不仲なので
・子どもの教育で意見が別れてからというもの、ずっと不仲です。子どもを連れて別居を考えています(40代・千葉県)
生理的に無理
・妊娠中に夫の体臭に耐えられなくなり、それ依頼、無理になりました(40代・京都府)
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就寝時間が異なるため
・夫婦仲はよいが、就寝時間が異なるため(片方が早寝、片方が夜更かし)(40代・東京都)
・私は子どもと一緒に早く寝ますが、夫は遅くまで動画を観ていて、完全に時間差夫婦です(40代・神奈川県)
異性として好きではない
・異性としてセックスアピールを感じません。きっと夫も私をそう思っているのでしょうが(40代・兵庫県)
年齢的に無理
・年齢的に、もういいです(40代・栃木県)
不妊治療中なので
・不妊治療をしているから(40代・福島県)
夫がお酒を飲みすぎるから
・いつもお酒を飲んで帰って来るか、家で飲んでるか。寝る時間にはいつも酔っています(40代・茨城県)
【実際の体験談】セックスレスになってしまったエピソード
気が付けばセックスレスになってしまったという人たちのエピソードを紹介します。結婚当初はラブラブだったのに、ストレスや身体の変化で夫婦生活がすっかりなくなってしまったようです。
日々の忙しさや自分への自信のなさでセックスレスに
結婚してから、気が付けばもう7年が経ちました。子どもも小学生になって、それなりに幸せな毎日を送ってる…はずなのですが、夫とはすっかりセックスレスになってしまいました。思い当たる原因はいろいろありますが、一番大きいのはやっぱり子どもが生まれたことかと思います。
子どもが中心の生活になって、夫婦二人きりでゆっくりする時間なんてほとんどありません。夜は子どもの寝かしつけや明日の準備でバタバタだし、夫は仕事で疲れてるから夜の営みなんてお互い考える余裕もなくなっちゃって…。
それと、私自身の変化も大きいかもしれません。鏡を見るたびに「あー、お腹たるんだな…」とか思っちゃうし、もう夫から「女性」として見られてないんじゃないかって不安になります。でも、そんなこと夫に言うのも恥ずかしくて、結局何も言えないまま時間だけが過ぎていきます。
夫も夫で仕事が忙しくてストレスが溜まってるみたいで、家に帰ってきても疲れてすぐ寝ちゃうから、私のほうも「疲れてるのに誘うのは悪いかな」って遠慮してしまいます。お互いがお互いを気づかいすぎて、結局セックスから遠ざかっちゃったって感じです。さみしいけど、どうしたらいいかわからないのが正直なところです。(35歳・女性)
【実際の体験談】セックスレスにならない秘訣や工夫は?

(c)Shutterstock.com
先述の体験談とは対照的に「セックスレスになってしまったけど、夫婦お互いの努力で解消できた」という人たちのエピソードを紹介します。できるだけ2人の時間を作るようにしたことがポイントのようです。
お互いが向かい合う時間を意識的に作り出すことが大切
結婚してから時が経つにつれて、私たち夫婦も例に漏れずセックスレスになっていました。子どもが生まれてから、もう夫婦っていうより「家族」って感じで…。お互い疲れてるし誘うのも気まずいので、このままでいいのかなとぼんやり考えていました。
でもあるとき、夫と真剣に話す機会がありました。「最近、私たちってただの同居人みたいだよね」って私がポロッと言ったら、夫には「俺もそう思ってた」と言われたのです。お互いにこの状況を変えたいって気持ちは一緒だったとわかってから、セックスレスを解消するために2人でいろいろ試してみることに。
まずは、2人の時間を作ることから始めました。週に一度、子どもを実家に預けて2人きりで外食したり、映画を観に行ったり。最初は久々のデートにソワソワしましたが、だんだん昔みたいに話が弾むようになって夫を「男の人」として意識するようになりました。それから、スキンシップも意識的に増やすようにしました。朝の「いってらっしゃい」のハグとか、寝る前の「おやすみ」のキスとか。最初は照れくさかったけど、慣れてくると昔の感覚を取り戻して心地よく感じるように。
そうやって少しずつお互いの距離が縮まっていって、気が付けばセックスレスという感じもなくなっていきました。セックスレスを解消できたのは、特別なことじゃなくて「お互いが向き合う時間」を意識して作ったからだと思います。このままじゃダメだって思って行動したことが、私たちの関係をまた昔みたいに戻してくれました。同じように悩んでる人がいたら、まずは話すことから試してみてはいかがでしょうか。(37歳・女性)
そのほかにも、こんな声がありました。
夫の求めに応じる
・いつも断ってばかりではなく、たまには応じるようにしています(30代・新潟県)
・私から誘うことはないですが、誘われたらあまり断らないようにしている(30代・群馬県)
スキンシップをとる
・家でも手を触れ合ったり、お風呂に一緒に入ったりしています(30代・福岡県)
・普段から“お触り”する(30代・愛知県)
積極的になってみる
・夫が求めてこないなら、こちらから積極的になる!(40代・山梨県)
妊活をすすめる
・「2人目をつくろう!」と私が勝手に決めて、勝手に妊活中(30代・広島県)
お互いの努力
・お互い「飽き」がこないように、何かしら努力をする。太りすぎないようにしようとか、体を清潔にしておこうとか(30代・宮城県)
・気分が乗らないときは、ペディキュアをしたり、少しセクシーな下着をつけてみます。夫のほうは、オヤジ臭(加齢臭)がしないよう、食事などに気をつけてくれています(40代・岡山県)
愛情を持って接する
・日常で「ありがとう」「好き」を言うようにしています。子どもの前でもキスしたりしてます(30代・大阪府)
ふたりの時間を大事にする
・子どもが大きくなって、今改めてふたりで過ごす時間が増えました。一緒に恋愛映画を観たりしていると、そのままセックスに流れ込むこともあります(40代・京都府)
・夫の両親に子どもを預けて、月に1回温泉に行ったりホテルに泊まったりしています。(40代・兵庫県)
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最後に

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- 夫婦生活の「夜の営み」の頻度はほとんどないという回答が47.1%と半数近く
- セックスレスになった原因としては家庭の事情やメンタル面の要因が多い
- セックスレスにならない秘訣は「お互いへの思いやり」「積極的なスキンシップ」
セックスレスの原因として、「忙しい」「面倒」という意見が圧倒的に多い結果に。育児中となればなおさらですが…。
「夫が嫌いというわけではないのなら、忙しい毎日の中でも、相手を思いやる・褒める・感謝する、といった行動で気持ちを表していく。そうすれば、円満な関係は継続できるのではないでしょうか」とアドバイスするのは、夫婦問題を多く取り扱う弁護士の鮫島 唯さん(アディーレ法律事務所)。
「セックスレス=不仲」ではなく、夫婦の数だけ愛情表現があるということは覚えておきたいものです。愛情表現やスキンシップは夫婦それぞれのやり方があっていい。もちろん、それがセックスでなくても、ハグやキスでも、マッサージやスポーツでも! 自分たち夫婦なりの愛情表現の形を見つけられたら、それがいちばん幸せということなのかもしれません。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/
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