働くママにアンケート調査!弱音を吐いてしまうことはある?臨床心理士が教える弱音を吐いた時の対処法とは? | Domani

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2020.10.16

働くママにアンケート調査!弱音を吐いてしまうことはある?臨床心理士が教える弱音を吐いた時の対処法とは?

毎日、一生懸命頑張っているDomani世代。強い心で日々を乗り越えているのではないでしょうか。でもたまには弱音を吐きたい時だってある。みんなはどんなことに弱音を吐いているのでしょうか。臨床心理士が上手な弱音の吐き方を教えてくれました。

弱音を吐くのは悪いことなのでしょうか?

臨床心理士・吉田美智子さんに「弱音」について聞きました。「緊張しながらもすごく頑張っていたり、不安を抱えながらも奮闘している時、心と身体が〝もう無理だから、緩めよう〟 というサインを出し、弱音を吐くという行動になります。弱音を吐くというのは人として必要なことで、意識的に緊張を緩める行動なのです。しかし、〝愚痴〟は別物です。弱音は自分の心の吐露に対し、愚痴は他者のことや悪口に当たるのでご注意を 」

【質問】つい弱音を吐いてしまうことはある?

弱音を吐いてしまうことが「よくある」人は8.4%、「たまにある」人は32.8%、「ほとんどない」人は36.1%、「ない」人は22.7%となりました。「よくある」「たまにある」人を合わせると、全体の約4割となり、皆さんそんなに弱音を吐かずにいられているよう。

弱音を吐く

「よくある」…8.4%
「たまにある」…32.8%
「ほとんどない」…36.1%
「ない」…22.7%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

【体験談】つい弱音を吐きたくなるその原因や理由は?

弱音を吐く原因として「仕事」「家のことと仕事の両立」「うまくいかない時」と、仕事と家事をこなすワーママならではの回答がたくさん!

仕事

・仕事がどんどん溜まってきて、もうひとりではどうしようもなくなってしまった時。トイレに逃げ込んで泣いたこともあります (40代・愛知県・子ども2人)
・仕事でミスをした時。頑張って準備もしたんだけど、いざ本番になったら焦ってしまいミスが出てしまった。落ち込み過ぎて弱音を夫に聞いてもらった (30代・滋賀県・子ども2人)
・仕事の人間関係で嫌なことがあって、ずっと我慢はしていたんだけど、ある時耐えきれず先輩に弱音を吐いてしまった。精神的にもっと強くならなきゃと思った (40代・愛知県・子ども2人)
・仕事で任される立場でいられるのは嬉しいのですが、時に重荷となり弱音を吐きたくなることも。心に余裕がなくなるのはダメですね (30代・徳島県・子ども3人)
・仕事の愚痴。頑張っても認められてもらえず、どうせパートだし…と夫や母に弱音をはいてしまう。職場を変えたらいいのかもしれないが、それではなんだか負けた気がして今の職場に止まっている (30代・静岡県・子ども2人)

家のことと仕事の両立

・うまく育児と仕事がまわらない。仕事をちょっと頑張ってしまうと、育児が疎かになり、育児を大切にすると、仕事の時間が足りない。1日24時間では到底賄えない (30代・東京都・子ども2人)
・家事、育児、仕事に追われてついつい弱音が。家事が一番後回しにできるのですが、そうすると週末にツケが回ってくるので、結局自分の首を締めることになる (40代・東京都・子ども1人)
・疲れていて、時間に余裕がない時は、子育て、家事、仕事のバランスが崩れそう。そのタイミングは週の真ん中に1度やってきて、家事を放棄して立て直すのですが、金曜日に再度崩れそうになります (40代・東京都・子ども1人)
・仕事はトラブルや繁忙期など、育児は子どもが風邪をひいた時など両立が難しくなり、同時に来られるとひとりで泣きそうになる。夫に頼んでも思い通りに進まなく、逆に苛立ちを覚えるので頼るのをやめました (40代・埼玉県・子ども2人)

弱音を吐く

働くママは毎日忙しい!仕事と育児を上手に両立する方法とは?

