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2020.11.29

時短勤務の実際は?賛成派と反対派100人の意見をアンケート調査【専門家監修】

時短勤務は働きやすい?それとも働きづらい?

「はい(働きやすい)」と答えたが全体の70%超え。気になるのは「いいえ」と答えた「働きづらさ」を感じている人たち。その実態を、このあとさらに詳しくみていきましょう。

時短勤務

はい(働きやすい)…70.8%
いいえ(働きづらい)…29.2%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)

【反対派】時短勤務は働きづらいと思った原因を聞いてみた

「頼みづらい」「帰りづらい」「声をかけづらい」…など、周囲への気遣いで、本来の仕事になかなか集中できないという人が多数。また、時短によってキャリアアップへの影響を心配したり、先々を考えるほど、「働きづらさ」はつのるようで…。

周りに気を使う

・うしろめたさと、時短する分必死に働いて仕事を終わらせないといけない (40代・熊本県・子ども1人)
・帰りづらい (40代・神奈川県・子ども1人)
・周りに迷惑をかける (40代・新潟県・子ども2人)
・周囲の人たちに気を使うから (40代・千葉県・子ども1人)
・早く退社しにくい雰囲気があります (40代・東京都・子ども1人)
・白い目で見られる (30代・石川県・子ども2人)
・まわりのスタッフが頑張っている時に途中から出勤したり退勤したりしたら申し訳なく思ってしまう (30代・沖縄県・子ども2人)

仕事の調整が大変

・仕事が終わらない (40代・愛知県・子ども1人)
・業務量を調整することが大変 (30代・宮城県・子ども1人)
・限られた時間で、仕事を終わらせなければいけないから。 (40代・埼玉県・子ども1人)
・確認作業などが面倒だし、仕事している時間がながくなる (40代・大阪府・子ども5人)
・時間が短い分、仕事が詰まる (30代・大分県・子ども2人)

給料が減る

・給料が減るのは嫌です。だから時短勤務は、それほど頻繁にはしないようにしています (40代・岡山県・子ども2人)

休みづらい

・何かあったときに休みづらい (30代・北海道・子ども1人)

手間が増える

・時短することで、今までやっていた業務を別の日にやったり、ほかの人の仕事を振り分けてこなさなければいけない (40代・岡山県・子ども2人)

キャリアアップできない

・時短勤務になることで給料的な制裁は受けているのにもかかわらず、周りに遠慮したり気を遣ったりしなければならない。キャリアアップも見込めない(30代・宮城県・子ども1人)

リズムが狂う

・仕事のリズムが狂うから (40代・新潟県・子ども1人)

仕事への情熱が減る

・仕事に情熱がなくなるから (30代・大阪府・子ども2人)

「かつては<フルタイムのキャリアウーマン>か<時短のアシスタント>という二択でしたが、近年は変化と多様化が見られます」というのは、組織コンサルティングの石井千晶さん。管理職でも時短勤務を取り入れている人もいるし、いっときの時短勤務を経てまたフルタイムに戻るという人も増えている今。賛成派・反対派が共存するための移行期にあるようです。

【賛成派】時短勤務は働きやすいと思っている人の意見もチェックしよう

多数派を占める「賛成派」は、多かれ少なかれ時短勤務のメリットを感じている様子。特に時間的余裕をあげた人が多く、育児世代にとっては「助かる」制度であることは、間違いなさそうです。

時短勤務

家のことと両立しやすい

・家に帰ったあと、夕食を余裕をもって作れる (30代・東京都・子ども1人)
・家のことと両立しやすい (40代・東京都・子ども2人)
・家の事などに時間を使えるから (40代・山形県・子ども1人)
・朝の時間に余裕ができたり、早く帰れたりで、隙間時間に家事ができる(40代・大阪府・子ども3人)
・特別有給休暇が時間ごとにもらえるため、昼から休みをとることで家事ができる (30代・群馬県・子ども2人)
・家事との両立がしやすく、心身のバランスを保ちやすくなると思います (40代・長野県・子ども2人)
・家事との両立をするのに、フルタイムは体力がもたない (40代・静岡県・子ども2人)
・会社で育休開けの社員が時短勤務を実践していますが、家庭と両立できているようなので (30代・神奈川県・子ども1人)

自分の時間がもてる

・空いた時間に1人になれるから (40代・福岡県・子ども2人)
・自分の時間が増える (30代・福島県・子ども1人)
・自由な時間がとれるから (40代・岡山県・子ども2人)
・時短で働いて早く帰れる分、ほかに時間を費やせるから (30代・埼玉県・子ども2人)

