陽性患者の隔離終了の後、家族が時間差で発症する場合も。
前回のお話▶︎【夫がコロナになりまして。】 夫の「療養期間」と知らなかった妻と子の「経過観察期間」
療養期間を満了し、疑問はあるものの帰宅する夫
療養期間を満了し、ようやくホテル生活から卒業することになった夫。前回お話した通り、特に検査をすることもなく帰ってきます。正直、私の気持ちとしては検査をして陰性が確認されてから帰宅して欲しいですが、規定の療養期間を満了すれば、感染リスクはゼロに近いという研究結果があるとのことで渋々納得。
夫がホテルに行ってからも、隔離部屋として使っていた寝室に立ち入る勇気がなく、開かずの間と化していたのですが、帰ってきた夫に掃除や除菌をしてもらいました。
夫の隔離終了。通常の生活に。
夫は医師からも「もう隔離の必要はない」との説明を受け、帰宅した日から通常の生活に。嗅覚味覚障害の後遺症は残っていましたが、戻ってきた日常に安堵。
夫の話によると、ホテル療養で一番辛かったことは「何もすることがない時間」だそう。毎食ボリューム満点のお弁当を支給していただき、風呂やトイレも部屋についているので、気を使うこともなく使用できましたが、部屋で何もしないで時間を過ごすには限界があったとのこと。もし、感染しホテル療養をすることになった場合は、部屋の中でできるもの(本やタブレットなど)をホテルに持ち込むことが大切だなと感じました。
夫は通常業務へ。私は突然の嗅覚異常に戸惑う。
陽性患者だった夫は療養期間(発症日から10日経過し、かつ72時間(3日間)症状が無い)を満了したので、一足先に通常業務へ復帰。
私はというと、夫がホテルから帰宅した日に突然の嗅覚異常を自覚。子どものウンチの臭いがしなかったのです。香水やおむつのゴミ箱に鼻を突っ込んで嗅いでみましたが、どうも鈍い…。熱はありませんでしたが、念の為再度PCR検査を受けることに。一緒に子どもも受けさせてもらい、結果が出るのは翌日の昼頃。陽性だった夫と最後に接触してから1週間が過ぎていたのに、まさか今頃…? と不安でなりませんでした。
<療養期間中の仕事の扱いは?>
あくまでも今回の我が家のケースとなりますが、参考までに。
夫は傷病手当扱い、私はリモートワークの形を取りました。保育園は休んだ日数分の保育料は日割計算で後日返還となりました。夫が加入していた入院保険は、コロナ感染での自宅療養・ホテル療養も入院とみなされ、保険料を請求することができました。
Vol.5へ続く
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