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2025.04.06

タオルが濡れると臭うのはなぜ? 原因を知って対策しよう!【専門家監修】

つけ置き洗いで効果的に臭いを除去

特に臭いの強いタオルには、つけ置き洗いが効果的です。手順を守ることで、繊維の奥にこびりついた汚れをしっかり落とし、臭い戻りを防ぎます。

【つけ置き洗いの手順】

1. 40~50℃のお湯を用意する(オキシクリーンの効果を最大限に引き出すため、お湯の温度が重要。※洗濯表示にある最高温度で使用)。
2. お湯4Lに対し、オキシクリーン28gを溶かす(粉末が完全に溶けるまでよく混ぜる)。
3. タオルを1時間ほど浸け置く。
4. 通常の洗濯機洗いを行い、しっかりすすぐ。

【つけ置き洗いの注意点】

・40℃以下では効果が出にくく、50℃以上では生地を傷める可能性があるため、温度管理が重要。
・浸け置き時間が長すぎると繊維が傷むことがあるため、1時間を目安にする。
・使用後はすぐにしっかり乾かし、湿気を避けることで臭い戻りを防ぐ。

洗濯機での使用方法

つけ置きが面倒な場合や、手間を省きたいときは、洗濯機でオキシクリーンを使う方法もあります。通常の洗剤と併用することで、洗濯のたびに臭いのもとを除去しやすくなります。

【洗濯機での使用手順】

1. 洗剤と一緒にオキシクリーンを適量投入する(目安は洗濯物約4kgに対し約28g)。
2. 洗濯機の「お湯洗いモード」や「つけ置きモード」がある場合は活用する。
3. すすぎを十分に行い、洗剤カスや汚れが繊維に残らないようにする。

【洗濯機で使用する際のポイント】

・水洗いモードでは効果が低くなるため、お湯洗いが可能なら温度を調整する。
・洗剤と混ぜすぎると泡立ちすぎることがあるため、適量を守る。
柔軟剤の使用は控えめにし、タオル本来の吸水性を保つ。

どのくらいの頻度で行うべきか?

オキシクリーンを使った臭い取りは、「すでに臭いが気になるタオル」と「予防的なケア」の両方で活用できます。

・臭いが強いタオル → 週1回のつけ置き洗い
・定期的なケア → 2週間に1回の洗濯機使用

頻度を調整することで、タオルの痛みを最小限にし、長く快適に使用することができます。

タオルの臭いを防ぐ干し方と保管のポイント

タオルの臭いを防ぐためには、適切な干し方と収納方法が重要です。 しっかり乾燥させ、保管環境を整えることで、嫌な臭いの発生を防ぎやすくなります。

タオルを効率よく乾かすための干し方

湿気がこもると雑菌が繁殖しやすくなり、乾燥が不十分なタオルはすぐに臭いがつきます。速やかに水分を飛ばし、短時間で乾かすことが、臭いを防ぐ最大のポイントです。

【効果的な干し方】

ピンチハンガーを使い、蛇腹状に干す。
→ タオルを折り畳まず、蛇腹状に広げることで、通気性が向上し、短時間で乾燥可能。

2本のハンガーを使ってM字干しにする。
→ 両端を持ち上げて干すと、タオルの中央部分が空気に触れやすくなり、乾燥時間が短縮される。

サーキュレーターや扇風機を利用する。
→ 室内干しでも風を当てることで、短時間で湿気を飛ばし、臭いの原因を抑えられる。

【干し方の注意点】

・部屋干しの際は、タオル同士が密着しないように間隔を空ける
・湿度の高い日は、除湿機やエアコンの除湿モードを活用し、乾燥環境を整える。
・乾燥機を使用する場合は、タオルが絡まないように間隔をあけて入れる。

タオル 乾燥機

(c) Adobe Stock

部屋干しでも臭いを防ぐ工夫

天候や生活スタイルによっては、部屋干しを避けられないこともあります。乾燥時間が長くなると雑菌が増えやすいため、工夫が必要です。

【部屋干しのポイント】

物干し竿にタオルをジグザグ状にかける。
→ 空間を有効活用しながら、タオル同士が密着するのを防ぐ。

エアコンの風が当たる位置に干す。
→ 乾燥スピードを早め、雑菌の増殖を防ぐ。

消臭効果のある洗濯ハンガーを使用する。
→ 銀イオン加工や除菌機能付きのハンガーを使うと、部屋干し特有の臭いを軽減できる。

タオルを清潔に保つ収納方法

洗濯後にしっかり乾かしたタオルも、収納方法を誤ると臭いがつく原因になります。収納場所の湿気対策を行い、タオルにカビや臭いがつかない環境を整えることが重要です。

【収納時のポイント】

風通しのいい棚や引き出しに収納する。
→ クローゼットや押し入れではなく、開閉しやすい場所を選ぶことで、湿気のこもりを防ぐ。

タオルを重ねすぎず、適度な間隔を空ける。
→ 空気の流れを確保することで、カビや雑菌の繁殖を防ぎやすい。

・収納スペースに除湿剤を置く。
→ 湿気の多い時期は、シリカゲルや炭を活用し、タオルを長期間清潔に保つ。

【NGな収納方法】

湿ったまま収納する。
→ 少しでも湿気が残っていると、タオルに雑菌が繁殖し、すぐに臭いが発生する。

密閉性の高いプラスチックケースに詰め込む。
→ 空気の循環が悪くなり、湿気がこもりやすくなるため、避けるのが望ましい。

タオルを長持ちさせるための環境作り

収納場所の環境を整えることで、タオルの清潔さを維持しやすくなります。湿気をコントロールし、臭いが発生しない収納環境を作りましょう。

【おすすめの環境対策】

週に1度は収納スペースの扉を開け、空気を入れ替える。
乾燥剤を定期的に交換し、湿気をこもらせない。
・タオルの使用頻度をローテーションし、古いものが使われずに放置されないようにする。

最後に

タオルの臭いは、日常の使い方や洗濯方法を見直すことで防げます。オキシクリーンを活用した洗濯や、干し方・保管方法の工夫によって、清潔な状態を長く保つことが可能です。日々のちょっとしたケアが、快適なタオルの使用感につながります。適切なメンテナンスを心がけ、いつも気持ちよく使えるタオルを維持しましょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

プロフィール写真 ソファとテーブルが置かれた部屋の様子

監修

きものトータルクリニック吉本

吉本は、創業80余年の歴史を持つ、京都発祥の染み抜き・お直し専門店です。京都・日本橋・南青山・金沢・高松・鹿児島に店舗を構えています。着物をはじめ、高級衣類や鞄などのクリーニング・染み抜きや修復を行なっております。他店で難しいと言われた品も、最高峰の修復技術でお直しします。 →HPはこちら

執筆/京都メディアライン

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