【目次】
「働くママこそ〝息抜き〟したい」そのための、準備を教えます!
たまの飲み会や気の置けない友人とのカフェでのおしゃべり…。
出産前までは何気なく思えた時間も、「子どもの預け先は?」「食事の用意は?」など、いざ実行するとなると予想以上に大変だということがワーママへの取材から明らかに。そんな彼女たちが自分の時間を確保するために周囲へ行っている根回しテクとは。結果から言うと…みなさん、かなり周到に用意していました!
【テクニック1】夫・子どもへのフォローは入念に!
▲やっぱり、「食事の準備は必須」という声が圧倒的(涙)
ワーママたちがいちばん気を使っていたのは「夫」「子ども」へのフォロー。
●「夫は料理がまったくできないので、夫のごはんと子どものごはん&お弁当、おやつまできっちり用意してから外出。けっこうな手間がかかりますが、自分の時間を確保するにはしょうがないとあきらめています」(33歳・6歳の子のママ)
●「日ごろから夫とスケジュールアプリでお互いの予定を共有。私が女友達と夜外出するときは、ただちにアプリへ登録。『この日は友達との食事があるので、夕方以降、子どもの夕食、お風呂、歯磨き、寝付かせをお願いします』と丁重に申し入れます。夫自身は自由に飲みに行ったりもするので、自分ばっかりお伺いを立てるのは若干モヤモヤしますが…」(34歳・1歳の子のママ)
●「ふだんから夫と子どもが触れ合える時間を意識的にとるようにして、子育てに自信をもってもらえるように『パパに任せると安心~』と声をかけています。その作戦が効して子ども抜きのランチ会などのときににも見てもらえるようになりました」(32歳・0歳の子のママ」
と、夫を「褒めて伸ばす」作戦にでる人も…。
【テクニック2】朝時間や子育てサポートサービスの活用で時間を確保
一方で、仕事の都合などで夫に頼めない、という事情を抱える人もちらほら。そんなときは…。
●「ひとりになりたいときは、子どもたちがまだ起きだす前の早朝に時間を確保。散歩にいったり、24時間営業のファミレスでぼんやりするのが私にとっての癒しの時間です」(32歳・4歳の子のママ)
●「実家に預けられないときは、近所の託児ルームやシッターサービスを活用。1回でけっこうな出費になるので、『本当にこの外出は必要かな』など、会いたい人や行きたい場所かどうか見極められるようになりました」(35歳・1歳の子のママ)
●「育児に消極的なパパたちをママ同士の集まりに召集。仲良くなってきたところで、パパ同士で子どもを見てもらうことに成功(笑)」(38歳・6歳の子のママ)
【テクニック3】実は夫には言わず、こっそり…という手もアリ⁉
中には、夫には言わずに、〝こっそり〟息抜きしているしているという人も。
●「ごくたまに早めに子どもを寝かしつけて、夫が帰ってくるまでの数時間が自分だけの息抜きタイム。撮りためたドラマを見たり、とっておきのお酒を少しだけ飲んだり…。けっこう満喫しています」(35歳・4歳の子のママ)
●「仕事と育児で疲れ切ったとき、夫に内緒で実家やママ友に預けて出かけることも。ほぼワンオペ育児のため、自分のメンタルを保つためには必要なことと思っています」(37歳・1歳の子のママ)
【テクニック4】最後はやっぱり…周りへの「感謝」が特効薬!
いろいろと根回しをしつつも、やっぱり強いのは「ありがとう」のひと言。
●「外出の前準備もさることながら、重要視しているのが帰宅後の夫へのねぎらい。『友人たちとの時間を満喫できた!あなたと結婚してよかった!!』と大げさすぎるほどに感謝の気持ちを伝え、次の外出予定への布石としています(笑)」(32歳・3歳の子のママ)
●「ひとりで出かけるときは実家に預けることが多いのですが、お土産や夕食のおかずになるような食材を買って帰ったりなどの気遣いは忘れないようにしています。血のつながった家族とはいえ、お礼と感謝の気持ちを忘れないことがお互いにいい関係を続けられる秘訣だと思っています」(39歳・7歳の子のママ)
仕事も、家庭も、自分の時間も大切。毎日をアクティブにいきいきと過ごすためにも、今日からあなたも「息抜き」上手になってみては?
取材/佐々木 恵(スタッフ・オン)