遅刻の場合の正しい対処方法
育児をこなしながら仕事をするワーママは、子どもの風邪や登園渋りなどで、出社時刻が遅れることもしばしばです。遅刻しそうなときは、会社にきっちりと連絡を入れ、迷惑がかからないようにしましょう。
まずは電話で連絡
遅刻しそうな場合は「電話」で会社に連絡するのが基本です。近年は、メールやLINEで遅刻を伝える人もいますが、どちらも相手がすぐに確認するとは限りません。相手が長時間確認できないと「〇〇さんが出社していない」とほかの方々に心配をかけますし、業務に支障が出るケースもあります。
電話をする相手は会社のルールによっても異なりますが、直属の上司や部署の代表電話などが一般的です。つながらない場合を除き、上司ではなく同僚に連絡するのはNGと覚えておきましょう。人づてに遅刻や欠勤を伝えると、話が正確に伝わらないことがあります。朝イチでやるべき業務がある際は、上司に状況を伝えてフォローをお願いしましょう。
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目途を伝える
遅刻をすると分かったら、その時点ですぐに電話を入れましょう。時間ギリギリに連絡をすると、迷惑がかかります。電話の際、遅刻の理由とともに「いつ到着できるのか」も伝えておくことが大切です。到着の目途が分かれば、先方は仕事の予定が組みやすくなりますし、業務を穴埋めする人員も手配できます。「1時間後には必ず着きます!」と慌てて伝えてしまうと、電車の遅延や道路の渋滞など、不測の事態が起こった際に「もう少し遅れます」と再度連絡をしなければならなくなります。少しでも早く到着したいと思うかもしれませんが、多少余裕をもたせて「確実に出社できる時間」を伝えるとよいでしょう。
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メール連絡の場合
会社によっては、メールでの連絡を許可しているところもあります。出社時間が迫っているときや緊急性が高いときは「電話」を使うのがベストですが、電話をするのには早すぎる早朝はメールが適している場合もあります。電車やバスの遅延が発生し、車内で電話ができないときも便利です。メールを出す相手は、基本的に直属の上司です。電話連絡と同様に、「謝罪の言葉」「遅刻の理由」「出社予定時刻」の3点を必ず記載しましょう。
伝え方のポイント
遅刻の際は、伝える内容だけでなく「伝え方」にも気を配る必要があります。そもそも遅刻をするのはよくないことですが、伝え方一つで相手に好印象を与える場合もあります。
少しでも好印象を与えるようにする
寝坊で遅刻をしたとき、正直に話すべきか迷う人も多いのではないでしょうか?「体調が悪い」「子どもが熱を出した」など、ほかの理由を挙げるのもアリですが、同じことが頻繁に続くと、相手に不信感を与えかねません。ワーママは育児と家事で忙殺され、朝起きるのが億劫になってしまう日もあるでしょう。そんなときは、言い訳を並べずに素直に謝罪するのがベターです。自分の過ちは誠意をもって詫び、次からは同じ失敗を繰り返さないことも伝えましょう。謝罪は長々と述べずシンプルにまとめた方が、気持ちは伝わりやすいです。
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