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LIFESTYLE 子育て

2023.09.29

「新生児」期間はいつからいつまで? 特徴や育児について解説

生まれて間もない赤ちゃんを「新生児」といいますが、いったい「新生児」の期間はいつからいつまでなのでしょうか。そして育児をするうえで知っておきたい、新生児の赤ちゃんの特徴や気をつけることなどをみていきましょう。

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「新生児」の期間とは?

「新生児」とは、生まれた日を生後0日とし、そこから28日未満の赤ちゃんのこと。それ以降は「乳児」と呼ばれます。

パソコンで作業する母親と眠る赤ちゃん

「乳児」・「幼児」との違いは?

「乳児」

「乳児期」は、成長著しい時期です。ずっと寝ていた赤ちゃんが、寝返りをし、座るようになり、そしてハイハイつかまり立ちをするようになります。運動機能の発達だけではなく、外部から刺激を受けることで、視覚や嗅覚、聴覚、味覚、触覚などの五感の発達もしていく時期です。また、不安や安心、寂しさ、信頼感などの感情が芽生え始め、世話をしてくれる大人に愛着を持つのもこの「乳児期」の特徴といえるでしょう。

「幼児」

日本では、満1歳から就学前の子どものことを「幼児」といいます。約6年間、幼児期があり、その期間での成長の幅は広いもの。個人差はありますが、1~2歳で言葉を発しはじめ、自我などが芽生えます。赤ちゃんらしさがなくなる3~4歳ごろになれば、着替えやトイレなど、身の回りのことが自分でできるようになるでしょう。

また知能が発達し、知的好奇心が増してくるのもこの時期です。そして5~6歳には、他人との関わりの中で社会性を身につけていきます。

「新生児」とはどんな時期?

「新生児」の赤ちゃんは、どのようなサイクルで生活をするのでしょうか。新生児の睡眠や排泄、授乳などについてみていきましょう。

眠ったり遊んだりご飯を食べたりする赤ちゃんのイラスト

1日のほとんどを眠って過ごす

新生児の1日の睡眠時間は、15~20時間くらい。個人差はありますが、1日のほとんどを寝て過ごします。しかし、まとまって15~20時間眠るわけではなく、3~4時間、寝たり起きたりを繰り返すことが多いようです。新生児が起きる理由のほとんどが、お腹が空いているかオムツの交換。しかも昼夜問わずに起きるため、ママやパパが大変な時期といえるでしょう。

よく排泄をする

新生児は、おしっこやうんちを頻繁にします。それは排泄機能がまだ発達していないためです。おしっこは1回の量が少なく、回数が多くなります。うんちも1日に10回近くする場合も。しかし、成長とともに排泄機能が発達していき、次第におしっこやうんちの回数も間隔があいてくるでしょう。

授乳の回数も多い

新生児の赤ちゃんは、一度に母乳やミルクを飲める量が少ないため、授乳の回数も多くなります。授乳が2~3時間の間隔で、12回くらいになることも。赤ちゃんが、おっぱいを探すように口をパクパクさせていたり、手を口元に運んでいたりしたら、それはお腹が空いているサインであることが多いでしょう。

「新生児」の発達や成長

新生児の発達や成長にはどんな特徴があるのかみていきましょう。

「新生児」の体重や身長、体温は?

新生児の平均体重は約3kg平均身長は50cm前後だといわれています。平均体温は36.5~37.5度。大人よりやや高めなのが特徴です。

「新生児」の視力や聴力は?

視力

赤ちゃんはお腹の中にいるときから、暗いか、明るいかの区別はできているといわれています。生まれてすぐの視力は0.01~0.02くらい。顔から20~30cmほどの距離は見えますが、まだぼんやりとしか見えません。認識できる色は白と黒、グレーだけ

聴力

妊娠後期のころから、赤ちゃんはお母さんの心臓の音が聞こえるといわれています。また音の強弱や高音、低音もこのころから聞き分けられているようです。

「新生児」の育児で気をつけることは?

新生児の赤ちゃんは、とても繊細です。身体の発達がまだ未熟であるため、育児において気をつけることがいくつかあります。

窓沿いにベッドが置かれた子供部屋のイメージ

就寝時の窒息事故に注意する

顔がベッドのマットに埋まったり、布団が顔に覆いかぶさり、赤ちゃんが窒息を起こす恐れがあります。なるべくベビーベッドで寝かせたり、赤ちゃん用の軽い布団を使用するなど、赤ちゃんの発達に応じて寝る環境や寝具を選ぶ必要があるでしょう。

体温調整に気をつける

新生児は体温調整がまだ上手にできません。気温と一緒に体温が上がったり下がったりします。夏の室温は27℃、冬は20℃を目安に空調を調節してください。また布団や衣類の着すぎにも注意が必要です。もし赤ちゃんが汗をかいていたら、すぐに着替えさせてあげましょう。

できるだけ毎日沐浴する

新陳代謝がよい新生児の赤ちゃん。皮脂の分泌も盛んになります。清潔にしてあげるためにも、沐浴は毎日するのが理想です。しかし、まだ体力がない新生児の赤ちゃんは長時間お湯に浸かると疲れてしまいます。3~5分くらいで沐浴を終えるようにするとよいでしょう。また、新生児の赤ちゃんは肌が繊細で乾燥しやすくなります。沐浴後はベビー用の保湿剤などを塗ってあげるようしましょう。

新生児の外出は避ける

新生児の外出は避けるべきだといわれています。新生児の赤ちゃんは、免疫機能がまだ弱いため1か月検診までの外出はなるべく避けた方がよいでしょう。

最後に

生まれてすぐの「新生児」の赤ちゃんは、お世話が大変なことが多いかもしれません。しかし新生児の期間は、28日間とあっという間。この時期しか見られない赤ちゃんの成長もあります。成長記録をつけるなど、育児の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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