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2024.03.22

【気分屋】とはどんな人?4つの特徴と付き合うコツ・意味や類語も解説

 

あなたの周りに「気分屋」な人はいますか?もしくは、自分のなかの気分屋な部分があると自覚している人もいるかもしれません。この記事では「気分屋」と言われる性格について理解を深め、気分屋さんと上手につきあっていく方法や、自身が気分屋の場合に心がけたいことを解説していきます。

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「気分屋」とは?

そもそも「気分屋」とは、どんな人のことを指すのでしょう。まずは言葉の意味からひもといていきましょう。

気分屋の人

(C)AdobeStock

■「気分屋」の意味を解説

「気分屋」について辞書をひくと、次のとおり意味が紹介されています。

【気分屋:きぶんや】
その時々の気分によって、言動が変わりやすい人。気まぐれな人。
小学館『デジタル大辞泉』より引用

「気分屋」の人はコロコロと言うことやすることが変わり、言動に一貫性がないため、周囲は振り回されてしまうことも。たとえば、約束していた予定を特段の理由がないのに、気分が乗らないという理由だけで急に変更したりキャンセルしたりする人は、「気分屋」と言われてしまうでしょう。また、気分が変わりやすく、楽しそうにしていたのに突然怒りだしたり泣き出したりする人も「気分屋」の一種です。

■「気分屋」を他の言葉で言い替えると?

「あなたは気分屋ですね」とそのまま言うのははばかられるけれど、似たような言葉でうまく表現したいときには、どういう類語表現があるでしょうか。気分が変化しやすい様子は、「気まぐれ」「気が変わりやすい」「お天気屋」「ムラ気がある」「気まま」などの言葉で表現できます。感情にまかせた行動をとる様子については、「感情的」「情緒不安定」「感情の起伏が激しい」「神経質」「ナーバス」などと言い替えることができるでしょう。

【質問】周囲に「気分屋」な人はいますか?

みなさんの周囲には、「気分屋」な人はいますか?女性100人にリサーチしてみました。

【質問】あなたの周囲に「気分屋」な人はいますか?

・いる…52.5%
・いない…47.5%

※アンケートは30〜45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。

周囲に気分屋だと思う人が「いる」と答えた人は52.5%でした。その相手のことを気分屋だと思ってしまったきっかけは何だったのでしょうか。理由も見てみましょう。

その人を「気分屋」だと思ってしまった理由は?

・つまんなさそうにしてたり急に明るかったり、ころころ態度が変わる人(30代・佐賀県)
・自分の気分で周りに八つ当たりしたり仕事を選んだり嫌な仕事が続くと勝手に帰る人がいます。 本当に迷惑(30代・山梨県)
・上司に質問した際、丁寧に対応してくれる時と、嫌味を言われる時がある(30代・岐阜県)
・気分で態度が変わる(40代・神奈川県)

「気分屋」と言われる人の4つの特徴

それでは、「気分屋」な人がとる実際の言動の特徴とはどんなものでしょうか?あなたの知っている人やあなた自身にどれだけ当てはまるか、チェックしてみましょう。

ベッドに座って泣く女性

(C)Shutterstock.com

気分やテンションに左右されやすい

「気分屋」の人は、気分が良くやる気に満ちているときと、そうでないときの差が激しいという特徴があります。人間は誰しも、気分がのっているときとそうでないときがあるものです。しかし、「気分屋」の人はその落差が激しく、感情の波を上手に隠せなかったり、むしろ隠そうともしなかったりします。同じ場所で同じことをしていても、前回はとても楽しそうだったのに、今回は一切楽しさが伝わってこないといった風で、あまりの違いに周囲が面くらってしまうこともあるでしょう。一方で、調子がいいときのバイタリティの高さは気分屋さんの強みでもあります。

持続性がなく飽き性

「気分屋」さんは、持続性がなく飽き性の人が多いようです。集中力という点において、短期的に何かにのめり込むことは、むしろ他の人より得意かもしれません。しかし、なにかつまずきがあったり、越えないといけない壁があったりして、嫌になってしまった場合、なかなか続けることができない場合もあります。しかしながら、次々にさまざまなジャンルに興味が持てる好奇心の強さがあると、ポジティブな見方もできるでしょう。

ドタキャンや計画変更が多い

「気分屋」の困った点としてよく指摘されるのは「ドタキャンや計画変更が多い」ことです。約束をしたときはとても楽しみにしている様子だったのに、当日になって気分が変わってドタキャン、もしくは「別のプランにしよう」と言いだされれば、周囲は困ってしまいます。

言動に一貫性がない

気分によって発言や行動が変わるので、言動に一貫性がありません。昨日は慎重派だったのに今日は推進的といった風に、仕事のスタンスや基本的な考え方など普通は変わらないところまで、気分によってガラっと変わることもあるでしょう。感情にも波がある場合が多く、笑っていたかと思うと突然怒ったり、泣いていたのに突然立ち直ったり。「自分に素直」ともとることができますが、感情をうまくコントロールできていない可能性もありそうです。あまりに目まぐるしい人には、周囲も一緒に振り回されてしまうのが困りどころです。

「気分屋」の人とうまく付き合う4つのコツ

恋人や家族、もしくは友人など身近に「気分屋」の人がいる場合は、うまく付き合っていきたいもの。身近にいる分、長所もたくさん知っていることでしょう。いいところとじっくり付き合い、困ったところには冷静に対処したいものです。

腕を組んで笑顔の女性 カメラ目線

(C)Shutterstock.com

嫌なことは冷静にNOと伝える

その時々の気分によって、約束を反故にされたり八つ当たりされたりするのは、いくら仲がよくても腹が立つものです。そんなときは、はっきりと嫌だという意思を伝えましょう。「気分屋」の人は、相手に迷惑をかけていると気づいていない場合もあるのです。もしかしたら、「気分屋」の相手のことですから、感情的になって怒ったり泣いたりするかもしれませんが、相手の感情に引っ張らることなく、冷静に淡々と伝えましょう。

過度な期待をしない

相手の気分屋なところを、直してあげようなどとは思わないほうがいいでしょう。どんな相手にも言えることですが、相手を変えようとすることは、あまり良い結果にはならない場合も多く、相手を変えようとすることは、相手に期待することと同義です。誰でも期待を裏切られたら、悲しくがっかりします。気分がコロコロ変わる「気分屋」を相手に期待を抱くのは、その意味でもリスクが高いと言えます。

不機嫌なときは放っておく

「気分屋」の人が急に不機嫌になったときには、放っておくこともひとつの手段です。原因不明の不機嫌にいちいち「どうしたの?」などと付き合っていては、こちらが疲労困憊してしまいます。無理に機嫌をとらなくても良いのです。相手のネガティブに引っ張られないよう、こちらが気持ちの良い態度をキープしていたら、相手の不機嫌も直るかもしれません。いつまでも不機嫌な場合は、日時や場所を仕切りなおすのも良いでしょう。

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