髪を切りたいと悩んだらまず考えること
髪を切る・切らないで迷ってしまい、なかなか結論が出せないままに過ごしている人は多いものです。後悔しない選択をするためにも、まずは髪を切りたいと感じる心理と、あらかじめ考えておくべきポイントをチェックしていきましょう。
髪を切りたい時の心理
人が「髪を切りたい」と感じるとき、その心の奥にはいくつかの共通する心理が潜んでいることがあります。中でも多く見られるのが、「ストレス発散」「気分転換」といった、現状を変えたいと願う心理です。これは、見た目を変えることで内面にも変化を起こそうという深層心理の働きの一つです。一方、「今のヘアスタイルに飽きた」「気に入ったヘアスタイルを見つけた」と言う理由から髪を切りたいと考える人も多くいます。この場合、心を動かしているのは心理的な理由よりも、「より美しくありたい」という美意識からくるものです。
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なぜ髪なのか?
先述のとおり、「ストレス発散」や「気分転換」を目的に髪を切りたいと感じる人は多いものですが、では、どうして人はその手段として髪を切ることを選ぶのでしょうか?
その理由としてまずあげられるのが、「ヘアスタイルには、見た目の印象を大きく変える力があるから」です。実際に、「ロングヘア=女性らしい・上品で落ち着いた人」「ショートヘア=中性的・活発でサッパリした人」と言うイメージは、社会に広く浸透しています。ゆえに、例えばおとなしいと思われがちな自分を変えたいと思っている人が、イメージを変える手段としてばっさり切りたいと考えるのは自然なことです。また、髪はたとえ切ったとしてもいずれは再び伸びるものです。「失敗してもなんとかなる」と考える人にとっても、髪を切るのはちょうどよい選択なのかもしれません。
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髪を切る前に考えるべきこと
いずれ再び伸びるとしても、一度切った髪を今日明日で元に戻すことは不可能です。いざ髪を切るにあたっては、以下に紹介するポイントをしっかりと確認しておきましょう。
- 新しいヘアスタイルを気に入るとは限らない
- すぐに飽きてしまうかもしれない
- 勢いで切った場合、後悔する可能性が高い
- ドレスや着物を着るようなイベントが近い場合、ヘアアレンジの選択肢が限られる
- 長さによっては髪を結べず困る可能性がある
切ってしまってから「こんなはずでは」と思うことのないように、これらの可能性について考えてから決断するのがおすすめです。
自分で髪を切ってみる
「髪を切りたくてたまらないのに、忙しすぎて美容院にいく暇がない」という人におすすめなのが、自分で自分の髪を切るセルフカットです。そのメリットやデメリット、具体的な方法を確認していきましょう。
自分で髪を切るメリット・デメリット
セルフカットの大きなメリットと言えば、何といっても「好きなタイミングで髪を切れる」という点です。オン・オフ共に忙しい女性にとって、時間に縛られず、気が向いたときに実行できるというのは、うれしいポイントです。またセルフカットは「お金がかからない」ので、美容にかけるコストを削減したいという人にはメリットがあります。
一方で、セルフカットには、「失敗してしまうリスクがある」「美容院のような仕上がりを実現するのは難しい」というデメリットがあります。「万が一失敗したら、そのときは美容院で修正してもらえばいい」くらいの余裕を持って挑戦しましょう。
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うまく自分で髪を切るには
では、実際にセルフカットに挑戦する際はどのような手順で行えばよいのでしょうか。基本のステップを必要なアイテムと併せて紹介します。
用意する物:髪切りバサミ・すきバサミ・ダッカール・コーム・霧吹き
1:霧吹きで全体を湿らせ、コームでとかす
2:上段(前髪)中段・下段を基本に、いくつかの束にブロッキングしてダッカールで留める
3:サイドのブロックから数ミリずつゆっくりと切っていく
4:重さが気になる部分などをすきバサミで整える
カットをする際は、髪の内側にあたる下段から始めるのがおすすめです。この部分を長さの基準とすることで、うっかり切り過ぎてしまうミスを防げます。
我慢して別の方法をとってみる
悩んだ結果、髪を切るのを我慢することに決める人もいます。そんなときは、髪を切る以外の方法でイメージチェンジをしてみるのもおすすめです。具体的なアイデアをチェックしていきましょう。
ヘアアレンジする
髪の長さを変えずに違った自分を楽しむのなら、まず挑戦したいのが「ヘアアレンジ」です。誰でも挑戦しやすいアレンジの方法として、以下のものが挙げられます。
・前髪を上げる
・編む
・まとめる
・帽子やヘアアクセサリーをプラスする
これらのアレンジを既にしているなら、それを「やめる」のも、イメージチェンジになります。見る人に与える印象を大きく変えたいと思うなら、まず前髪のアレンジから始めるのがおすすめです。横に流したり、アップにしたりといった簡単なひと手間で、いつもとは違う新たな魅力をアピールできます。