綺麗な髪の毛の特徴とは?
忙しいワーママが「綺麗な髪」を育てるためには、家事の合間にできるくらい手軽な美髪習慣を、無理なく日常に取り入れていくのがおすすめです。
まずは「綺麗な髪の毛」の特徴から確認しましょう。
健康的なツヤがある
髪表面にツヤッとした天使の輪があると周囲に「あの人、綺麗な髪だなあ」と好印象を与えられます。
髪の色味やケア方法によってツヤが出やすい・出にくい場合があるものの、日常的なブラッシングや、自分に合うヘアケアアイテムの使用によって、ツヤのある髪に近づくことが可能です。
また、髪がパサパサと乾燥している状態ではなく、いつも潤いがある状態を保っている人は、それだけで「清潔感のある人」といった印象を与えられます。ビジネスシーン・プライベート、どんな場面においてもよい人間関係の構築につながるでしょう。
しっとりサラサラしている
綺麗な髪の毛の特徴の一つとして、キューティクル(髪の表面を覆っている部分)が整っており、サラサラと手触りがよく流れるような状態が挙げられます。いつも丁寧にブラッシングされており、髪のばらつきが少ないなども綺麗な髪の特徴といえるでしょう。
こちらはストレート・くせ毛などの元々の髪質というより、日常的なヘアケアの積み重ねによって作り出せる要素でもあります。
綺麗な髪を目指すなら!取り入れたい【4つの習慣】
綺麗な髪を手に入れるためには、具体的にどのような習慣を身に付けるとよいのでしょうか。多忙な日々の中にも取り入れやすい、4つのアイデアを紹介します。
1.生活習慣を整える
綺麗な髪に近づくためには、まずは食事・運動・休息のバランスを整えましょう。「髪」という一部分のケアだけでなく、全身の状態を整えるイメージ。規則正しい生活習慣は、健康的で綺麗な髪を育てるためにも必要不可欠です。
食事面では、髪の主な構成要素であるタンパク質をはじめ、ビタミン、ミネラル、糖質、脂質など、一つの食材・栄養素に偏ることなく、バランスよく摂取することで、体全体の調子を整えていきましょう。
運動は、自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けていけるものを選ぶのがポイントです。毎日ジムに行くのはハードルが高い場合は、起床後と睡眠前に数分のストレッチを取り入れてみましょう。
このほか、良質な睡眠も大切です。睡眠不足になると日中の疲れが抜けにくく、髪に限らず、肌や爪など「綺麗にしたい」「よりよくしたい」など、プラスの要素は期待しにくいでしょう。心地よい眠りにつけるよう、睡眠環境を整えるなど、すぐにできることから始めてみるのがおすすめです。
2.アウトバストリートメントを活用する
アウトバストリートメントは、髪を摩擦や刺激から守るだけではなく、栄養が流れ出るのを防いでくれるアイテムです。アウトバストリートメントをつけない状態は、髪が裸でいるようなもの。裸のままであれば、小さな刺激でも傷付きやすくなるでしょう。
たとえ髪があまり傷んでいないように感じていても、アウトバストリートメントを使うことで、サラサラの髪を維持しやすくなります。特に、紫外線が強く降り注ぐ夏や、乾燥の激しい冬は、髪も大きなダメージを受けているため注意が必要です。
3.髪への紫外線にも気を配る
綺麗な髪をつくり、維持していくためには、紫外線対策を入念に行いましょう。紫外線は肌だけではなく髪にもダメージを与えるため、髪も紫外線から守ることが重要です。
例えば、日傘を活用することで髪全体を紫外線から守る方法だったり、紫外線対策効果の期待できるヘアケアアイテムを活用したりするとよいでしょう。
ただし、約2~3時間で紫外線カット効果が切れるものもあるため、こまめにケアをする必要があります。
4.美容サロンはこまめに通う
髪を綺麗にするためには、日々のシャンプー・トリートメント・ブラッシング・ブローを丁寧に行いつつ、定期的に美容サロンに通うのが理想的です。しかし、家事や育児、仕事で忙しいママにとっては、なかなか自分の時間を確保しにくいのが現実でしょう。
「スケジュールが空き次第美容サロンに行く」といったように、無理のない範囲で通うのも一つの方法。美容サロンで自分に最適なケア方法を情報収集し、日々の美髪習慣をブラッシュアップしていけるとなおベストです。
実は知らない?正しいシャンプーの仕方
間違った方法でシャンプーをすれば、髪にダメージを与える可能性もあるでしょう。ここでは、正しいシャンプーの方法を解説します。
シャンプー前の準備がポイント
綺麗な髪へと導くためには、シャンプー前の準備が大切です。まず、髪を濡らす前にブラッシングをしましょう。あらかじめ髪をとかしておけば、頭皮の皮脂汚れを浮かせたり、髪の絡まりを解消したりできます。
また、シャンプーの泡立ちもよくなるため、不用意に髪や頭皮を引っ掻いてしまわずに済むのです。ブラッシングが完了したら、予洗いを行いましょう。予洗いとは、シャンプーをつけずにお湯のみで洗髪することで、不要な汚れを落とす役割があります。
