【目次】
・失敗しないハードディスクの選び方とは?
・オフィスや自宅に便利な据え置きタイプ
・持ち運びも簡単ポータブル型のおすすめとは
失敗しないハードディスクの選び方とは?
外付けの「ハードディスク(HDD)」はパソコンやテレビなどの家電に外部接続して、データを補助的に記憶する装置です。現在はさまざまなタイプのハードディスクがあり、目的によって容量や大きさを使い分けるのが基本です。どのような選び方があるのか、詳しく見ていきましょう。
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目的によって適切な容量を選ぼう
外付けハードディスクには、データを記録できる「容量」がありますが、容量がどれだけ必要なのかは「目的」によって異なります。
テレビ録画機能の記録媒体としてハードディスクを使う場合、1週間で何時間の番組を撮りためておきたいかを考えましょう。1TBは、地上デジタルなら120時間、BSデジタル・110度CSなら90時間が目安です。
パソコンのバックアップや補助記憶装置として活用する場合も、保存したいデータの大きさや量を考慮します。1TBは、デジカメ写真(4MB)なら25万枚、1分100MBの動画なら約166時間分が目安です。
なお、コネクタのタイプはUSB2.0とUSB3.0があり、USB3.0の転送速度はUSB2.0の約10倍です。USB2.0対応機器への互換性もあるため、新しく購入するなら、速くて便利なUSB3.0タイプを選びましょう。
据え置き型とポータブル型の2種類がある
外付けハードディスクには「据え置き型」と「ポータブル型」の2種類があります。
「据え置き型」は、オフィスや自宅など所定の場所に置いて使うのが前提で、基本的にコンセントタイプのAC電源が必要です。外へ持ち運ぶには不向きですが、ポータブルよりもやや安価で容量が大きいものが多いため、大事なデータを大量にバックアップしたい時に重宝するでしょう。縦置きと横置きの両方に対応するモデルや、冷却機能が付いているタイプもあります。
「ポータブル型」は、USBから給電するのが基本で、コンセントがない場所でも使用が可能です。持ち運びを想定しているため、コンパクトで軽量ながら、耐衝撃性が考慮されているのが特徴でしょう。ハードウェア暗号化やパスワードロックなど、盗難や情報の漏洩を防ぐための安全機能も充実しています。
オフィスや自宅に便利な据え置きタイプ
オフィスや自宅を中心に使う人は、本体に安定感があり、かつコストパフォーマンスに優れた「据え置き型」を選びましょう。どれにしようか迷った時は、有名メーカーの人気アイテムを選ぶと失敗が少ないです。
大容量が人気 バッファロー「2TB HDV-SQ2.0U3/VC」
「バッファロー」は名古屋に拠点を置くパソコン周辺機器の国内でも有名なメーカーです。ハードディスクやマウス、無線ルーターなど身の回りのさまざまな製品を手掛けており、クオリティと価格のバランスの良さでは高い評価を得ています。
「2TB HDV-SQ2.0U3/VC」は、テレビ下の空きスペースにも無理なく入る横置きタイプで、オールブラックのクールなボディは他のインテリアに違和感なくなじむでしょう。テレビやレコーダーが換わっても録画番組を引き継いで再生できる「SeeQVault™(シーキューボルト)」に対応しているため、リビングのテレビで録画したHDDを別の部屋のテレビで鑑賞することも可能です。
商品名:バッファロー 2TB HDV-SQ2.0U3/VC
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2番組同時録画も可能 エレコム「ELD-ERT010UBK」
エレコムの「ELD-ERT010UBK」は、USB3.0のテレビ録画用で2番組の同時録画も可能です。縦置きと横置きの両方に対応しており、テレビ周りの空きスペースが無駄なく使えます。
自然対流によるケース内に熱がこもらないファンレス設計で、ファンの耳障りな音に悩まされることもありません。機器の扱いが不慣れな人もいるでしょう。そのような場合は「かんたん接続ガイド」や「電話サポート」の機能も付いているので安心です。
商品名:エレコム ELD-ERT010UBK 1TB
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macOSにも対応 ロジテック「LHD-EN2000U3WS」
パソコン・ゲーム・テレビにマルチで使えるUSB3.0タイプで、macOSにも対応しています。接続した機器の電源に合わせて自動的にオン・オフの切り替えがされるので、消費電力の削減にも良いでしょう。内部に空気の通り道を作ることで、冷却ファンなしでも熱をしっかり放出します。音が静かなので、パソコンの脇に置いても邪魔になりません。
商品名:ロジテック LHD-EN2000U3WS 3TB
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持ち運びも簡単ポータブル型のおすすめとは
フリーアドレスのオフィスや、外で仕事をすることが多いノマドワーカーには、持ち運びが便利な「ポータブル型」が役立ちます。容量のほかに、サイズや重量、デザインの良さなどもチェックしましょう。
コンパクトでシンプル 東芝「CANVIO BASICS HD-AC10TK」
東芝の「CANVIO BASICS」はUSB3.0に対応した2.5インチサイズです。macOSで使う時は再フォーマットが必要ですが、Windows PCならケーブル1本ですぐに使えます。80×119×15mmのコンパクトサイズ(1TB)は、カバンの中に入れてもかさばりません。面倒な配線が不要なので、機器の扱いが苦手な女性にもおすすめです。
商品名:東芝 CANVIO BASICS HD-AC10TK 1TB
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高速転送が便利 MARSHAL「miniSHELTER 2.5インチ MAL2750EX3-BK」
USB3.0の高速転送に対応した2.5インチタイプで、光沢感のあるスタイリッシュなボディが目を引きます。放熱性や耐衝撃性に優れ、かつ持ち運びが便利なので、仕事や趣味のよき相棒になってくれるはずです。容量は80GB~1TBまで細かく分かれているので、用途によって使い分けると良いでしょう。録画は、「アイリー」「ブラビアピエラ」「アクオス」など各社のテレビに対応しています。
商品名:MARSHAL miniSHELTER 2.5インチ MAL2750EX3-BK 750GB
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PCとの相性も良い WESTERN DIGITAL「WD ELEMENTS PORTABLE 2TB」
USB3.0に対応した高速転送タイプで、外装から内蔵まで一貫して自社製にこだわっています。2年間の品質保証が付いているのもWESTERN DIGITALの純正デジタルならではのサービスです。
82×110×15mm(21mm)のコンパクトなボディからは想像できないぐらいたくさんのデータが保存できるので、見たいテレビの録画も容量を気にせず撮りためておくことができるでしょう。容量は500GB~4TBまで幅広くそろいます。2TBの大容量で1万円以内というリーズナブルな価格にも注目してみましょう。
商品名:WD HDD ポータブルハードディスク 2TB
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