「三大欲求」とは何?
人間が生きていく上で軸となる3つの欲求のことを「三大欲求」といいます。あなたは毎日の生活の中で、「欲求」を意識して過ごしたことはありますか?
「欲求」の意味
「欲求」の言葉の意味は、“強く欲しがり求めること”。また心理学では、生理的・心理的な欠乏が生じた時に、それを満たすために行動を起こそうとする状態や要求をさします。
「三大欲求」とは何か?
「三大欲求」として日本で最もポピュラーなのが、「睡眠欲」「食欲」「性欲」。人間の生理的な欲求です。またアメリカの心理学者が提唱するERG理論では「生存」「関係」「成長」を「三大欲求」とするという説もあります。
「三大欲求」の3要素
まずは日本独自の表現とされる基本的な「三大欲求」についてまとめてみましょう。
睡眠欲
眠ることは人間が生命を維持するために重要な要素の一つ。意志とは関係なく眠ってしまうこともあるので「欲求」には入らないのではないか、という考えもあります。
食欲
食べるということも、生存していくため栄養を摂取する欠かせない行為。恵まれた環境にいると、空腹を満たすためだけではなく、「美味しいものを食べたい」というさらなる欲求も生まれます。
性欲
子孫を残すために必要な動物の本能としての欲。男女によって欲求の大きさや、ピーク年齢なども異なるのが特徴的です。性欲に関わるホルモン分泌量の違いにより、一般的には男性の方が強い欲求を持つとされています。一方で、女性の方がホルモン分泌量のピークが長いという説も。
「三大欲求」には他の説もある?
人間の生存に関係する「三大欲求」には、ほかにも説があるようです。いくつかをご紹介します。