使い方を例文でチェック
「成果を上げる」を使った例文について、研究・スポーツ・ビジネスシーンの場面ごとに紹介します。
1:1年間がんばってきた研究の成果が上がり、今度学会で報告する
2:トレーニングの成果が上がって、400メートル走のタイムがよくなった
3:来月は今月の2倍の成果を上げないと、この半年の目標達成が難しい
4:あの人は、いつもまわりからの期待以上の成果を上げている
5:彼女は、任されたプロジェクトで成果を上げる為に知恵を絞っている
類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
成果が使われている言い換えを2つと、「成果」の代わりに他の言葉が使われている例を1つ、みていきましょう。意味はよく似ています。それぞれの言葉の意味やニュアンスを参考にしながら、使い分けてみましょう。
1:成果を収める
取り組みの結果として、好ましい成績や結果を得ることです。「収める」には「手に入れる、獲得する」などの意味があります。
【例文】彼女はこの分野の研究で素晴らしい成果を収めた
2:成果を出す
好ましい成績や結果を出すことです。この「出す」には、「新しく発生させる」「産出する」といった意味があります。
【例文】この勉強方法は、素晴らしい成果が出ることが証明された
3:業績を上げる
「業績」とは、事業や研究などの上での成果のことです。スポーツや勉強では「成績」と言い換えて使えるでしょう。
【例文】彼女は、チームリーダーとして見事な業績を上げています
英語表現は?
「成果を上げる」を表すのによく使われる英語は「get results」「produce results」などです。それでは、例文をみていきましょう。
1:I want to get results.(私は成果を上げたいです)
「get results」で「成果を出す」ということを表します。「result」が結果を意味するので、それを「get」つまり「取る」わけです。
2:I expect you to produce results!(成果を上げることを期待していますよ!)
「produce results」で「成果を上げる」という意味。「results」(結果)を「produce」(出す)というわけです。
3:She will surely be successful at work.(彼女はきっと仕事で成果を上げるでしょう)
「be successful」で成功している状態を意味します。
最後に
「成果を上げる」について見てきました。普段何気なく使っている言葉かもしれませんが、メールなど文字にして書くときに、どの漢字を使うかなど、しっかり覚えておきたいところです。
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