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2020.07.29

心理カウンセラーに聞く!自己主張が得意な人と苦手な人の特徴は?自己主張をするためには?

自己主張が苦手なあなた、「自分を変えたい」と考えていませんか? 自己主張が強い人や弱い人の特徴を知れば、うまく自分の意見を述べられる一助になるかもしれません。本記事では、自己主張ができない人からの脱却方法を紹介します。

自己主張が苦手な人の特徴

なんとなく譲ってしまう、自分が出なくても誰かが出るから、静観モードでいいかな…。自分を主張せず、つい集団の後ろ側に回ってしまったり、思ったことを意志強く伝えられなかった経験はありませんか? 「自分が自分が」ではない人の主だった特徴を見ていきましょう。

自己主張

感受性が強い

自己主張が弱くなってしまう人の特徴のひとつとして、「感受性の強さ」が挙げられます。感受性の高い人は、周りの考えをくみ取り、主張よりも理解を優先させてしまいがちだからです。

議論が活発になると、周囲のエネルギーを一心に受けてしまい、萎縮して聞き役に徹してしまうこともしばしば。周りの人は、主張がなく聞き入っている姿勢に安心して、あるいは反応の弱さにいら立ちを感じたりして、より議論を強めてくるということも。

このように、自己主張の苦手な人は、自己主張が強い人のガソリンのような役割を担ってしまいます。感受性が強いという自覚がある場合は、周囲をサポートする役回りのほうが、向いているかもしれません。

自分より他人を優先する

自己主張が苦手な人は、たびたび自分より他人を優先させてしまいます。感受性の高さとも重なる部分がありますが、自分の意見の主張よりも他人の顔色をうかがってしまうのではないでしょうか。

他人に嫌われることを恐れる傾向があるあまり、他人の感情を過度に受け止めてしまい、自分は二の次になってしまいます。

他人を優先させるあまり、自分の主張ができていないと感じるなら、自分の意見を認めてもらえそうな「小さなこと」から相手に伝えてみてはどうでしょう。相手のことをよく見えるからこそ、伝えられることもあるはずです。

厳しい家庭に育った

厳しい家庭で育った人は、自己主張を恐れてしまう傾向があります。

それは、自己主張をしてはいけない。と潜在意識に刷り込みがされているからです。

「~をしてはいけない」という否定の命令系の刷り込みがあり、それによって、無意識のうちに自分発信や感情を出すことが禁止令として身についてしまう傾向があるのです。自分が発言をすることで、相手を怒らせてしまうのではないか、と先回りしてしまう人も中にはいます。

自己主張が得意な人の特徴

自己主張

意思をはっきり伝える

自己主張が強い人は、意思をはっきり伝える傾向があります。周囲に自分の意見を知ってほしいという願望が強いので、明確に意思表示をします。

嫌なことに対しては、はっきり否定の意思を伝えます。そのため、あまりにも自己主張が強すぎて、他の人の意見を聞き入れることができないなんてことも。

さらに、本音を隠しておくのが苦手なので、堂々と裏表のない発言をすることがあります。正直な人だと好印象を与えることもありますが、度が過ぎると、強すぎる言動により関係をぎくしゃくさせてしまうようです。

自分に自信がある

自己主張が強い人の特徴のひとつに、自分に自信があるという点も外せません。

しかしその言動によって、周囲を振り回してしまうことも。また自己中心的な発言が多く、それを受け入れてもらって当たり前と思っている傾向も。

一方で、リーダーシップを発揮しないといけないシーンでは、自信がある人が取る行動が周囲を安心させる場合があります。集団の行動方針をまとめ上げ、目的に向かってけん引する力があるからです。

自己主張が強い人は、自分に自信があり、他人のアドバイスに耳を傾けない代わりに、企画力や突破力が優れていると言えます。

物事を自分で進める

自我が強いと、困ったりわからなかったりしても、自分のやり方で進めてしまいます。上司や先輩といった周囲の人に相談すればいいのですが、自分の思い通りに進めようという狙いがあるので、アドバイスを求めないという場合もあります。

また、自分にとって都合の良い方向へ向かせるために、その場を仕切ろうとしたりも。自己顕示欲が高かったり、承認欲求が高く「人から認められたい」という気持ちが強いことから、注目を集めたがったり、学校やビジネスシーンでリーダーを率先して務める傾向もあります。

自ずとリーダーの経験が増えるので、リーダーシップが身につきますが、周囲の意見を取り入れないと、独善的なリーダーとして孤立を深め、いずれ見放されるようになってしまうかも。

まずは自己主張について知ること

自己主張

自己主張が苦手でコンプレックスを抱えている人は少なくありません。まずはなりたい自分を目指すため自己主張について知りましょう。自己主張は弱すぎても強すぎてもトラブルを呼び込んでしまいますので、適切なバランス感覚が大切です。

自己主張の種類

一般的な「自己主張」の解釈としては次の5種類が挙げられます。

1.希望や要望を伝える
2.不快だと伝える
3.断る
4.反論する
5.自分をアピールする

自己主張というと、自己アピールをイメージするかもしれませんが、不快な気持ちを伝えたり断ったりするのも、大切な自己主張に当たります。

自己主張が苦手な人は、不快なことがあっても、飲み込んで我慢してしまうことが多いです。うまく自己主張をして発散することにより、ストレスをため込まないようにするのも大切です。

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