「性格が前向き」
前向きな性格で、失敗を成長の機会と捉えられる人は、高い潜在能力を持っているでしょう。このタイプの人は、仕事やプライベートで大きなミスを犯しても、長く落ち込むことはありません。もちろん失敗についてはしっかりと反省しますが、次の機会に活かすことに焦点を当てています。そのため、周囲からは「いつも前向きな人」と評価されることが多いです。
潜在能力を発揮する6つの習慣
この章では、潜在能力を引き出す方法について説明します。心理学の分野であるNLPでは、他人ができることは自分もできるとの信念が共有されているそうです。
どれだけ優れた人物がいようとも、人間の能力は基本的には変わらないため、模倣することでその能力を身につけることが可能です。潜在能力を高めたい方は、以下の方法を実践してみてください。
・たくさん読書する
多くの書籍を読む 潜在能力を開花させるもうひとつの方法は、多くの書籍を読むことです。書籍を通じて、既に高い能力を発揮した人々の思考を学べます。例えば、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグ、孫正義など、能力を発揮している多くの成功者は、読書を大切にしています。読書を通じて新たな視点や価値観に触れ、自身の考えを深めているのです。
・モデリングする
目標とする人をモデリングするのも、有効です。NLPでは、憧れや目標とする人の行動や考え方を模倣することを「モデリング」と呼んでいます。成功している人物の行動パターンや思考方法を真似ることで、通常の自己能力を超える力を発揮できるという考え方です。自分が目標とする人物を思い浮かべ、その人物の行動を模倣してみてください。
・まずはアクションを起こす
潜在能力を引き出すためには、まず行動に移さなければなりません。行動を起こさなければ、何も起こらないでしょう。潜在能力を発揮している人々は、単純に行動を起こしています。本章を読んで、何か一つでも実践できることがあれば、まず行動してください。内面と向き合い、考え方や行動パターンを変えられれば、能力を引き出せるでしょう。
・付き合う人を吟味する
付き合う人を吟味するのも重要です。普段一緒に過ごす人々は、考え方や行動に大きな影響を与えます。人々は通常、似た考え方や行動をする仲間と時間を過ごします。逆にいえば、周囲の人々の考え方や行動に影響を受け、自分も同様の思考や行動を取るのです。周囲の人々が潜在能力を発揮できない場合、あなたも同様になるかもしれません。
・目的意識をもつ
目的に焦点を合わせましょう。潜在能力を引き出すためには、常に目的意識を持つことが必要です。目標に対して意識を集中すれば、思いがけないアイデアが浮かぶかもしれません。
日常のあらゆる瞬間に目標に意識を向けることで、新しいアイデアが浮かんだという成功者は、非常に多いようです。多くの時間を自分の目標に集中することが重要です。
・ネガティブな思考を捨てる
ネガティブな思考は、不要です。潜在能力を引き出すためには、自身の中のネガティブな思考を排除しなければなりません。潜在能力を発揮している人々を見ると、「自分とは違う」「能力が違う」と考えてしまうかもしれません。しかしこのような思考は、「できない理由」を作り出しているだけです。自己イメージや思い込みを解消しましょう。
良い習慣を身につけて潜在能力をあげよう!
潜在能力を発揮する方法として、本章では以下6つを紹介しました。
1.たくさん読書する
2.モデリングする
3.まずはアクションを起こす
4.付き合う人を吟味する
5.目的意識をもつ
6.ネガティブな思考を捨てる
何よりも、行動しなければ現状は変わりません。少しでも「できそう」と感じたものがあれば、どんどん実践していきましょう。
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