Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 働く

2024.03.19

【キャパオーバー】とはどんな状態?なりやすい人の特徴や原因と対処法

能力不足

まだ仕事を始めたばかりの頃などは経験も知識も少なく、能力が不足しがちです。わからないことも多く、上司に質問する回数が増えます。あまり頻繁に質問しているとだんだん申し訳なくなり、聞きたくても聞けなくなり、理解が浅いまま仕事を進めてしまうようになる人もいるでしょう。その結果かえってトラブルになり、それが積もってキャパオーバーにつながる可能性があります

明らかに自分に適正がない業務の場合は、自分の能力を思うように発揮できず、失敗も多くなります。能力不足によるキャパオーバーを防ぐには、自分に合った仕事を選ぶことと、わからないことがあったらその場で質問し、理解するように努めることが大切です。

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

キャパオーバーになる前兆

キャパオーバーは、知らず知らずのうちに襲ってきます。気づいたときには手遅れだったということのないように、前兆を知りましょう。

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

すぐに気持ちが沈む・イライラする

キャパオーバーになると、何かとネガティブになりがちです。普段なら気にしない同僚からの一言や、上司からの注意が必要以上に心に刺さってしまい、落ち込んでしまう場合があります。イライラして家族に当たってしまうこともあるかもしれません。笑顔が少なくなるのも、キャパオーバーの前兆です。同僚と挨拶をするときに、以前なら微笑んでいたはずなのに、表情が乏しく不愛想になってしまう場合は注意しましょう。陰鬱な雰囲気を出すようになってきたら、危険信号です。

最近はネットニュースやSNSの書き込みを見て、ストレスを感じる人も珍しくありません。心が限界にきていると感じたら、まず暗い情報や嫌な書き込みなどをなるべく見ないようにしましょう。気持ちの浮き沈みを減らすようにするのがポイントです。休日には気分転換ができるような趣味を持つなどして、プライベートの充実をはかりましょう。

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

▼あわせて読みたい

ミスが多くなる

キャパオーバーになると集中力が散漫になってしまい、ミスが多くなることがあります。ミスが増えると仕事に自信をなくし、周囲に迷惑をかけているのではないか、と自己嫌悪に陥ってしまうことも。仕事の進捗をしっかり確認できなくなり、仕事が雑になってしまうこともあるかもしれません。「もうどうでもいいや」「怒られたって知るか」という気分になってきたら要注意です。投げ出してしまう前に、早めに周囲に相談し、助けを求めましょう。

キャパオーバー

▼あわせて読みたい

キャパオーバーになってしまったら

キャパオーバーになると、平常心でいられなくなり、気持ちが焦ったり、場合によっては眠れなくなったりする人も出てきます。そうなる前に防ぐのが最善ですが、実際になってしまったらどうすればよいのでしょうか?

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

落ち着いて状況を整理をする

キャパオーバーになってしまったら、今自分が引き受けている仕事を整理しましょう。手帳などを用意し、担当の業務をリストアップするのです。リストアップした仕事をよく見ると、「今すぐやるべきこと」「今週中にやればよいこと」などと分類できるはずです。仕事量も適切かチェックし、無理があるなら他の人に任せるようにしましょう。

仕事だけではなく、プライベートで困っていることや悩みなども書き出してみると、自分の頭の中が可視化されます。自分が今どうしてここまで追い込まれてしまったのかがわかるようになれば、解決策が見えてくるかもしれません。

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

自分ができることを把握する

キャパオーバーにならないためには、自分ができる仕事量を把握しておくことが大切です。もし自分ができる以上の仕事を任されそうになったら、断る勇気を持ちましょう。周囲との兼ね合いもあり、難しい側面もありますが、自分のペースを崩さないように上手く立ち回るテクニックを身につけることが大切です。

自分のキャパ以上に仕事を引き受けてしまう人の中には、過剰に自信のある人がいます。「自分なら、もっと仕事ができる」と思い込んで仕事を増やしてしまうことがあるのです。仕事を任されると必要とされている気がしてうれしくなり、「期待を裏切りたくない」という思いもあるかもしれません。仕事に対して意欲的なのはよいことですが、自分の限界を超えて仕事をしていると、いつか壊れるときがきてしまいます。そうなる前に仕事を上手にセーブしましょう。

キャパオーバー

(C)Shutterstock.com

周囲に協力をしてもらう

仕事の負担が大きいと感じたら、周囲の人に協力してもらいましょう。助けを求めることは恥ずかしいことではありません。限界に達して仕事ができなくなる前に、早めに訴えることが大切です。周囲も忙しそうにしていると気が引けることもあるかもしれませんが、遠慮しているとかえって迷惑をかける状態になってしまいます。

また、自分が働きやすい環境を作っておくことも重要です。協力してもらえるような人間関係を築くためにも仕事を引き受けてもらったら感謝をしたり、余裕があるときは仕事を引き受けたりするなど、相手への思いやりをもって接しましょう。

助け合うビジネスパーソン

(C)AdobeStock

休息を取る

キャパオーバーを解消する一番の方法は、仕事から離れて少しでも休息を取ることです。できれば長期の休暇が理想ですが、無理なら休憩の合間に外へ出て美味しいランチを食べたり、カフェでお茶をしたりしましょう。職場でできるような簡単なストレッチをしたり、好きな音楽を聴いてリラックスしたりするのもおすすめです。

YouTubeなどでは、かわいい動物の動画やおもしろ動画がたくさんアップされています。動物が好きな人には、いい気分転換になるかもしれません。休息の取り方は、昔よりも多様化しています。自分に最適な休息を見つけて、忙しい日々のコンディション調整に役立てましょう

キャパオーバー

トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com

1 2

▼あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!