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2020.04.16

勃発!子どもの預け先問題 ー今でも後悔しています【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ3】

共働きなら誰もが一度はぶつかる高い壁「子どもの預け先問題」。モデル・牧野紗弥が今でも後悔しているという夫婦の溝とは…。

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幼稚園の後、どこに子どもたちを預けるか問題

私が初めて夫に育児家事代行サービスとアフタースクールを利用したいと相談したのは、娘が保育園から幼稚園に転園した時でした。子供たちにまだ手がかかる中、私も初めて仕事に復帰し、ママモデルとして新しい仕事も入りはじめ、その立場を定着させたくて焦りも感じていた頃です。
「結構高いんだね」
アフタースクールに関しては、金額が気になるようでした。こうなったら理詰めでいくしかありません。目に見える形にしなければ!と、世帯収入のうち教育にかける金額の割合を計算範囲内でやりくりをする事で交渉して、納得してもらいました。
ただ、育児家事代行サービスに関しては理解してもらうことができなかった。

(C)Shutterstock.com

夫が反対した理由は自分にもあった?

これ、実は今でも悔やんでいます。
周囲に利用している人が少なくて、情報があまりなかったこともあり、週何回かとか、送迎だけなのか公園に連れていってもらうのかとか、おやつをあげてもらうのかなど、私の中で利用の仕方が曖昧だったんです。安全面で情報も少なくて、結局夫が首を縦に振ることはありませんでした。
片道1時間の所に義母が住んでいて、子供の体調が悪い時に看病に来てくれていたりしたので、いざという時はお願いすればいいか、と考えていたこともあります。
でも、この時のこの判断が結果的にかなり自分の首を締めることになってしまいました。

あの時、育児家事代行サービスを頼んでいれば…

特に子供が小学生になってからは子どもの数だけ学校行事も増え、習い事も増え、終了時間が遅くなったり、家から遠くなったり…とにかく物理的に手が足りない。
とはいえ子どもたちが大きくなるにつれ、知らない人が家にいたり迎えに来るくらいなら、自分でやる」と主張しだしたりして…結局、我が家は大変なままずるずるときてしまっています。今のところ、夫と時間を調整したり、仕事関係の方やママ友の協力を得て対応していますが、それでもどうにもならなくてパンク寸前なことも…。

▲いつも協力してくれる大切なママ友たち。

育児や家事を代行サービスに頼むと、後ろ指を刺されている様な気持ちになるというママ友の話を聞いたこともありますが、助けてくれる選択肢はやっぱり多い方がいい。育児家事代行サービスへの世間の理解、家族の理解、頼るという割り切りを、もっと前向きにできる社会になったらいいなと思います。

▶︎ママモデル、牧野紗弥が壊れた瞬間【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ】
▶︎真夜中に子どもが泣いても起きなかった夫が突然育児に参加した理由【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ2】

牧野紗弥

モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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