こんにちは、editor_kaoです。
ぼんやりは考えていたけれど、長い間ほったらかしている題材ってありませんか? 私の場合、今回のタイトルがまさにそれ。ヘアサロンに行くときの服って人それぞれで、果たして正解はあるのかな? と、思っています。
ヘアサロン=おしゃれする、にカルチャーショック!
と、いうのは。私も長くエディター人生を歩んでいるものですから、実はかなりいいサロンに通っていまして(えへへ)。「予約が全然取れない!」ということではないのですが、丁寧で技術も確か、余計なおしゃべりもお世辞もなく(笑)、安心して身を任せられるところなんです。人気のモデルやアーティストなども多く通われていて、私もお仕事したことはないものの、名前をよく知っているあの人やこの人を、よく見かけます。
まあ私は、撮影でご一緒したヘアメークさんが、サロンワークもされていたご縁で通い始めただけなのですが。思えばもう20年くらいお願いしてるかも! さらに私の髪が、多い&硬い&くせっ毛という、かなりの厄介者なので、ヘアサロンを替えること自体がかなり難しいことも、通い続けている理由のひとつです。
で、話を戻すのですが、サロンでほかのお客さんの様子を見てみると、かなりおしゃれしている人が多く……。青山という立地もあるのでしょうか、「めちゃめちゃきちんとしてる!」と驚くことが、よくあるのです。私なんて、ヘアサロンに行くというよりは、長年の友人に会いに行くような感覚が強く、いつも以上にラフだったりするのに……。
ひょっとしたら、あとに予定を入れているのかもしれません。が、初めて来店したような人は、まずおしゃれに手を抜いていない印象なんですよね。この時代においてヒール率も高い。みなさん知っているかどうかはわからないのですが、そのサロンではまず最初に、立って全身鏡を見ながらバランスを確認するんです(私は知り合いだったので、しなかったけど)。ひょっとしてこの全身チェックがあるから、みんな頑張ってるの!? それとも、やっぱりトップモデルが通うサロンということで、いちばんコンディションのいい自分をプレゼンしてる!?
自分を知ってもらうことで、ヘアサロンといい関係に
謎は深まるばかりですが、普段の自分がどんな着こなしやメークが好きなのかを、美容師さんに知ってもらうのはいいこと。私においては20年の関係性があるがゆえに、今さら何かを盛ることもできず、さらには普段の私が、いかにヘアやメークに手をかけていないかは、すでにバレバレなので、それを鑑みたカットを提案してくれているのではないかと思います。
私の担当美容師さんがよく話すのは、「家でも再現できるヘアスタイルを、提案してこそ一流」ということ。いくらサロンでかっこよく決まっても、自分でうまくスタイリングできなかったり、ひと月後には収拾がつかなくなってしまうようなカットは、よろしくないのだとか。確かに、そこに通うロングヘアの友人は、一度カットしたら半年はほったらかしているような……サロン的には経営が圧迫されそうですが、そこは美容師としてのプライドの問題なのでしょう。ほら、いいヘアサロンだと思いませんか?
着こなしは手を抜いても盛ってもダメでした
そういうわけで、私なりの結論! ヘアサロンに行くときは「自分らしい着こなし」で。気を抜きすぎても(←私です)、必要以上に盛ってもダメ、あくまでも普段どおりでいるのがいちばんかと。髪を整えるって毎日のこと。自分でアレンジをしたいのか、何もしなくてもサマになるようでいたいのかを、伝えるのも大切かもしれません。
私も厄介な髪質ながらに、前髪を楽しみたくて、毎回長さや分量を、細かく相談しています。忙しい月はかまっていられないからカットしない、とか、ちょっと余裕がありそうだから分量を多めにしてみよう、とか。そこまで話し合える人と出会えたら、ヘアサロンに行くのも、ストレスが軽減されるかなって思います。
【今日のひと手間】
話題のファミマTシャツ、先日の出張で着替えが足りなくなり、買ってみたのですがなかなかよいです。白でも生地感がしっかりしているので透けにくいですし、洗濯機でじゃんじゃか洗っても首まわりが崩れません。これは人気なの、わかる! ユニセックスサイズで私はSにしたのですが、ほどよくゆとりがあるのも安心です。
エディター
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。
イラスト/柿崎こうこ
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