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2023.02.28

「成果を上げる」とはどんな意味? 例文・類語・英語表現も紹介

 

「成果を上げる」とは、よりよい結果を残すこと、出すこと。ハッキリ目立つ形の成果を上げているときに使います。記事では、例文や類語や英語表現もみていきます。

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「成果を上げる」の意味は?

「成果を上げる」という言葉はビジネスシーンで頻繁に使われています。他にもスポーツや教育の話の中にもよく出てきます。企業に勤めている人は、成果主義で成果を上げることを求められることが多いかもしれません。スポーツをしている人は、トレーニングの成果が上がっているかどうか、チェックすることもあるでしょう。おなじみの言葉を正しく使っているかどうか、一緒に確認していきましょう。

芝生の上でジャンプをしている人々のイラスト

「成果」は「せいか」と読み、「あることをして得られたよい結果」という意味があります。「上げる」はいろいろな意味で使われますが、ここでは「程度を高める」「低いところから高いところへ移す、動かす」といった意味で使われています。そのため、「成果を上げる」は「(より)よい結果を残すこと、出すこと」という意味を表す言葉です。

雑学ですが、「成果」は『精選版 日本国語大辞典』によると、違う読み方もあり、違う意味を持っています。

・「なりはて」は物事の終わった結果、のちのこと。
・「なれのはて」は、なりはてたところ、おちぶれはてた姿、落ちぶれた結果。

「せいか」と読む場合の「なしえた良い結果」というポジティブな意味とは随分異なります。

成果と結果との違いは?

「結果」は、「ある原因や行為から生じる結末や状態」のこと。よいことにも使いますが、「不幸な結果に終わった」「意外な結果が待っていた」など、どんなことにも使えます。一方、「成果」は良い結果のこと。「結果を求められる」「結果を出せるようがんばる」のように、成果に似たニュアンスで使われることもありますが、「結果を上げる」とは基本的にいいませんので、覚えておきましょう。

成果を「挙げる」も使える?

ずばり、使えます。「成果を上げる」は自分でもよく使うけれど、「成果を挙げる」という言葉を目にして戸惑った、という人もいるのではないでしょうか。「成果を上げる」と少し意味が異なりますので、しっかり確認しましょう。

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「成果を挙げる」の意味

「挙げる」には「はっきり分かるように示す」「世間に知らせるといった意味があります。従って、「成果を挙げる」という漢字を使って表現すると、「はっきりと目立つ形で好ましい結果を生み出す」という意味に。

使い方の確認

以上から、「そこそこの成果を挙げた」というのはおかしい表現だということが分かるでしょう。「素晴らしい成果をあげた」なら、「上げた」も「挙げた」も使えます「挙げた」なら、顕著に他より素晴らしい成果だったことが想像できます。

「成果をあげる」と平仮名で表記することも多いので、使い分けが明確でないときは平仮名で書いてもよいでしょう。

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