汁をたっぷり含んでいてジューシーと判断できます。同じ大きさのものなら、より重さを感じる方を選ぶのがよいでしょう。

ドラゴンフルーツを保存する方法

ドラゴンフルーツのおいしさを最大限に引き出すには、購入後すぐに食べるのがおすすめです。しかし旬のときに大量に購入してしまい、一度では食べきれない場合には、冷蔵保存や冷凍保存で食べ頃の状態を少しでも長く保てるようにしましょう。ドラゴンフルーツのおいしさをキープする冷蔵保存・冷凍保存の方法を解説します。

ドラゴンフルーツ、ピタヤ

冷蔵する場合はそのまま袋に

ドラゴンフルーツを購入してすぐに食べない場合には、冷蔵保存するのがおすすめです。ドラゴンフルーツの冷蔵保存は以下のように行います。

1.ドラゴンフルーツを丸ごとポリ袋やファスナー付きの保存袋に入れる
2.冷蔵庫の野菜室で保存する

 

ポリ袋やファスナー付きの保存袋に入れるのは、ドラゴンフルーツを乾燥から守るためです。しっかり空気を抜いて密閉すれば、鮮度を保ちやすくなります冷蔵で保存できる期間は約1週間です。冷蔵してもあまり日持ちはしないので、なるべく早く食べきってしまうのがおすすめです。

冷凍する場合は一口サイズにカット

ドラゴンフルーツを長期間保存したい場合には、冷凍保存が適しています。ドラゴンフルーツを冷凍保存する方法は以下の通りです。

1.水洗いをして縦4等分にカットして皮をむく
2.食べやすい一口サイズにカットする
3.保存袋に入れて冷凍庫で保存する

 

ドラゴンフルーツを冷凍保存するときのポイントは、カットしたドラゴンフルーツが重ならないように袋に入れることです。バラバラの状態で冷凍できるため、食べたいときに食べたい分だけを解凍できます。

冷凍保存なら、手間もかからず長期間保存できるので、ドラゴンフルーツを購入したらぜひ試してみてください。

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