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2021.09.13

最近すぐ泣いてしまう…「すぐ泣く」のを何とかしたいあなたへの処方箋

自分の気持ちとは裏腹に泣いてしまうことはありますか?すぐに泣いてしまう時、どのような心理が働いて涙が出てしまうのでしょうか。今回は、すぐに泣いてしまう人・涙もろい人の特徴や心理、対策法をご紹介します。

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【目次】
すぐに泣いてしまう、涙もろいのは悪いこと?
「すぐ泣く」人の特徴
「すぐ泣く」人の心理
「すぐ泣く」のを何とかしたいあなたへの対策法
最後に

すぐに泣いてしまう、涙もろいのは悪いこと?

泣いてはいけない場所やシーンで、涙がポロポロ溢れてしまった経験がある方はいませんか?子どもが泣いている姿に見慣れていても、大人が泣いていると「どうしたのかな?」と心配されたり、注目を集めてしまいがち。また職場の空気が悪くなったり、腫れ物に触るような対応をされたり、「泣けば済まされると思ってズルイ」など、心ない声が耳に入ることもあるかもしれません。

子どもの頃から泣き虫だった、歳を重ねるほど涙もろくなった、元々の気質やホルモンバランス、鬱の初期症状など「すぐ泣いてしまう」大人の背景には、多岐に渡る理由がありそうです。涙もろいことを自覚していて、悩んでいる人も多いよう。シチュエーションはさまざまですが「すぐ泣く」人の特徴、心理状況に触れながら改善の方法を探っていきましょう。

すぐ泣く

もしかしたらHSPかも

まず注目したいのが、最近耳にする機会が増えている「HSP」という性質。これは、とても神経が細やかな人物を表す心理的な概念で、アメリカの心理学者 エレイン・N・アーロン博士によって提唱されました。その特徴の中に感受性、想像力が豊かな反面、傷つきやすいという性質があります。

 

「アメリカの心理学の研究者、エレイン・N・アーロン博士が、HSP(ハイリー・センシティヴ・パーソン、ひといちばい繊細な人)という気質について唱えています。アーロン博士は『5人に1人程度の割合で、人一倍敏感な人がいる』と言っておられ、HSPは日本でも知られるようになってきました。特徴は〝 小さな違いに気づきやすく、感じやすい〟〝  感情が豊かで共感力が高い〟〝 深く考える〟です。このような気質は生まれつきであり、私たち人間が生き延びるために必要な多様性であるといわれています」(臨床心理士・吉田美智子さん)。

HSPに関してこちらの記事をチェック
▶︎繊細な人」とは。臨床心理士が教える接し方のポイント

「すぐ泣く」人の特徴

涙が出てくる時のパターンについて、いくつかチェックしていきましょう。

1:何事にも感動しやすい

上記で触れた「HSP」タイプの人にも当てはまりますが、感受性が強く、美しい作品に触れたり素敵な音楽を聴いた時などに、感情が揺さぶられて幾度となく涙が出てしまいます。また年齢を重ねるほど涙もろくなってきたという人も多く、歳と共に経験値があがって想像力が高まったり、ホルモンバランスなどが影響しているという場合もあるでしょう。生理前後だけ妙に涙もろくなる人もホルモンバランスが関係しているようです。

2:大切なことを伝える時に泣いてしまう

会議での大切な発言やプライベートの会話になると、なぜだか涙が出てきてしまうというタイプも。子どもの頃から、自分の発表の順番になると声が震えて涙が… という長年の悩みを抱えている人もいるようです。口を開くと泣いてしまいそうになるので、自分の気持ちを押し込んでしまう癖がつき、ますます本心を話すのが苦手になることもあるようです。

3:想像力があり、共感してしまう

こちらも「HSP」の気質に含まれますが、相手との心の境界線が薄いので人の話を聞いているうちに共感し、感極まってしまうというもの。自分の体験でなくても想像力がありすぎて、涙が出てきてしまいます。

