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「だらしない」の意味と言い換え表現
「だらしない」とは、行動や態度にけじめがなくきちんとしていないことです。例えば、部屋が散らかっていたり約束の時間に遅れたりなど、気持ちにたるみがあることを指します。
また、「だらしない」は根性がない様を表すときにも使われることが多い言葉です。例えば、物事を途中で投げ出したり自分の発言に責任を持てなかったりした場合に使われます。
少しマイナスの印象がある「だらしない」は、「怠惰」に言い換えが可能です。怠惰とは怠ける様を表す言葉で、「だらしない」とほぼ同じ意味合いを持ちます。
だらしない人の特徴をご紹介
「だらしない」は行動や態度を表すときに使用される言葉ですが、具体的にどのような人を指すのでしょうか。ここでは、「だらしない」と周りから言われる人の特徴を見ていきましょう。
■片付けが苦手で机が散らかっている
だらしない人に共通する特徴に整理整頓が苦手なことがあります。とにかく片付けが苦手なので、資料やファイルなど職場のデスクの上がいつも散らかっていることは一つの共通点です。
プライベートならまだしも、職場で片付けができていないと仕事ができない印象に繋がることもあります。たとえ仕事ができる人であってもマイナスの印象が残るので、昇進など重要な場面でチャンスを逃すことも多いようです。
■お金の使い方が荒く浪費癖がある
だらしない人は浪費癖があり、お金にルーズな一面があります。なぜなら、計画的にお金を使うことが苦手だからです。いつも感情的に物を購入したり毎日外食したりするので貯金がないのも特徴。
給料が入ったらある分だけお金を使ってしまうため、いつもお金に困っている人も多いようです。また、自分に甘いところがあるため、「今日は仕事で頑張ったから」など自分を正当化して、気分が晴れるまでお金を使ってしまう人もいます。
■時間にルーズでいつも遅れてくる
だらしない人は計画的に行動するのが苦手なため、約束しても時間に遅れてくることが多いです。また、だらしない人は生活習慣が乱れていることも多く、その結果仕事や家事、育児に影響が出てしまい時間通りに家を出られなくなるのです。
中には、時間に遅れてくるだけでなく、約束の当日にいきなりドタキャンする人もいます。相手に迷惑がかかることは理解しているものの、その日の気分で行くか行かないかを決めるのです。プライベートならまだしも仕事では信頼を失うことも。
■不規則な生活を送っている
だらしない人は自分の感情に任せて行動するところがあり、遅くまでダラダラ過ごすこともあります。 その結果、夕食後の食器を台所に放置したままスマホを見たり夜遅くまでお風呂に入らなかったりして生活が不規則になりがちです。こんな生活を続けているので、だらしない人は慢性的な睡眠不足になっている人も多くいます。
■身だしなみに気を使わない
だらしない人は、身だしなみが整っていないことも一つの特徴です。なぜなら自分の外見にまったく興味がなく、人からどう見られても構わないと考えているからです。
寝癖のついた髪型のまま出社したり服にシミやシワが付いたまま着用していたりします。人に会わない休日は、顔も洗わず一日中パジャマで過ごすことも。その結果、周りから「清潔感がない」という印象を持たれてしまうことがあります。