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LIFESTYLE レシピ

2025.03.22

バルサミコ酢の代用は?ウスターソースや酢の代用レシピも解説

「バルサミコ酢がない!」というときは代用アイデアが役立ちます。自宅にあるものでバルサミコ酢の味わいを再現できるアイデアをチェックすれば、バルサミコ酢がなくてもおいしく仕上げることが可能です。バルサミコ酢がどのような調味料なのかを知った上で、代用アイデアを見ていきましょう。

バルサミコ酢とは?

バルサミコ酢の代用アイデアを活用するために、バルサミコ酢がどのような特徴を持つ調味料なのかを紹介します。味わいや使い方の特徴を知ることで、適切な代用アイデアを選ぶために役立つでしょう。

バルサミコ酢

(c)AdobeStock

バルサミコ酢の特徴

バルサミコ酢とは、ブドウ果汁とワインビネガーを煮詰めて、木のたるで熟成して作る果実酢の一種のことです。イタリアでは法律で製造方法・生産地・構成成分が決まっており、基準を満たしていないものは、バルサミコ酢とはいえません。

見た目は黒に近い深い色味をしており、まろやかな甘酸っぱさのある味わいとフルーティーな香りが特徴です。濃厚な風味を生かして、料理やデザートのアクセントなどに用いられています。

バルサミコ酢の使い方

料理にバルサミコ酢を使うときには、加熱するととろりとしたソースになります。肉や魚のソテーにかけると、いつもと違った味付けが可能です。

ドレッシングを作るとき、酢をバルサミコ酢にするのもよいでしょう。濃厚な風味でいつもとひと味違うサラダになります。

バルサミコ酢はデザートにもおすすめです。そのままバニラアイスにかければ、バルサミコ酢の香りが広がりコクもアップします。ひと手間かけるなら、バルサミコ酢を煮詰めて冷やしたものをかけてもOKです。

オレンジジュースと煮詰めれば、ワッフルやフルーツなどにも合うソースになります。

バルサミコ酢とワインビネガーの違い

バルサミコ酢と同じように、ブドウ果汁を使って作る果実酢にワインビネガーがあります。バルサミコ酢がイタリアで生まれたのに対して、ワインビネガーはフランスで生まれました。

古くなり酸味が強くなったワインを調味料として使ったのが、ワインビネガーの始まりです。ブドウ果汁にワイン酵母を混ぜて発酵させてから、酢酸菌を加えてさらに発酵させて作ります。

味わいは、バルサミコ酢がまろやかで甘酸っぱく感じられるのに対して、ワインビネガーはさっぱりとしているのが特徴です。

バルサミコ酢の代用アイデア

濃厚な風味やワイン果汁由来のフルーティーさなどをプラスできるバルサミコ酢を使うと、いつもの料理やデザートにアクセントを加えられます。ただしバルサミコ酢を常備していない家庭もあるでしょうし、タイミングによっては切らしていることもあるでしょう。

バルサミコ酢

(c)AdobeStock

そのようなときには、バルサミコ酢の代用アイデアが役立ちます。組み合わせることで、バルサミコ酢の代わりに使える調味料をチェックしましょう。

ウスターソース+酢

「ウスターソース+酢」の組み合わせは、バルサミコ酢のフルーティーさに似た味わいを作れる代用アイデアです。フルーティーさを感じる味わいになるのは、ウスターソースに含まれている果物によります。

組み合わせる酢を米酢や穀物酢ではなく、黒酢や赤ワインビネガーに変えると、よりバルサミコ酢に近い味わいにすることが可能です。

この代用アイデアを使用するときには、ウスターソースに含まれている塩分に注意しましょう。塩分を含んでいる他の調味料とのバランスを考慮する必要があります。

お好み焼きソース+黒酢

お好み焼きソースやとんかつソースといった濃厚ソースは、果物・野菜・香辛料を熟成させて作ります。果物を含んでいるため、バルサミコ酢のフルーティーな味わいに近づけるときに向いている調味料の一つです。

