【目次】
・イライラする原因は?
・イライラが止まらないときはどう対処したらいい?
・イライラしやすいときは上手にストレスを解消
イライラする原因は?
不定愁訴
理由もなくイライラしてしまい、更年期を疑うこともあるかもしれませんが、「イライラ=更年期」ではありません。不定愁訴というよくわからない体の不調(頭痛やイライラ、疲労感など)の可能性もあります。
更年期障害はホルモンチェックでわかるので、婦人科で検査し、イライラの原因が更年期症状によるものならば、医師による治療ができるので逆に安心です。
しかし、別の不調からくるイライラの場合は、原因を突き止める必要があります。ひとつの原因として「忙しすぎる」のかもしれません。余裕がないと多角的にものを見ることができません。目をつぶって深呼吸し、自分をいたわることを忘れないでください。
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やることが多すぎる
仕事に子育て、毎日時間に追われ自分の時間がない!やりたいことができず、今日できなかったことにイライラしてしまう…。状況や物事が自分の思い通りにいかないと、心に不快感を覚え、これがイライラの原因になってしまっている可能性も。
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完璧主義
仕事に家事に、完璧にこなそうとしていませんか?
やらなければいけない優先度の高い項目を整理して、できないことはできない、手を抜くところを見つけ手放す、家電や外注に頼るなど、少しずつ自分に余裕を持たせてあげて。
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イライラが止まらないときはどう対処したらいい?
できたことにフォーカスする
あれもこれもやろうと思っていたのに、今日も全然できなかった…と落ち込んだりイライラしたりするときは、「できて当たり前」から「できなくて当たり前」の前提に変えてみて。
ついできなかったことにフォーカスしてしまいがちですが、できたことへフォーカスする、この気持ちの切り替えをするかしないかで、心のストレスはかなり違います。
また、寝る前にできた自分を褒めてあげることも大切。これだけでポジティブな気持ちで翌日を迎えられます。
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怒りの理由を知る
自分の怒りはどういう理由で湧いて、どう対処するべきなのか、自分が納得していないと行動に移すのは大変です。人によっては「認めてほしい」「甘えたい」という気持ちをうまく出せずに蓄積。後々「怒り」という形で爆発してしまう場合もあります。
イライラや怒りのきっかけはあくまできっかけにすぎず、別の理由が根本にある可能性もあるのです。
自分で解決できない場合は、カウンセリングを受けてみるのもひとつの手。プロの力を借り、原因がわかったら周囲の人にも協力してもらうなど、一人で全部解決しようとしないことも大切です。
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自分の気持ちを言語化する
イライラを人に話したり、考えや気持ちを言語化することで頭の中が整理されます。
ただし、あまりにもメンタルの不調が増して、日常生活に悪影響が出るレベルなら、カウンセラーや精神科の診察を受けるのをおすすめします。プロのアドバイスや、薬を用いながら症状を和らげることができるので、自分の調子に向き合って上手に活用してみて。
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イライラしやすいときは上手にストレスを解消
お風呂に入る
お風呂のリラクゼーション効果にはイライラを軽減する作用が。入浴がもつ「浮力作用」がイライラなどの疲れを和らげてくれるのです。
お湯に浸かると人間の体重は9分の1程度になります。筋肉や関節が緩められるだけでなく、脳の緊張や疲れも和らぎます。より浮力作用を感じてリラックスするには、深く浸かること。
負の感情をエネルギーに変えて発散する
溜まったストレスを上手に解消する方法に、「体を動かす」「大声で歌う」「思いっきり泣く」など、心の内側にこもった負の感情をエネルギーに変えて発散するやり方があります。
また、「信頼できる人と一緒に過ごす」「好きな音楽を聴く」「好きなアロマをたく」「瞑想をする」など、自分が心地良いと感じる環境づくりもストレスを緩和させます。
「でたらめ」や「無責任」ではなく、「適度な」「ちょうどいい」いい加減さが大事。暴飲暴食、散財でのストレス解消は控えて。