Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 雑学

2024.12.01

リンクコーデとは? 定義から基本的な実践までを徹底解説

リンクコーデとは、家族・パートナー・友人など、親しい人とコーディネートをさりげなくそろえることです。服や小物の色や柄など、さまざまな要素を組み合わせ、統一感のあるコーディネートが楽しめるのが魅力。リンクコーデの意味合いと、基本的な実践方法まで紹介します。

Tags:

リンクコーデとは? 定義をチェック

リンクコーデとはそもそもどのようなコーディネートを指すのか、一般的な意味を解説します。まずは、リンクコーデの目的と楽しさを押さえていきましょう。

白い花を手渡す親子の手元写真

(c)AdobeStock

2人以上で部分的におそろいにするコーデ

リンクコーデとは、2人以上で部分的におそろいの要素を取り入れたコーディネートのことです。完全に同じ服装ではなく、色や柄、アイテムの一部を合わせることで、さりげなく統一感を演出します。

リンク‐コーデ の解説
《(和)link+coordinateから》親子・恋人・友達同士などが、お互いの服に同じ素材や配色を使うことで、さりげなくつながりを感じさせるコーディネート。
引用:小学館 デジタル大辞泉

たとえば、カップルがデートで同じ色のトップスを着たり、友人同士でバッグの柄をそろえたりするのが、リンクコーデの一例といえます。

家族・パートナー・友人と楽しめる

リンクコーデは、家族やパートナー、友人など、さまざまな関係性で楽しめるのが魅力です。

たとえば、家族旅行で全員がスニーカーでそろえたり、パートナーとデートの際に同じ柄のアイテムを身につけたりするのも、リンクコーデの一例になるでしょう。友人グループでは、イベントやフェスに行くときに同じブランドのバックでリンクコーデを楽しむケースもあるようです。

リンクコーデのよさは、お互いの個性を尊重しながら、一体感を表現できる点です。ファッションを通じて絆を深められ、日常のちょっとした楽しみから特別な日のコーディネートまで、幅広く活用できます。

リンクコーデと似た言葉と意味の違いは?

仲のよい間柄でファッションをそろえて楽しむ方法は、リンクコーデの他に、ペアルックとシミラールックも挙げられます。リンクコーデとどう異なるのか、それぞれの特徴について見ていきましょう。

山の上の公園の展望台の階段上から街並みを見ながら手を振っている日本の双子兄弟。奥に海が広がっている。薄い雲がかかった天気

(c)AdobeStock

ぱっと見で分かる「ペアルック」

ペアルックは、ブランド・柄・色など、2人がおそろいのアイテムを身につけることです。

たとえば、パートナーや友人と同じブランド・同じデザインのTシャツを着たり、親子で同じ柄のワンピースを着たりするケースが、ペアルックにあたるといえます。

ペアルックは、お互いの絆を視覚的に表現できる楽しい方法です。ぱっと見て同じアイテムを着ていることが分かるため「おそろいを着るほど仲よし」という印象が、リンクコーデよりも強調されるでしょう。

雰囲気を合わせる「シミラールック」

シミラールックはペアルックほど目立たない、さりげないおそろいコーデです。全身をそろえるのではなく、色や雰囲気を合わせて、統一感を出します。

たとえば、2人とも白いトップスにデニムを合わせる、シャツの色を同系色にするなど、同じテイストで服を選ぶイメージです。

シミラールックの魅力は、自然な統一感にあります。それぞれの個性を活かしつつ、関係性を表現できるのが特徴です。日常生活でも取り入れやすいため、さりげなく絆を表現したい方におすすめといえます。

リンクコーデの基本の楽しみ方

ファッションの一部を合わせるリンクコーデの楽しみ方は、簡単です。すぐに実践できる方法を三つ紹介します。

カウズ+ウォーホル UTコレクション

参照:【UT】「カウズ+ウォーホル UTコレクション」のTシャツで〝親子リンクコーデ〟

色を合わせる

最も挑戦しやすい基本的なリンクコーデは、色を合わせること。同じ色を身につけるだけで、一体感が生まれます。

色の選び方にはいくつかコツがありますが、まずは同系色で統一する方法が簡単でしょう。青系ならネイビーとライトブルーといった具合に、濃淡をつけてリンクさせるとおしゃれな印象になります。