予洗いを行う際は、指の腹を使って頭皮をマッサージすれば、頭皮の血行促進も期待できます。なお、熱すぎるお湯で予洗いすると頭皮の痛みや乾燥につながるため、36~38℃を目安にしましょう。
シャンプーの手順
予洗いを行った後のシャンプーの手順を紹介します。
1.シャンプーを手のひらの上で泡立てる
2.頭皮をマッサージするように優しく洗う
3.髪の毛は泡でなでるように洗う
4.シャンプーをよく洗い流す
5.毛先を中心にトリートメントを塗布する
6.トリートメントをすすぐ
シャンプーを髪の毛につけた後に泡立てると、髪にダメージを与えてしまうため、手のひらで泡立てることがポイントです。泡立ちにくい場合は、洗顔ネットなどを使用して、しっかりと泡立てましょう。
また、髪の汚れは、泡でなでる程度でじゅうぶん落とせます。ゴシゴシと洗うのではなく、なでるように優しく汚れを落とすのが綺麗な髪に導くためのポイントです。
シャンプーが残ったままだと、頭皮トラブルや髪のダメージにつながります。そのため、全体のぬめりがなくなるまで、しっかりとすすぎましょう。特に、耳の後ろや襟足は、すすぎ残しが起きやすいため注意が必要です。
乾かさない・乾かしすぎに注意
シャンプーの後は、必ず髪を乾かしましょう。忙しいママは、髪を乾かす時間を確保するのも難しいかもしれません。しかし、濡れた状態の髪は水分が蒸発しやすい状態で、髪のパサつきにつながります。そのため、「今日はどうしても無理」という日を除いて、できる限り髪の毛を乾かしてから眠りましょう。
ただし、乾かさないままもよくないものの、乾かしすぎにも要注意です。髪を乾かしすぎると、ドライヤーの熱などにより乾燥しすぎてしまうため、髪へのダメージが蓄積されやすくなります。乾き残しがないことが確認できたら、必要以上に熱をあてないようにしましょう。
ヘアケアの重要ポイント!ブラッシング
正しい手順でブラッシングしたり、目的に合わせたブラシを選んだりすることで、より綺麗な髪を目指せます。ここでは、ブラッシングを行う際のポイントを紹介します。
正しいブラッシングの手順
ブラッシングをする際は、毛先から順に、少しずつとかしましょう。無理やりブラッシングを行うと、枝毛や切れ毛の原因になります。もし、髪の毛の絡まりがひどい場合は、ヘアオイルやローションを使うのがおすすめです。
絡まりがほどけたら、上から下に向けて優しくとかしていきます。強くこすりつけると、髪にダメージを与えてしまいます。髪の内側をとかす場合も、優しく行いましょう。
目的に合わせてブラシを使い分ける
目的に合わせてブラシを選ぶことも大切です。例えば、シャンプー前のブラッシングに使用するブラシは、ブラシ部分の面積が広く、空気穴の開いたパドルブラシがおすすめです。パドルブラシは、絡まった髪をとかすのにぴったりで、濡れた髪にも使用できます。
寝る前のヘアケアには、豚毛を使用したブラシがおすすめです。豚毛は静電気が起きにくく、髪のツヤを出しやすいという特徴があります。髪が長い人、太い人や多い人には猪毛が向いています。
自分に合ったケアアイテムを選ぶには?
自分に合ったケアアイテムを選ぶためには、どのような点を重視したらよいのでしょうか。3つのポイントを紹介します。
髪の状態に合わせて選ぶ
ケアアイテムを選ぶ際は、自分の髪質をしっかり理解した上で最適なものを選択すると、より綺麗な髪に近づけます。
例えば、ダメージが気になると一口にいっても、乾燥が気になるのであれば保湿重視のミルクタイプ、ツヤがないことを気にしているのならオイルタイプを選ぶのがよいでしょう。
くせ毛で髪が膨らみやすい人は、ミストタイプとオイルタイプを併用するなど、アイテムを組み合わせて使うのも一つの方法です。髪を乾かす前にミスト状のケアアイテムを使用しておくと、くせ毛をカバーしやすくなります。その後、オイルタイプを使用すれば、ドライヤーやヘアアイロンの熱から守りつつ、乾燥を防いでくれます。
自分の髪質を理解して、適切なケアアイテムを選びましょう。自分の髪の状態が分からない場合は、美容サロンなどでアドバイスをもらうのがベストです。
成分を確認して選ぶ
ヘアケアアイテムを選ぶ際は、香りや使用感などのほか、配合成分もしっかりチェックする必要があります。例えば、アレルギーがある人や肌が弱い人は、刺激の少ないケアアイテムを選んでおくと、安心して使用しやすくなります。
また、使用目的に応じた成分が入っているかも確認しましょう。例えば、髪のパサつきが気になる人には、ダメージ補修できる成分や保湿成分が配合されているものがおすすめです。
購入前に口コミをチェック
ヘアケアアイテムを検討し、パッケージや配合成分のみで判断して購入してしまった結果、「自分には合わなかった」と失敗した経験を持つ人は少なくありません。しかし、口コミを見てから購入するか判断すれば、失敗も減らせるでしょう。
「乾燥が軽減され、ハリを感じるようになった」「髪がまとまりやすくなった」など、自分と同じ悩みを持った人の解消事例は、購入前の検討材料の一つとして有益です。
とはいえ、使用感は人によって異なります。全ての情報を鵜呑みにせず、参考程度にしておくことがポイントです。