凄すぎ!万能フードのアボカドの効果と注意点
アボカドは体に溜まりにくい脂質や食物繊維が豊富
アボカドに含まれる栄養素と効果
アボカドはギネスブックに紹介されるほど、栄養価の高い食材。具体的にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
オレイン酸:脂質ではあるものの、体にたまりにくく悪玉コレステロールを減らす働きを持ちます。
ビタミンE:アボカドには動脈硬化や過酸化脂質の生成を抑える、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。
食物繊維:便秘を防ぎ、生活習慣病の予防や改善も期待できる食物繊維が豊富に含まれています。
葉酸:胎児の発育に欠かせない葉酸も。妊婦さんだけでなく貧血気味の人にもおすすめです。
アボカドは美容にも効果を発揮!
アボカドに含まれるビタミンEには肌荒れの改善や細胞の新陳代謝を促す効果があるため、若々しい肌を維持し肌に潤いをもたらします。さらにアボカドにはビタミンCも。ビタミンCには疲労回復や美白効果もあるので、美容にぴったりです。
食べ過ぎには要注意
いくら優秀な食材だとは言え、アボカドばかり食べるのはNG。アボカドの適量は1日半分。食物せんいやビタミンE、葉酸、カリウムなど健康や美容に嬉しい栄養素が豊富ですが、脂質も非常に多く含まれます。アボカドの平均的なカロリーは1つ250キロカロリー。脂質は21グラム以上。
そのため1日一個以上のアボカドは食べ過ぎです。どんなに栄養価が高くても、脂質の量とカロリーを考えて適量を食べるようにしましょう。
健康的に痩せるための食事のポイント
朝昼夕の3食摂ってダイエット
世界で活躍するトップアスリートやアーティストのカラダをメンテネンス・コンディショニングしている岩井隆彰先生が提案する「イワイ・メソッド」の、3食摂って健康的に痩せる食事法をご紹介します。
岩井先生が提案している「イワイ・メソッド」の三大ポイント
1:まずは体内で起きている、むくみや炎症を取る。
2:腸に負担をかけない時間に決まった食事パターンのメニューを効率よく摂る。
3:血液循環をよくするストレッチやストレッチで免疫力を高める。
【朝食】ダイエットの落とし穴はズバリ、朝ごはん!
「朝はしっかりと食べましょう!」。これってもうおなじみのフレーズですが、岩井先生によると実はこれが大きな落とし穴なんだそう。なんでも、朝は前夜の夕食から8時間以上何も食べていない状態。
つまり、1日のうちでもっとも胃腸の吸収率が高い時間帯だからこそ、塩分の高いお味噌汁や糖質の高いパンやご飯をたくさん食べてしまえば、そのぶん、すぐに吸収力も高いと言われています。つまり、痩せるカラダをつくりたいのであれば、「朝食は胃に負担がかからないもの(ビタミンと水分)を効率よく、摂るのがポイント」と岩井先生。
▲おすすめは、免疫力を正常にさせるビタミンB(バナナ)と血流改善を促すビタミンC(小松菜)、ビタミンE(アボカド)を取り入れたスムージー。バナナ(1/3本)・小松菜(1/2株)・アボカド(1/4個)を適宜カットして、お水150~200ccとともにジューサーに!
【昼食】お昼はお肉&お野菜たっぷりのメニューで満足感を♡
朝食や夕食に比べ、動物性たんぱく質を摂ってもいいと言われている昼は1日で1番のお楽しみタイム!とはいえ、「お肉にも食べていい順番がある」と岩井先生。ダイエットをスタートしてから1週目は豚肉だけ(余分な脂を落としてくれる、しゃぶしゃぶが理想)、2週目になると豚肉+鶏胸肉(皮は外して)やラム肉、3から4週目に牛肉が加わります。お肉ばかりでなく、腸を健康に保ってくれる食物繊維(きのこ類)も必須。
▲豚肉の脂をほどよく落とせるしゃぶしゃぶに大根おろし、きのこを添えて。植物性たんぱく質をたっぷり入れたスープにエビのトマト煮込みも。
▲ラム肉のステーキにサラダ、野菜の炒め物+スープ。脂が腸で吸収されにくいラム肉は、食べても脂肪になりにくく、脂肪の燃焼を促す「カルニチン」が含まれています。