不調を感じたときの「まずこれ」は手軽に手に入るもので
私が中医薬膳学に興味をもった理由のひとつに、自分と家族の体は私が守らなければ、と強く思ったということがあります。
台湾で9年ほど生活していたこともあり、そのころから台湾人同僚の食材や漢方を用いたセルフメンテナンスを身近に見てきました。あ
もちろん西洋医学の薬にしかできないこともあるけれど、風邪のひき始めは、スーパーなどに売っている食材の力を借りてのセルフケアがまだ可能な段階。であれば、私はできるだけ自然のもので調子を整えたいと思っています。
わが家にも不調を感じたときには「まずこれ」という “不調撃退アイテム” がいくつかあります。
ティースプーン1杯の力がすごい
ニュージーランドの大自然でとれる、抗菌力に優れた「マヌカハニー」
▲ (画像左) ワイルドケープ マヌカハニー UMF15+ MGO550+ 250g、(画像右) ヴェーダヴィ マヌカハニー MG550+ 250g ¥10,800
喉や鼻の違和感や「体調崩しそう」と不安に思ったときにまず手に取るのが「マヌカハニー」。これは、ニュージーランドだけに自生している常緑の低い木「マヌカの木」から採取されたハチミツのこと。
マヌカハニーにはいくつかのグレードがあり、たとえば画像右のヴェーダヴィのものだと、MG100+、MG300+、MG550+、MG650+という4つのグレードに分かれていて、それぞれ期待できる抗菌効果や価格が異なります。
はじめてマヌカハニーをトライする人や健康を維持したいという人にはMG100+、高いレベルの体調管理を求める人は特に希少なグレードのMG550+、MG650+を選ぶ人が多いよう。ちなみにわが家にあるのはMG550+で、もうひとつのワイルドケープ (画像左) のものはUMF(TM)15+。表記の仕方は違うものの、このふたつのグレードは大体同等といわれています。
▲ 濃厚でコシのあるテクスチャー。普通の蜂蜜に比べると甘さやざらざら感といったクセが多少際立ちます。不調を感じたときには、ティースプーン1杯を1日に1〜2回ほど摂取。喉を通るときにぼわぁ〜っとあたたかくなり、しばらくすると落ち着きます。私も夫も効果を実感しているので、いざというとき用に常にストックをしています。
少し値は張るけれど、忙しい日々の中で体調を崩してしまうことを考えれば、価値はきっとそれ以上。何より自然の恵みであるというところにいちばん魅力を感じています。
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美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official