働くアラフォー50人 自分のための勉強・習い事について
応募総数500名以上!書類審査・オーディションを経て選ばれた、さまざまな職種の女性が集まるDomanist(ドマーニスト)。これまでのキャリアも、人生のステージも、キャラも、みんな異なる女性たちに、9月号では、趣味とは違う仕事以外で夢中になっていることについて聞きました。
Q. 仕事以外にしている勉強・習い事はありますか?
「ある」66%が、やや上回る結果に。勉強や習い事をしている人は、子供がいない人では6割、子供のいる人では3割と、ワーママの方がやはり少かった。「今はやっていないが、いずれは…!」という意見が多く、ワーママの本音が垣間見える。
Q. どのような勉強・習い事をしているか、また頻度と方法について教えてください。
平日の夜に習い事をしている人や、自宅でDVDやオンライン講座を利用して学習する人が多数。またワーママの中には「子供と一緒に書き方教室や英会話教室に通い勉強している」など、子供と自分の時間を共有し、時間を上手にやりくりしている人もいた。
Q. 取り組むようになったきっかけや理由について教えてください。
勉強や習い事に打ち込んでいる時間は「自分がゼロになれる」「心のデトックスができる」という意見が多かった。また年齢も職業もさまざまな生徒たちの中で学ぶことにより、いろいろな人の考え方に触れ、たくさん刺激を受けられるというメリットも。
Q. 今現在、「していない」と答えた人に聞きます。その理由について教えてください。
最も多い理由はやはり「忙しくて時間がない」。とはいえその裏には、時間ができたら始めたいという前向きな考えが多く、「子供がアレルギーもちなので食の勉強がしたい」という声もあった。また「分野は決まっていないが、なんらかの資格を取りたい」という、打ち込めるものをまさに今模索中の人も。
Q. 趣味や遊びで夢中になっていることについて教えてください。
趣味の中でも目立っていたのは運動不足解消と気分転換を兼ねた、運動系。また「平日はきちんとした食事をとれない代わりに、休日はきちんとしたものを」という理由から、食べ歩きや料理を趣味にしている人も目立った。趣味や遊びを全力で楽しむことも、仕事をこなす原動力に。
<今月の総括!> 働く女性の〝サードプレイス〟は、さまざまな形・方法で発展を続けていました!
働く女性たちの間では〝サードプレイス〟と呼ばれる、職場や自宅以外に居場所をもつ動きが広がっています。勉強や習い事をすることで、仕事に追われる日々と意識的に離れ、自分らしさを取り戻したり、気分転換になったりしているようでした。キャリアアップのための学習から、仕事とは関係のないことを学ぶ場まで取り組みはさまざまですが、共通しているのは「自分だけの時間をすごしたい」という想い。そして得たものは、共通の目標をもつ人同士でつくった仲間やオンライン上での人との繋がりなど、新しいコミュニティでした。男性と同じように働く女性たちにとって、癒やしの場所はこれからもさらに需要が高まるように思います。そのためにも、自分に合った〝サードプレイス〟を見つけることが大切になってくると感じました。
Domani2018年9月号『Domanistマーケティング部』より
本誌取材時スタッフ:レイアウト/稲垣章子 構成/望月琴海