ベースメイクの正しい順番は?
まずはスキンケアを完了させる
メイクに取り掛かる前に、まずはスキンケアを完了させましょう。
スキンケアは、朝と夜とでは目的が違います。朝、メイク前のスキンケアではこれから受けるダメージを防ぐことが目的のひとつ。夜の間に溜まった皮脂をしっかりと洗い流し、失ったうるおいを補給、さらに紫外線などこれから受ける外的環境対策を正しく行いましょう。
朝のスキンケアの順番は以下の通りです。
洗顔
↓
化粧水
↓
乳液(またはクリームやオイル)
↓
UVケア
乾燥が激しい人はクリームやオイル、メイクが崩れやすい人は乳液を使用するのがおすすめです。
ファンデーションの種類によってベースメイクの順番が変わる
ベースメイクは、パウダーファンデーションを使うかリキッドファンデーションを使うかで順番が少し変わるのが一般的です。
パウダーファンデーションを使う場合
1. 日焼け止め
2. 下地
3. コンシーラー
4. パウダーファンデーション
5. ハイライトやシェーディング
ナチュラルな仕上がりにしたい場合、ハイライトやシェーディングをファンデーションの前に使用するパターンもあります。
リキッドファンデーションを使う場合
1. 日焼け止め
2. 下地
3. リキッドファンデーション
4. コンシーラー
5. フェイスパウダー
6. ハイライトやシェーディング
リキッドファンデーションの場合はコンシーラーをファンデーションの後に使用することで、ヨレずにキレイな仕上がりが叶います。
ベースメイクの順番をさらに細かく解説
まずはスキンケアの油分をティッシュでオフ
時間がある場合は、スキンケア後に手でしっかりなじませ数分置くのが理想ですが、忙しい朝はティッシュで顔に残った油分をオフするのがおすすめ。これをするかしないかで、メイクの持ちが変わってくると言われています。
日焼け止めやBBクリームを使うタイミングは?
日焼け止めを使う場合
日焼け止め→下地→ファンデーションが正解!
日焼け止めは肌を紫外線から守るもの。そのため肌に直接触れるスキンケアの最後に投入するのが正解。また、下地を塗ってから日焼け止めを塗ってしまうと、下地の効果が半減しファンデーションとの密着が悪くなってしまうので、日焼け止めは下地の前に肌に塗っておいて。
BBクリームを使う場合
スキンケア→BBクリーム
そもそもBBクリーム自体が日焼け止めや下地、ファンデーションの役割をはたすものなので、スキンケア後に塗るだけでベースメイクが完成します。ただし、もっとメイク感がほしいときや、肌悩みをしっかりとカバーしたいときは、BBクリームの後にコンシーラーやパウダーファンデーションを重ねてもOK!
下地はつけすぎず、丁寧に塗る
下地はファンデーションとの密着性を高めてくれるアイテム。しかしたっぷりとつけてしまうと逆に崩れやすくなってしまいます。全顔で5mmほどのパール粒を塗布しましょう。
「下地は多すぎても少なすぎても崩れの原因に。5mm程度のパール粒を指にとり、指のはら(第2関節くらいまで)に広げてから塗布します。こうすると薄膜でムラなく塗れます。頰の内側から外側へと塗りのばし、そのあとに額、鼻、あご、目元にも塗ります。最後に乾いたスポンジで顔全体をトントンするとなじみがよくなり、余分な油分がオフできます」(ヘア&メイク 佐伯エミーさん)
【パウダーファンデーションの場合】コンシーラーを塗る
パウダーファンデーションの場合は、下地の後にコンシーラーを塗ります。
気になる部分にコンシーラーをのせて、指の腹でポンポンと軽くたたくようになじませていきましょう。
ファンデーションを塗る
パウダーファンデーションの塗り方
1. スポンジにファンデーションをなじませます。
2. スポンジの端を持ち、ペラペラと肌をなでるように塗っていきましょう。
「パウダー派の人にありがちなのが、エグるように力を入れて押し塗りしちゃうこと。これだと粉がつきすぎるし、塗ったそばからヨレたりします。肌に当てたとき、スポンジが折れるのは力が強すぎる証拠です。下地をきちんと塗っていればくずれる心配はありません。ただ、下地をつけすぎると逆にくずれやすくなったりヨレたりするので気をつけてください」(ヘア&メイク レイナさん)
リキッドファンデーションの塗り方
1. リキッドファンデーションをスポンジになじませます。
2. シミや色ムラなど、肌のアラが目立つ目の下、小鼻、顔の内側を中心に塗っていきます。
3. スポンジに残ったもので顔の外側をサッとなじませましょう。
スポンジに水を含ませて使用すると、フィット感がさらにアップします。