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2024.08.05

アナウンスとはどういう意味? 効果的なアナウンスのポイントも紹介

 

何気なく使っているカタカナ語の中に「意味は分かっているけれど詳しくは説明できない言葉」もあるもの。「アナウンス」もそのような言葉の一つかもしれません。アナウンスという言葉の意味や類義語、またアナウンスを成功させるコツを解説します。

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アナウンスとは? 意味や語源などを解説

初めて耳にした言葉を理解し、自身のボキャブラリーに加えていくためには、その言葉が持つ正しい意味を知ることが重要です。今回は、ビジネスシーンでも耳にすることの多い「アナウンス」という言葉の意味や使い方を紹介します。

スピーチしている人のイラスト

(c) Adobe Stock

意味は「伝えること」「公表すること」

アナウンスという言葉には「情報を放送にのせて視聴者に伝えること」という意味があります。ニュース番組で今しがた起きた事故の内容を放送したり、電車の車内放送で当該車両の遅延を伝えたりする行為が、この意味で使われるアナウンスの具体例です。

アナウンスには他にも「情報を公にすること」という意味も持っています。政府が国民に向けて政策を公表したり、消費者庁が問題のあった製品に関するリコール情報を公表したりする行為が、この意味で使われるアナウンスに当たります。

アナウンス(announce)
[名](スル)
1 放送によってニュースや案内などを告げること。また、その放送。
2 公表すること。正式に発表すること。
引用:小学館 デジタル大辞泉

アナウンスという言葉は、英語の「announce」が元となったカタカナ語です。「announce」は「披露する」「通知する」「予告する」などの意味を持つ動詞です。

ビジネスシーンにおけるアナウンスの使い方

アナウンスという言葉が使われるシーンとして代表的なのが、メーカーのホームページやSNSなどで行われる、新商品発売を告知する場面です。新商品発売の告知には、新商品の特徴を伝えることはもちろん、開発の背景や製品に込められた思いなども積極的に盛り込まれます。

アナウンスという言葉が使われるその他のシーンには、展示会や、セミナーの日程・場所などを知らせるイベント告知、誰がどのような役職に就いたかを知らせる人事異動の通知などがあります。また、社内やチームで共有したいことを通知する際にも使われることがあるでしょう。

アナウンスの類義語と関連語を知ろう

言葉をより深く理解したいと思ったときに役立つのが、その言葉と関わりの深い言葉に関する知識です。類義語や関連語をセットで頭に入れることで、主たる言葉への理解度が高まるでしょう。アナウンスの類義語や言い換え表現、関連語を解説します。

大きなメガホンを持っているビジネスパーソンたちのイラスト

(c)AdobeStock

アナウンスの類義語と関連語
  1. アナウンスの類義語
  2. アナウンスの関連語

アナウンスの類義語

アナウンスの類義語として挙げられるのは「告知」「発表」「通知」などです。

告知とは、情報を相手に知らせることを指します。「がん告知」「告知義務」などの形で使われるのが一般的です。なお法律用語としての「告知」は、継続的な契約を終了させる「解約」と同じ意味で使われます。

発表とは、世間に情報を公にすることもしくはその知らせ自体を指す言葉です。「新作発表」「研究発表」などという形で使われます。

通知とは、情報を相手に告げること、もしくはその知らせ自体を指す言葉です。「通知表」「入学通知」などとして使うのが一般的です。

アナウンスの関連語

アナウンスの関連語には「アナウンサー」「アナウンス効果」などが挙げられます。

アナウンサーとは、テレビやラジオに出演してニュース原稿を読んだり、番組を進行したりする職業です。スポーツの実況や番組のナレーションなど、活動は多岐にわたります。

アナウンス効果とは、選挙期間中に報道された情報によりもたらされる投票行動への影響を表す言葉です。使用シーンによっては、政府が発表した経済計画に刺激された民間企業の取り組みにより、想定した以上の成果が上がってしまう現象を指す場合もあります。なお、アナウンス効果は「アナウンスメント効果」とも呼ばれます。

アナウンスを成功させるためのポイント

アナウンスを実践するときは、伝えるべき情報をしっかりと見極め、真意が伝わりやすい形を選んで行うことが重要です。これらをないがしろにして原稿を作ってしまうと、伝えたいことが満足に伝えられなくなってしまう場合も。アナウンスを成功させるポイントをみていきましょう。

演説

(c) Adobe Stock

アナウンスするべき情報を整理する

アナウンスを成功させるには、伝達すべき情報を整理し、過不足なくまとめることが大切です。情報を整理せず、必要性が低い情報まで盛り込むと、本当に伝えるべき情報の存在感が薄れてしまいます。

情報を整理するときのポイントは、情報を収集する範囲や目的を明らかにした上で、必要な情報を選び抜くことです。的確な範囲で情報収集を行い、「誰に何を伝えるのか」をはっきりさせた上で、本当に必要な情報だけを残していくことが大切です。

結論から書き始める・話し始める

情報の肝となる「結論から伝える」ことも、上手なアナウンスを実現させるためのポイントです。

結論から始めるメリットは、一番大切な情報が聞いたり読んだりしてすぐに分かることです。アナウンスを始めてからすぐに結論が提示されるため、「論点はどこだ」と探しながら聞く・読む手間が省け、聞き手・読み手の時間を無駄に奪いません。

聞き手・読み手の注意を引き付ける効果に期待できたり、納得感を高められたりするのも、結論から伝え始めるメリットといえるでしょう。

シンプルに分かりやすくまとめる

伝わりやすさを重視してシンプルにまとめることも、アナウンスする際に重要といえます。

アナウンスする文章をまとめるときのポイントとして挙げられるのが、回りくどい表現を避けることです。不必要な修飾語や比喩表現を使って文章を飾り立てるのではなく、ストレートな表現で文章を組み立てるのがよいでしょう。

ただし、謝罪としてアナウンスを行うのであれば、シンプルさを犠牲にした方がよい場合もあります。簡潔すぎる文章で謝罪を行うと、心から謝っていないような印象を持たれてしまう可能性があるため、注意が必要です。

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