「幼稚園」に「入園」申し込みをするまで
子どもが入園する幼稚園を決めるには何を参考にすればよいのでしょうか。ここでは「入園」を決めるまでの流れをみていきましょう。
「入園」準備でまずやるのは
まずは「幼稚園」の情報収集からはじめましょう。情報収集は「入園」の1年前から始めるとベター。通園可能範囲に幼稚園はどれくらいあるかをチェックし、リストアップしてみましょう。お住まいの自治体によっては、幼稚園のことをまとめた資料を配布しています。それを参考にしながら調べていくとよいでしょう。
幼稚園には公立と私立があります。幼稚園にかかる費用や「幼児教育・無償化制度」がどのように適用されるか、通園方法などは必ず確認しておきましょう。
また、幼稚園にはそれぞれ特徴があります。どの幼稚園も基本的には遊びを大切にした教育をしていますが、中には英語教育や勉強のカリキュラムがあることも。子どもが幼稚園でどのように過ごしてほしいか、家族で話し合いながら検討していきましょう。
幼稚園を見学しよう
ホームページなどで情報を公開している幼稚園がほとんどですが、実際に通園して初めてわかることもあります。より詳しく情報を知るには、実際に幼稚園に行くのがよいでしょう。
多くの幼稚園では、未就園児を対象にしたイベントを行っています。体験入園や園庭開放に参加し、インターネットではわからない幼稚園の雰囲気を知るのもおすすめです。
また、見学ができる幼稚園も多数あります。幼稚園によって見学できる時期や形式は異なりますので、ホームページをチェックするか、幼稚園に直接問い合わせてみましょう。もし見学やイベント参加が難しい場合は、資料の送付ができないか、幼稚園に確認してみてください。
幼稚園についてさらに詳しく知りたい場合は、ママ友や近所の人にリサーチするという方法も。ホームページや見学では知りえないことがわかる場合もあります。
「幼稚園」の説明会にも参加を
多くの幼稚園では、夏から初冬にかけて説明会を行います。回数や実施日は幼稚園によって異なりますので、幼稚園や市区町村のホームページはこまめにチェックしましょう。情報が得られない場合は、幼稚園に直接問い合わせて確認を。
説明会では、幼稚園の教育方針や選考、費用のこと、年間スケジュールなどについて説明されます。説明会で願書を配布する幼稚園もあるので、説明会はできるだけ参加しましょう。感染対策により、子連れ不可や参加人数が限定されることがありますので注意が必要です。
「入園」の願書提出から選考
幼稚園に提出する願書は、説明会で配布されることもあれば、別日程で配布されることもあります。情報を得られていないと願書を手にできないことがあるので、注意しましょう。
願書の受け付け時期は幼稚園によって異なります。また、入園料や出願料が必要になるケースもあるため、事前によく確認しましょう。願書を提出することで入園が決まる幼稚園もあれば、入園の選考が確保できる幼稚園もあります。入園に選考がある幼稚園の選考フローはさまざまですので、この点も確認しておくと安心です。
入園の選考面接では、子どもの生活の様子や体調について聞かれることがあります。アレルギーがある場合は、しっかりと幼稚園に伝えましょう。
「幼稚園」に「入園」が決まったら
続いて、幼稚園に入園が決まったあとの流れを紹介します。
「入園」手続きをする
入園が決まったら、幼稚園の案内通りに入園手続きを行います。書類の提出のみで終わる場合と、書類提出に加えて入園金の納入が必要になる場合があります。期限や納入方法が指定されていますので、事前によく確認しましょう。
「入園」前説明会に参加
多くの幼稚園では、年明けから入園前説明会を行います。入園前説明会では、入園後に使うグッズや制服、自治体からの補助金などの説明があります。また、制服や体操服などの採寸を同日に行う幼稚園もありますので、可能な限り参加しましょう。
制服や体操服は指定のものを期限までに購入しますが、手提げ袋などのグッズは個人で準備することがほとんどです。ルールがある幼稚園もあるので、案内をよく確認して早めに準備しましょう。
「入園」準備で心がけたいことは
入園準備をするうえで心がけたいことを紹介します。
「入園」の準備や手続きは早めに済ませる
入園準備や手続きには期限があることがほとんどです。少しでも遅れると入園や選考が難しくなるケースも。期日の管理には十分注意を払いましょう。また、人気のある幼稚園に入園したい場合は、しっかりと情報収集を。特に幼稚園や市区町村のホームページはこまめに確認することをおすすめします。
「入園」に向け、子どもの生活リズムを整えよう
幼稚園に入園すると、規則正しい生活がはじまります。生活リズムを整えるためにも、早寝早起きに慣れておきましょう。また、入園すると、着替えや食事は子どもが一人ですることになります。ボタンやファスナーに慣れ、子どもが一人で着替えをする機会を増やしましょう。
また、幼稚園では、給食やお弁当を食べる時間が決まっています。お弁当の場合は、家のランチをお弁当箱にするなどして、子どもが食べる量を把握するとよいでしょう。給食の場合は、いろいろな食材を口にする機会が増えますので、苦手な食材にトライしておきましょう。
最後に
幼稚園に入園するには、さまざまな手続きが必要です。いずれも期限が決まっていることが多いので、事前によくチェックを。幼稚園にはそれぞれ特徴があります。子どもに合うかどうかを見極めるためにも、見学やイベントにはぜひ参加しましょう。
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