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「すぐ泣く」人の心理

どのような心理が働いて涙が出てしまうのでしょう?特徴と重なる部分もありますが、さらに具体的な心境をピックアップしてみましょう。

1:嬉しい、楽しいなどのポジティブな気持ちを感じやすい

何かの出来事に対して幸せを感じやすかったり、笑っても涙が出てしまうなど、ポジティブな心理から涙が出やすい人もいます。感受性が高く、何事にも感動しやすい性分でしょう。

2:悲しい、悔しいなどのネガティブな気持ちを感じやすい

1とは逆に、辛い出来事や悲しみの場面で心が動揺しやすく、涙が溢れるケース。その瞬間だけでなく、何かあるたびに思い出しては涙がこみ上げてくる、こらえきれずに涙を流す、いうのが常になってしまった場合は「鬱の初期症状」の場合もあります。

3:想像、共感する力に長けている

想像力や共感力が高い「HSP」気質は、相手の心情に感化されすぎて、話を聞いただけでもすぐに泣いてしまうこともあります。一般的にも、自分が同じような経験や立場だったなど、共通点が多いと想像しやすく、共感し涙が出やすくなることもあるでしょう。

4:感情コントロールができない

今まで普通に感情を抑えられたのに、急に涙を止められなくなるなど、喜怒哀楽がわからなくなってきた場合「鬱の初期症状」である可能性も。無常感や喪失感など、さまざまな理由から心のバランスが崩れて、感情を調整ができなくなり、泣くという行為に繋がるようです。

5:抑制されている気持ちを無意識に発散している

自分の発言を長らく抑えてきたり、うまく話せないなどのストレスなど消化できない気持ちを、無意識に泣くことで発散している場合もあります。ストレスを涙で発散しているのかもしれません。

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「すぐ泣く」のを何とかしたいあなたへの対策法

気持ちと裏腹に涙が出てしまうのを、どうにかできる改善策はあるのでしょうか? 

1:普段から自分の気持ちを表に出す練習

「大切なことを言おうとすると泣いてしまう」という人は、日頃から聞き手に回ったり、自分自身の気持ちを押し込めがちな人に多いようです。思っていることを相手に伝えることは勇気がいりますが、傷つくことを恐れずに発言回数を増やすことで気持ちを解消する訓練を。その繰り返しが、涙をコントロールすることに繋がる場合もあります。

2:ストレスを溜めず、時々涙をながすことでガス抜き”する

解消しきれない気持ちを、無意識で泣くという行為で発散しているという考え方もあります。ですから重要なシーンで泣いてしまわぬよう、普段から感動系の映画やドラマを鑑賞しガス抜き”しておくのもおすすめ。心身のストレスを溜めすぎないよう心がけてみましょう。

3:自分の感情でなく、他のことに意識をむける

自分の気持ちにフィーチャーしすぎることで感情に浸り、どんどんと涙がこみ上げてきてしまうことも。泣きそうになる前から、常に自分を客観視したり、俯瞰の視点をもちましょう。また涙が出そうになったら他のことを考えてみることで、なんとかやり過ごせることもあります。水を飲んだり、深呼吸してリラックス。可能であれば、いったんその場を離れるなども試してみてください。

4:顔を上に向ける

物理的な解決法の一つですが、涙が流れ落ちないように上を向いて妨げてみましょう。天を仰ぐように涙を堪えるスタイルです。一度涙が出てしまうと、ひっこめるのが更に難しくなるので、何とか抑えて、上記2の方法と併せ意識が他に向くようにしてみましょう。

5:カウンセリングを受ける

自分ひとりで抱え込まず、専門家のアドバイスを受けるのも一つの方法。心の奥に隠された理由が解消することで、「すぐ泣く」悩みから解放されるかもしれません。

最後に

喜怒哀楽などの感情を表す際、キラリと頬をつたう涙。心理的な理由で泣くのは、人間だけの行為だといわれています。しかし涙腺コントロールができないのは、当事者にとって辛いものです。生まれもっての気質や心の抑制なども大きく影響していることが分かりましたが、まずは自分を否定せず、時には思い切り涙を流してストレス発散。ピンときた改善方法があれば参考にしてみてくださいね。

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トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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