「竹を割ったよう」の意味は?
「竹を割ったよう」という言葉の、正しい意味はご存知ですか? 意味を理解して適切な場面で使えるようにしましょう。
■意味
竹は縦に切れ目を入れると、一直線に割れるという特徴があります。そのことから、気性がさっぱりして、わだかまりがないこと。また、素直で曲がったところがない性格を表します。「竹を割ったような性格」と表現されることが多いですね。
ポジティブな特徴が多いため、主に人に対して褒め言葉として使われます。ただし、人によっては、「気が強い」という意味で受け取られる可能性もあるので、使い方に気をつけましょう。
「竹を割ったよう」の類語は?
次は、「竹を割ったよう」の類語をご紹介します。同じ意味の言葉をいくつか覚えておくと、表現の幅が広がりますよ!
「さばさば」
こちらの言葉には、馴染みがあるのではないでしょうか? 性格のあっさりした人のことを「さばさばしている」と言いますよね。気分がすっきりすることや、物事にこだわらないさまを表しています。
▼あわせて読みたい
「気さく」
「気さく」も「竹を割ったよう」と同じく、人柄を表す際に使われます。気取ったところがなく、親しみやすい様子を表す言葉です。「気さくな性格ですよね」など、相手へ好感を持っていることを伝えたい時に、使ってみると良いでしょう。
「毅然」
「毅然とした態度」などとよく言いますよね。意思が強く、しっかりしていて、物事に動じないさまを表す言葉です。なかなか自分の意見をはっきりと言わない、と言われることも多い日本人にとっては、必要な態度かもしれません。
▼あわせて読みたい
「竹を割ったような性格」の特徴は?
「竹を割ったような性格」の人には、どのような考え方や、行動の傾向があるのでしょうか? ここでは、主な特徴をあげて具体的に解説していきます。「竹を割った性格」になりたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
はっきりと意見を伝える
「竹を割ったような性格」の人は、自分の思ったことを相手に対して、はっきりと示せます。誰に対してもストレートに意見を言えるため、本心から話してくれると好印象を持つ人が多いでしょう。人間関係の風通しがよく、本音で付き合える仲間が多いことが特徴です。
決断力や行動力がある
特に、仕事で難しい決断を迫られたときには、きっぱりした態度で、進むべき道を選び、今後の方向性をすぐ決められます。ビジネスシーンにおいては、迅速な対応は必須です。そのような場面において、「竹を割ったような性格」の決断力・行動力は、ぜひお手本にしたいですよね。
芯が強く、確固たる信念を持っている
自分の中に、確固たる信念を持っていることも「竹を割ったような性格」の人に備わる特徴です。周囲の意見に流されることがなく、トラブルが発生しても諦めない芯の強さを持っています。