料理や家事をいつもより少し丁寧に
丁寧な暮らしとは、日々の生活をただこなすだけではなく、手間と時間をかけて日常生活に向き合うことで実現します。料理や掃除・洗濯などの日常に欠かせない家事は、何となく、慣れた道具と手順で済ませてしまいがちです。しかし、日々のルーティンに必要な道具や動き、一つ一つに気を配ってみましょう。自分なりの生活の楽しみを見つけることで丁寧に暮らす心地よさを実感できるようになります。
実践するためのルール
丁寧な暮らしと聞くと、ハードルが高く感じてためらう人もいます。丁寧な暮らしを実践し、さらに継続させるためにはコツがあるようです。丁寧な暮らしを実践するためのルールとして意識したいポイントを紹介します。
やりたいこと、心地よいことを意識
丁寧な暮らしにこれといった定義はありません。自分の心が動くやり方、心地よいと感じる方法で日々の生活を営むことが丁寧な暮らしにつながります。
例えば、お味噌汁を作るとき、普段は粒状の出汁粉末を使っていたとしても、よりおいしさが感じられるよう時間をかけて出汁をとったり、しっかり味わったりするだけでもよいのです。時短や手間より、心や体が喜ぶ方法を選ぶことで丁寧な暮らしに近づきます。
ちょっとした贅沢を満喫する
「あ〜幸せ♡ 」 ワーママのくつろぎ贅沢時間は〝ウェッジウッド〟におまかせ【美人の必需品~なくなったら困るもの~5】
節約を心がけることも大切です。しかし、切り詰めてばかりいては心のゆとりを失いかねません。
ときには、家に花を飾る、または普段よりワンランク上の調味料を使って料理をするなど、ちょっとした贅沢を楽しみましょう。掃除道具や家具を思い切ってブランド物に買い替えるのもよいですね。もったいなく感じられるかもしれませんが、納得できる品に囲まれて生活することで心に余裕が生まれ、丁寧な暮らしを続ける糧になります。
苦手なことは助けてもらう
最近は結婚後も仕事を持つ女性への理解が深まりつつあります。一方、多くのワーキングマザーが仕事・家事・育児を一手に引き受け、せわしなく毎日を送っているのが現実です。全てを自分一人でこなそうとすると、時間にも気持ちにも余裕がなくなります。ときには、パートナーや家族・友人の手を借りたり、有料のサービスを使ったりして負担を軽減しましょう。
ワーママの救世主!本当に助かる時短アイテム&サービスってなに?
特に苦手なことは、周囲やプロの手を借りてほどよく手抜きをすることも、日々を丁寧に生きるためのコツと言えます。甘えるのが苦手な人や完璧主義な側面がある人ほど意識したいポイントですね。
暮らしを整えてみよう
丁寧な暮らしとは、気持ちの良い暮らしとも言い換えられます。日々を気持ち良く過ごすための「暮らしの整え方」を見ていきましょう。現在の暮らしぶりに満足していない人ほど、できることから実践してみるのがおすすめです。
身の回りのアイテムをお手入れ
スッキリした気持ちで日々を過ごすためにも、身近なアイテムこそ清潔で使いやすい状態にしておきましょう。例えば、毎日時間やタイミングを決めて財布の中を整理したり、使った靴やアクセサリーをお手入れしたりするなど日々の積み重ねが大切です。
クリーニングに出す予定の洋服は早めにクリーニングに出したり、その日使ったバッグは一度中身を出して休ませたりするなども生活や心に余裕を生み出します。ヘビーユーズのお気に入りアイテムこそ愛情をこめてお手入れしましょう。お手入れしながら使うことで一層愛着がわき、長持ちにつながります。
玄関や水回り、窓はいつでも清潔に
早朝の玄関掃除で見た目も気持ちもスッキリ!ワーママでもできる「丁寧な暮らし」
風水では、暮らしを整えると気持ちがスッキリするのは、身近な風景が変わるだけでなく良い気を呼び込むからと考えられています。自宅の中でも目につきやすく、気を呼び込む重要なポイントと考えられている玄関や水回り、窓は日ごろから清潔に保ちたいですね。
できれば朝身支度を整えながら、さっと掃除をするクセをつけましょう。使い捨ての除菌シートなどがあれば、時間をかけずに毎日続けられて、家も心もスッキリした状態が保てます。