【目次】
・そもそも「パドルブラシ」とは?
・パドルブラシに期待できる効果って?
・パドルブラシの選び方ポイント
・人気のおすすめパドルブラシ
・パドルブラシの効果的な使い方
そもそも「パドルブラシ」とは?
空気穴があるブラシ部分のサイズが大きいアイテム
パドルブラシとは一般的に、「空気穴があるブラシ部分のサイズが大きいブラシ」のことをいうようです。
カヌーのパドルのような形に見えることから、「パドルブラシ」と呼ばれるようになったのだとか。
モデルや女優なども愛用しているということで注目を集め、女性の中でヘアケアアイテムとして人気なようです。
パドルブラシに期待できる効果って?
髪に負担をかけずにブラッシングできる
空気穴があるパドルブラシは、クッション性が高いといわれています。ブラシのピンは先端が丸くなっているものが多いため、髪に負担をかけずにブラッシングできるのだそう。
洗髪前に使うことで頭皮の汚れが落としやすくなる
パドルブラシは髪に優しく、頭皮に適度な刺激を与えられるため、頭皮マッサージや頭皮クレンジグを行う際に便利だといわれています。
また、洗髪前に頭全体をパドルブラシを使って刺激しておくことで、髪のほつれをほぐすだけでなく、頭皮の汚れも落としやすくしてくれるのだそうです。
頭皮の血行促進による白髪予防も?
資生堂プロフェッショナル トレーナーの西山直人さんによると、ストレスや一時的な細胞の弱まりで白髪ができやすくなっているのなら、その原因を取り除くことで黒髪に戻る可能性もあるのだそう。
「毛根にある黒髪のもととなるメラニンを作るメラノサイト、そして毛を作り出しメラノサイトが色素を受け取り着色する役割を果たす毛母細胞、このふたつの機能が低下してしまった場合は、白髪が生える確立が高くなります。ですが、ストレスなどによって一時的に細胞の働きが弱まっているのであれば、その原因を取り除くことで、白髪が黒髪に戻る場合があります」(西山さん)
パドルブラシで頭皮を丁寧にマッサージすると、血行の改善が期待できるといわれています。
定期的にブラッシングしてあげることで、酸素や栄養分を受け取り、不要なものを排出させるために必要な血流の改善が期待でき、白髪の生えにくい頭皮を保てるかもしれませんね。
パドルブラシの選び方ポイント
ブラシの材質で選ぶ
パドルブラシに使われている材質は主に、「木製」と「ナイロン」に分かれるといわれています。それぞれの特徴は以下。
木製のパドルブラシは「乾いた髪」におすすめ
木製のパドルブラシは、静電気が起こりづらいといわれているそう。肌触りがよく手になじみ、ブラッシングにおすすめされているそうです。
ナイロンのパドルブラシは「濡れた髪」におすすめ
ナイロンタイプのパドルブラシは、水に強いため濡れた髪にも使用できるといわれています。木製のパドルブラシに比べると静電気が起こりやすいといわれているので、選ぶなら静電気防止加工のナイロンブラシがおすすめだそうです。
ピンや土台のクッション性で選ぶ
ピンの突起や土台のクッション部分も、パドルブラシを選ぶ上で重要なポイント。
強めの圧で頭皮をブラッシングしたいのなら、クッション部分が硬めのものや、ピンの突起がしっかりしたものをセレクトするのが推奨されているよう。
優しい肌あたりが好きな人は、ピンやクッションはソフトなタイプを選ぶとよいといわれています。
人気のおすすめパドルブラシ
アヴェダ|パドルブラシ
頭皮への負担を緩和するようデザインされたパドルブラシ。面が広いクッションブラシなので、毎日のブラッシングにはもちろん、頭皮マッサージにもぴったり!
「頭皮への当たりが心地いい。髪を一気にとかせるのも便利です」 (モデル 近藤千尋さん)
ORIENEX|パドルブラシ
竹を使った自然素材のパドルブラシ。髪が薄くなったと感じている人や、痩せてしまったと感じている人に向けて作られたブラシで、髪だけでなく頭皮にも優しく、痛くないのが特徴。
「以前はプラスチック製のものを使っていましたが、こちらに変えてから竹自体に含まれる天然油分で使い込むほどに頭皮や髪の質感が変わったように思います」(Domanist 石本さや香さん)
ジョンマスターオーガニック|コンボパドルブラシ
猪毛とトルマリンが配合された混合ブラシ。キューティクルを傷つけずに髪を整え、毛が太く広がりやすい髪質を、なめらかでツヤのあるまとまりやすい髪に。ハンドルは持ちやすい竹製。手にフィットする太さで効果的なスタイリングを可能に。
シャンティ マペペ|ふかふかクッションのパドルブラシ
ワイドなブラシで髪の絡まりをスルスルととり、スタイリングしやすいまとまりのいい髪へと導いてくれるパドルブラシ。ふかふかと弾力のあるクッションが頭皮を優しく揉みほぐし、なだらかなカーブがフィットして最高の使い心地!
トリコ インダストリーズ|デンマン ブラシ
頭皮・髪にダメージを与えずにとかすことができるパドルブラシ。目が詰まっていないので、ヘッドマッサージにもおすすめ。
LOUVREDO|ルーヴルドー バドルブラシ
(画像右・1)
ピン先の大きさやクッション性にこだわったパドルブラシ。柔らかな使い心地で髪を根元からいたわってくれる。
「髪のうねりをケアしてツヤを出し、頭皮も元気にする効果があるブラシ。黒髪キープの習慣に」(PRオフィス・ラキャルプ主宰 新井ミホさん)
コイズミ|リセットブラシ
毎分6600回転の音波振動で、絡まりをほぐしツヤのある髪へと導いてくれる振動型。ピン部分がプラチナコーティングされているため、頭皮に触れるとひんやり。適度な刺激を与えてくれ、地肌がほぐれてリフレッシュできる。
ハニホコ|カラミーNO ヘアブラシ
長さの違うピンで髪を絡みにくくしてくれるブラシ。土台のクッションが頭皮を優しくマッサージし、乾いた髪のみならず濡れた髪でもストレスのないケアが可能。
パドルブラシの効果的な使い方
基本的な使い方は毛先→根元
ブラッシングはやり方次第で絶大な美髪効果があらわれるといわれています。正しいブラッシングの方法は以下。
\How to/
1. もつれやすい毛先を優しくほぐす。
2. 襟足から頭頂部、顔周りから頭頂部へと進め、最後にブラシが頭皮に軽く当たるように根元から毛先へとかす。
リフトアップ効果も期待できるブラッシング方法
顔のリフトアップ効果も期待できるという、ブラッシング方法!シャンプー前に行うと効果的です。
\How to/
1. 毛先の絡まりをとかす。
2. 襟足から頭頂部にかけて下から上にブラッシングする。
3. 額〜こめかみ〜頭頂部に向かってブラッシングして完了。