また、リンクさせるアイテムを1人はトップスで、もう1人はボトムスでというように分けるもあります。

柄を合わせる

柄を合わせるリンクコーデは、色合わせの次のステップとして人気です。同じ柄を身につけると、より一目でわかりやすい一体感を演出できます。

たとえば、1人はシャツ、もう1人はボトムスをストライプでリンクすれば、スタイリッシュな印象に。花柄であれば、ワンピースとスカートでリンクさせれば、全体に華やかな雰囲気が生まれるでしょう。

柄合わせのコツは、お互いの柄のサイズや密度を考慮することです。大きな柄と小さな柄を組み合わせると、バランスのよいリンクコーデに仕上がります。また、柄の色味をそろえることで、統一感が増します。

小物・アイテムを合わせる

小物やアイテムを合わせるリンクコーデは、さりげなく楽しめる方法です。たとえば、同じブランドのバッグを持ったり、帽子・サングラス・スニーカーなどで目立つアイテムをそろえたりしても楽しめます。

パートナーとならペアウォッチやペアリングなど、友人同士なら、同じデザインのスマホケースやキーホルダー、バッグをリンクさせるのも人気です。

小物合わせの魅力は、TPOに合わせて簡単に取り入れられることといえるでしょう。普段使いのアイテムを工夫するだけで、楽しくおしゃれなリンクコーデが完成します。

季節ごとで見る楽しみ方の違いは?

シーズンごとに異なるファッションアイテムやカラーに合わせて、リンクコーデの楽しみ方の違いを紹介します。季節感を出しながら、さりげないリンクコーデを楽しみましょう。

ファッション系統診断

(c)AdobeStock

軽やかに見える色で合わせる「春」

春のリンクコーデは、軽やかさと明るさがキーワードです。軽やかなパステルカラーを取り入れれば、季節感たっぷりの爽やかな印象を演出できます。たとえば、ピンクやイエロー、ライトブルーなどの色を共通項として、お互いのコーディネートに取り入れてみるのもよいでしょう。

春は寒暖差が激しいため、薄手のニットやカーディガンを活用すると便利です。色・柄や素材などどこかを合わせれば、リンクコーデが完成します。

アクセサリーやバッグなどの小物で春らしさを取り入れるのも効果的。花モチーフのアクセサリーや明るい色のバッグを合わせれば、春らしさがグッと増します。

Tシャツで涼しげに合わせる「夏」

夏のリンクコーデの主役は、やはりTシャツといえるでしょう。Tシャツを合わせるとなるとペアルックのようになりがちですが、アースカラー系・寒色系など、色味に統一感のあるものを合わせるリンクコーデもおすすめです。

特に、爽やかな印象の白やブルー系などは、夏らしさを演出できると人気があります。色以外にも、ロゴやイラストなど、Tシャツのデザインをリンクさせるのも一つの方法です。同じデザイナーのTシャツで、デザインが異なるものを着るのもよいでしょう。

小物の場合はサンダルやサングラス、帽子などをリンクさせると、季節感を演出できます。海やプールなどのレジャーシーンでは、水着や浮き輪の色を合わせて楽しむ方法もあります。

チェックなど柄で合わせる「秋」

秋のリンクコーデは、チェック柄が定番といえます。温かみのある色合いを選ぶと、秋らしい雰囲気を演出できるチェック柄は、リンクコーデの主役にぴったりです。たとえば、同じチェック柄のシャツやマフラーをそれぞれ身につけることで、さりげない統一感を出せます。

色使いも秋らしさを演出するポイントです。ブラウン・オレンジ・バーガンディなどの深みのある色を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を醸し出せるでしょう。これらの色を使ったニットやカーディガンをそろえるのもおしゃれです。

アウター・素材にこだわりたい「冬」

冬のリンクコーデは、アウターと素材選びがポイントです。寒さ対策を兼ねつつ、おしゃれな統一感を演出します。

たとえば、同じデザインのコートや、同系色のダウンジャケットを選べば、統一感のあるリンクコーデに。素材では、ウールやカシミヤなどの暖かい素材を取り入れるなど、同素材を使ったマフラーやニット帽でさりげなくリンクするのもおすすめです。

また、冬ならではのアイテム、たとえば手袋やイヤーマフなどでも、同じ柄や色を選べばリンクコーデを楽しめます。寒い季節だからこそ、温かみのあるリンクコーデを楽しみましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)AdobeStock

あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!