1:だしはパックで十分!お料理達人たちが愛する美味パック
だしを必ずとるプロの料理人でも、味噌汁には二番だしを使う、という人が多いもの。普段のだしは、簡易パックで十分。近年は、無添加・高品質のだしパックが充実しています。
a:港町・焼津の、料亭などにだし素材を卸している老舗メーカーの家庭用だし。混じりけがないのに奥行きのある味」(エディター 松田亜子さん)やいづ善八 やきつべのだし 鰹荒節 20袋 ¥1,420
b:「具沢山の豚汁など、献立の主役を張る味噌汁にはコレ。風味が強く華があります」(エディター・料理家 門司紀子さん)小林甚製麺 あごだしスープ 14袋 ¥500
c:クセがなく、どんな具にも合うと愛用者多数。 茅乃舎 減塩 茅乃舎だし 27袋 ¥1,800
d:「塩気が強めなので、具が野菜で水っぽくなりがちなときも味がしっかり決まります。煮物も、ほとんど味付け
をしなくてもこのだしで味が決まる」(フォトグラファー 松原敬子さん)歌行燈 だしのもと 25袋 ¥900
2:30以上の味噌蔵を訪れたツウが選ぶ日本のベスト3
昔ながらの木桶仕込みで味噌をつくる蔵を、全国30か所以上巡ったという味噌マニアの岩木みさきさん。そこで出合った、職人のガチな想いが活きる無添加味噌を小分けして頒布しています。
京都の白味噌、神奈川の米味噌、山口の麦味噌を200gずつパックした、三〇KURA(みそくら) ガチみそ 生みそ食べ比べセット ¥1,879。使い切りやすい小容量なのがうれしい。すべて酵母が生きた無添加の生味噌。
3:イチからだしを取るときも時短テクを駆使
毎日だしをとるなら、水出しがおすすめ。冷蔵庫に入れておくだけなので手間いらず。ときどき使うなら、まとめて取っておいて、余った分を冷凍保存するのが便利です。
左:「冷凍するときは、だしを濃いめに取るのがコツ。ひとり分の味噌汁をつくるときに便利」 (エディター・料理家 門司紀子さん)
右:〝ハリオ〟のフィルターインボトル(私物)。「水に煮干しや昆布を入れて放置。冷蔵庫のドアポケットに」(エディター もりたじゅんこさん)
4:容器の中で合わせ味噌。昆布を仕切りに
味噌は複数混ぜる程、旨みが増すと言われます。「ホーロー容器に2種類を入れて、料理に合わせて混ぜています。仕切りには昆布を」 (料理ライター 渡辺ゆきさん)赤と白の2種類があれば、混ぜ具合でいろいろな味に!
5:究極をいえばだしがなくても味噌汁はおいしい
「味噌をお湯で溶いて、クミンやペッパーなどを散らせば即席の味噌スープに。忙しいとき、片手で飲めます」(エディター 松田亜子さん) 「ジャガイモ、キャベツ、玉ねぎなどを煮込むと、だしなしでも優しい味の味噌汁に。たくさん煮ておいて、使う分だけ取り分けます。時間をおいた2日目は、野菜の甘みがさらに増します」(料理ライター 渡辺ゆきさん)
<アイディアを教えてくれたのは…>
エディター・料理家 門司 紀子さん
エディターとして活躍の傍ら、ケータリング「mon-deli」を主宰。
エディター もりた じゅんこさん
本企画担当。八丁味噌のふるさと、愛知県三河地方出身。
健康エディター つつみ ゆかりさん
発酵食品に関する取材も多く、味噌づくり教室にも多数参加。
フォトグラファー 松原 敬子さん
食特集ほか、レストランガイドや旅など食の撮影を多く手がける。
フォトグラファー sonoさん
本企画の撮影を担当。料理に加え、器や盛り付けにも造詣が深い。