「お好み焼きソース+黒酢」の組み合わせでは、バルサミコ酢と同じように長期間熟成させて作る黒酢により、濃厚ソースにコクをプラスできます。

赤ワイン+砂糖+酢

ブドウ果汁とワインビネガーを煮詰めてから熟成させるバルサミコ酢は「赤ワイン+砂糖+酢」で代用可能です。赤ワインのみではバルサミコ酢の酸味やコクが足りないため、砂糖と酢で味を整えます。

酢を白ワインビネガーにするとよりフルーティーな味わいになり、砂糖をカラメルにしてから加えるとコクをプラスできます。また子どもやお酒が苦手な人がいる場合には、赤ワインをブドウジュースにするのもおすすめです。

バルサミコ酢をそのままかけて使うときや、バルサミコ酢でドレッシングを作るときに向いています。

オイスターソース+オリーブオイル

かきエキスに砂糖・塩・魚醤・しょうゆなどを加えて作るオイスターソースは、深いコクを味わえるのが特徴の調味料です。

「オイスターソース+オリーブオイル」の組み合わせにすることで、オイスターソースのコクにオリーブオイルのフルーティーさをプラスできます。

バルサミコ酢と比べると酸味が少ない代用レシピです。

ワインビネガー+砂糖

バルサミコ酢と同じようにブドウ果汁からできるワインビネガーは、バルサミコ酢の代用品として使えます。

ワインビネガーは赤ワインビネガー・白ワインビネガーの2種類です。バルサミコ酢にできるだけ近づけるにはフルーティーさを感じられる赤ワインビネガーが、さっぱりした味わいにするには白ワインビネガーが向いています。

ワインビネガーよりもバルサミコ酢の方が甘味が強く感じられるため「ワインビネガー+砂糖」の組み合わせで、甘味をプラスするとよいでしょう。

しょうゆ+酢+砂糖

バルサミコ酢のコク・甘味・酸味のバランスに近づけるなら「しょうゆ+酢+砂糖」の組み合わせが向いています。材料を混ぜて煮詰めれば、とろみがついてコクのある味わいになり、ソースやたれとして使用可能です。

ただしどの調味料にも果物が含まれていないため、バルサミコ酢のようなフルーティーな風味はありません。和風の味付けになります。

ブドウジュース+酢

炒め物や煮込みにバルサミコ酢を使うレシピであれば、代用品には「ブドウジュース+酢」の組み合わせが向いています。ブドウジュースの果実感に酢の酸味が合わさることで、バルサミコ酢を入れたときのように仕上がる代用アイデアです。

酢を赤ワインビネガーに変えれば、さらにバルサミコ酢の味わいに近づきます。

ブドウジュース+酢+蜂蜜

肉料理のソースとしてバルサミコ酢を使いたいときには「ブドウジュース+酢+蜂蜜」がおすすめです。ブドウジュースのフルーティーさに酢の酸味が加わり、蜂蜜でコクととろみがプラスされるため、バルサミコ酢に近づきます。

さらにコクを増して肉量に合う味わいにするには、ソースとして煮詰めるときに、バターや肉汁を加えるとよいでしょう。

バルサミコ酢がなくても大丈夫!

トマトのサラダとバルサミコ酢

(c)AdobeStock

ブドウ果汁とワインビネガーを煮詰めて熟成させたバルサミコ酢は、料理やデザートに香り・コク・甘味などをプラスできる調味料です。常備してあると、手軽にいつもとひと味違う味わいを楽しめます。

またバルサミコ酢がないときには、身近な調味料での代用も可能です。例えば果物を使って作るウスターソースや濃厚ソースはバルサミコ酢のようなフルーティーな味わいに近づけるのに役立ち、さらに赤ワインに砂糖や酢を合わせればバルサミコ酢に近い味わいに仕上げられます。

紹介した代用アイデアを参考に、バルサミコ酢を使ったレシピにチャレンジしてみましょう。

メイン画像・アイキャッチ/(c)AdobeStock

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