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2021.09.14

何事も「三日坊主」の人が陥りがちな2つのミス | 「トップ脳コーチ」直伝のモチベーション維持術

「勉強をしよう」「ダイエットをしよう」と決意をしてみたものの、長続きせずに終わってしまった経験は誰にでもあるでしょう。でも「自分は意思が弱いから」と諦める必要はありません。新しい習慣を身につけ、長続きさせるためにはあるコツがあり、あなたはそれを知らないだけかもしれません。プロテニス選手のノバク・ジョコビッチなど一流アスリートにも指導し、『LIMITLES 超加速学習』の著者でもある全米トップ脳コーチ、ジム・クウィック氏の著書から、モチベーションを維持する秘訣を紹介します。

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本当の目的を明らかにする

新しい習慣を身につけ、それを長続きさせるには、目的と目標を明確にすることが重要である。目標とは、ここまで成し遂げたいと思う地点のこと、目的とは、目標を成し遂げるべき理由のことだ。

何かをするときには、目的と目標を明確にする。一見当たり前のことのように思えるが、何をやっても長続きしない人は、実はここがうまくできていない可能性がある。つまり、目的がわかっていなかったり、適切な目標が設定されていないのだ。

まず目的について見ていくことにしよう。モチベーションを維持するためには、自分がそれをする理由、つまり目的を明確にし、何をしたいのか、なぜそれをするのかをとことんまで突き詰める必要があると、ジム・クウィック氏は言う。物事は、目的が明確でないとやり遂げられない。逆に、そこがハッキリしていれば、障害に直面しても、行動する強い動機を与えてくれる。

では、その目的は、本当に理解できているだろうか。よく「現に何かをしたいと思っているのだから、そんなことは考えるまでもなく明確だ」と思ってしまう人もいるが、実はそうとも限らない。

たとえば健康な老人が早朝から運動をするのは、「運動が好きだから」だろうか。「家族と長く過ごすために健康でいたいから」が本当の目的なのではないか。同じく、優秀な学生が教科書を開くのも「本を読みたいから」ではなく、自分の憧れの業界で働くチャンスをつかみたいという明確な理由があるからに違いない。

三日坊主の人が陥りがちなミスモチベーション維持方法

(C)Shutterstock.com

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