忙しいワーキングウーマンの知恵を集結!
考えなくてもごはんを格上げ!
時間や手間はかけなくても、ポイントさえ押さえておけば、おいしく、美しく、おしゃれな晩ごはんに早変わり!今夜から始めてみて!
【Technique 1】
シンプルな料理だからこそ、調味料にだけはこだわって
豆腐や生野菜などの素材に調味料を〝かけるだけ〞の料理は、忙しい平日の強い味方。調味料のよしあしはそのままおいしさの違いに直結!「ごま油やオリーブオイルは、加熱用の手ごろなものと、生のままかける用の香りのよいちょっと高級品、の2種を使い分けています」(インスタグラマー・ko8yacさん)。茅乃舎だしは「卵に溶いてチャーハンにする」(ショールーム セッションPR・最勝久美子さん)や「袋を破ってそのままおみそ汁に入れる」人もいるなど、応用範囲の広さも人気。
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DEAN & DELUCA カスティージョ・デ・カネナ 冷燻オリーブオイル アルベキーナ種 250ml 2,700円、鎌田醤油 だし醤油 200ml×3個入り 600円、原了郭 黒七味 木筒 6g 900円、蔵元 寺田本家 酒粕ちいず 100g 700円、九鬼産業 ヤマシチ純正胡麻油 170g 350円、久原本家 茅乃舎 茅乃舎だし 8g×30袋入り 1,800円、ろく助本舗 ろく助塩 白塩 顆粒タイプ 150g 1,000円
【Technique 2】
たっぷり薬味でおしゃれな味になる
「大葉、ねぎ、パクチー、ミョウガさえあればなんでもおいしくなる」(出版社勤務・下河辺さやこさん)といった薬味&香草LOVEの声多数!簡単レシピも、仕上げに薬味を加えることで香りと風味が増して手抜き感が帳消しに。「市販の刻みねぎなど、カット済みの薬味を常備しておくと便利!」(モデル・森 絵里香さん)。「葉ものの香草は、しめらせたクッキングペーパーに包んで保存袋に入れて保存。冷蔵庫に入れて1週間程度は平気でもちます」(本企画担当エディター・酒井亜希子)。
【Technique 3】
加工食品は麺やごはんと一緒に食べればメインディッシュに
味気ない気がするお惣菜や缶詰も、ワンプレートごはんにすれば満足感UP。「野菜を食べたい!と体が欲する日は、成城石井のパクチーサラダをごはんに添えて」(Domani編集長・福田葉子)。「タイカレー缶は水気をよく切ったそうめんと和えて、パクチーをモリモリ盛る」(インスタグラマー・ko8yacさん)。「サラダチキンはごはんにのせて鶏がらスープを注ぎ、おろし生姜を入れれば奄美大島の鶏飯ふう」(インスタグラマー・myumyu1978さん)というアイディアも。
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成城石井 成城石井自家製 鶏ひき肉のスパイシー和えのパクチーサラダ 499円(関東店舗限定)、いなば食品 チキンとタイカレー(グリーン)125g 175円、セブン&アイ・ホールディングス セブンプレミアム サラダチキン プレーン 115g 198円
【Technique 4】
アボカド、豆腐、納豆、卵、トマトさえあればなんとかなる!
働くアラフォーレシピは「火を通さないでOK」「食べごたえはそこそこ欲しい」「良質なたんぱく質をきちんととりたい」といった理由で、この5食材に人気が集中。トマトは買いやすく調理が簡単な野菜として常備している人が多い模様。そのほか、「ごはんは週末にまとめて炊いておき、1膳分ずつ冷凍しておく」のはもはや働く女性の常識!丼ものに、チャーハンに、おかずのおともに、アレンジは無限大。
【Technique 5】
お気に入りの器に盛り付ければ気分がアガる!
考えない晩ごはん上手な人ほど「お惣菜でもなんでも、器に移すのは基本!」と主張。「器にきれいに盛り付けることでおいしそうに見える」(ヘア&メークアップ アーティスト。高橋里帆さん)。「どんなに手を抜いても、好きな器を使えばしょんぼりしないで済む」(インスタグラマー・ko8yacさん)。とはいえ「洗い物は増やしたくないので、できるだけワンプレートに盛り付けるようにしている」という、忙しいアラフォーならではの声もチラホラ。
Domani5月号「平日は〝考えない晩ごはん〟」より
本誌構成時スタッフ:撮影/sono(bean) 料理・スタイリスト/橋本彩子 構成/酒井亜希子・赤木さと子(スタッフ・オン)