余裕ができる

・家に帰ってから時間に余裕がもてる (30代・青森県・子ども2人)
・他にしたいことが出来る (40代・埼玉県・子ども2人)
・他のことに時間がとれるから (40代・山口県・子ども2人)
・時間に少しだけでも余裕がもてる (30代・京都府・子ども3人)
・育児がしやすい、時間に余裕がある (30代・栃木県・子ども2人)

時間の有効活用

・時間が有効活用できるので (40代・栃木県・子ども2人)
・時間の無理がないから (40代・埼玉県・子ども2人)

残業がない

・時間が決まっている。 残業をしなくて良い (30代・千葉県・子ども2人)
・早く帰れるから (30代・神奈川県・子ども2人)
・時間で帰れるから (30代・神奈川県・子ども1人)

子ども中心のため

・子どもを中心にできるから (40代・大阪府・子ども2人)
・子ども、中心の生活をしているから。 (30代・愛知県・子ども3人)
・子ども優先で働けるから (30代・福岡県・子ども2人)
・子どもが学校や幼稚園の時間に合わせれる。 (40代・長崎県・子ども2人)

子どもがいる人は都合がつけやすい

・子供どもがいる人は働きやすいと思う (40代・愛知県・子ども1人)
・子どもに寄り添って仕事と家事が出来ると思う (40代・千葉県・子ども2人)
・都合がつけやすい(40代・愛知県・子ども3人)
・時短勤務はしたことがありませんが、子どもが急に具合が悪くなったりしたとき、対応できるはいいと思います (30代・山口県・子ども1人)

子どもと接する時間が増える

・子どもの送迎や子どもと接する時間がもてる&増えるから (30代・栃木県・子ども2人)
・子どもが帰ってくる時間に家にいることができる (40代・千葉県・子ども2人)
・子どものことをしっかり見てあげられる (40代・大阪府・子ども2人)

家庭の事情の理解

・家庭の事情を理解してくれる (40代・大阪府・子ども2人)
・業務に合わせて休みを取ったり、家庭の事情による休み・早退など、比較的上司の理解を得やすい (30代・東京都・子ども1人)
・仲間が協力的 (40代・茨城県・子ども1人)

拘束時間が少ない

・拘束される時間が少ないから (30代・香川県・子ども2人)
・拘束されずに自分の時間をフレキシブルに使える (40代・神奈川県・子ども1人)

疲れが軽減

・勤務時間が短い分、疲れの軽減ができる (30代・兵庫県・子ども2人)

集中できる

・時短勤務をしながら、自宅で仕事をするほうが集中できて、はかどります (40代・東京都・子ども1人)
・職種によると思うけど、自分の仕事をきちんと時間内で終わるように段取りしていれば、家庭との両立のためにいいと思っている (30代・京都府・子ども1人)

タイムマネジメントしやすい

・タイムマネジメントが楽になる (30代・千葉県・子ども1人)

メリハリがある

・限られた勤務時間でしなければいけない仕事があると思うと大変だが、やりがいや仕事と家庭の区切りをしっかりつけて仕事できる (40代・神奈川県・子ども2人)

時短勤務中の人におすすめしたいのが、「時短で働きながら、スキルは攻めていく方法」と組織コンサルタントの新井千晶さん。「アウトプット(現在の仕事をやる)6割、インプット(新しいことを学ぶ)4割を意識して。インプットには育児の隙間時間を活用するといいでしょう」

武器を身につけつつ、職場情報にもアンテナを張って

「賛成派・反対派がうまく共存できる職場は、<管理職はこうあるべき><時短=サポート職>という概念を取り外し、新しい働き方にアップデートしているところ。でも、実際はまだ一部です」と、組織コンサルタントの新井千晶さん。

ただし状況は変化し続けているので、自分に合う新たな職場の選択肢も増えている今。時短の期間を「新たな武器を身に着ける時間」と考えて行動しながらも、新しい働き方を実践している職場の情報にアンテナを張ることも、大事だといえそうです。

時短勤務

組織コンサルタント

新井千晶

株式会社ニューズピックスにて企業の組織風土改革、インナーコミュニケーションの活性化、イノベーション人材開発の支援に携わる。前職ではダイバーシティインクルージョンのコンサルティング会社で部長として従事。15年以上にわたり、女性エグゼクティブ、経営者向けのキャリア支援、サービスの企画・運営、ミドル、若手層の転職相談やヘッドハンティングに携わりながら、女性のキャリア支援を行っている。

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