うまくいかないとき

・年に何回かやってくるのですが、全てのことがうまく行かない日。私がどんなに努力してもどうにもあらない時がなぜかやってきて打ちのめされる (40代・神奈川県・子ども2人)
・仕事も家事も育児も、人間関係も何もかもが悪い方向へ引っ張られている時。どんなに足掻いてもどうにもならず、ただただ暗い気持ちで過ごす (40代・東京都・子ども1人)
・夫と喧嘩、子どもはイヤイヤ期、仕事はキャパオーバー、もうこの世の終わりだと感じてしまう日がたまにある。弱音を吐く相手がいないため、夜お酒を飲んで気を紛らわすしかないと思ってしまう (30代・富山県・子ども1人)
・何もかもがうまくいかず、もう運勢が悪いとか、神様に見放されたんだとか、絶望的な考えに陥る。ただ大抵そう思うのが生理前なので、ホルモンバランスが乱れるだけでは!?とも思ってる (30代・東京都・子ども1人)

弱音を吐く

【何もやる気が起きないとき】どうしてる?ありがちな特徴と対処法

育児

・育児について調べれば調べるほど、不安になったり、そんな完璧にできないと弱音を吐きそうになる (30代・新潟県・子ども2人)
・子育てがうまくいかない時。ちょうど反抗期に入った息子に毎日悩まされている (40代・和歌山県・子ども1人)
・子育てのストレス。夜泣きや離乳食作り、予防接種の管理などやることが満載すぎて泣きそうになる (30代・大阪府・子ども2人)
・娘の反抗期で無視される。こちらが質問しても、心配しても口を聞いてくれず、悲しさでいっぱいに (40代・東京都・子ども3人)

キャパオーバー

・仕事も、家事も、育児もいっぱいいっぱいで、もう無理と思った時。全て放置してひとりになりたいと思っちゃう (30代・静岡県・子ども2人)
・やることがあまりに多くなったとき。ひとりでこなせる自信がなく、「もう無理だよぉ」と夫や母に弱音を吐くことも (40代・群馬県・子ども2人)
・大きな悩み事ではなく、小さな悩みやストレスがいくつも重なった時に弱音を吐いてしまいます。 (30代・群馬県・子ども3人)

ふとしたとき

・子どもと離れて友人や同僚と話している時、ふっと愚痴をいってしまうこともある。育児や家事、夫のことなど、些細なことなんだけど心のどこかに引っかかっててつい… (30代・神奈川県・子ども1人)

不安

・将来について漠然とした不安がある時。夜考えすぎて寝られなくなり、つらい気持ちになってしまう (40代・兵庫県・子ども2人)

【体験談】みんなは弱音を吐きたい時に誰に相談している?

弱音を吐きたい時に相談する相手として、1番多かった回答は「夫」。一緒にいる時間も長く、性格や生活を知り得ている相手が1番話しやすいのかもしれませんね。

・一番話すのは夫。夫からしてみたら、帰ってきて早々妻の弱音や愚痴を聞かされて可哀想だとは思うが、黙ってうんうんと聞いてくれるので、ついつい話してしまう (30代・静岡県・子ども2人)
・主に夫に弱音を吐いてしまいます。普段一緒にいるからというのも大きいかもしれません。あとは同じような状況にいる人。私のことを甘やかしてくれる友人には、ついつい弱音を吐き出してしまいます。 (40代・京都府・子ども2人)
・配偶者には何でも本音で話せるので、弱音も愚痴も聞いてもらってます。話している間、ずっと聞き役に徹してくれて感謝です (40代・群馬県・子ども2人)
・子どもが寝静まった夜、夫に弱音を吐きます。たまには涙もすることがあり、やはり友達や同僚には話せないなぁと感じます (30代・東京都・子ども1人)
・夫に話をすると気持ちがスッキリします。家事や育児など、ふたりで解決できるものは考えてもくれます (40代・東京都・子ども1人)
・話しやすいので夫に弱音を漏らします。仕事の話はなるべくしないようにしているのですが、どうしてもの時は時間を作ってもらって聞いてもらいます (40代・神奈川県・子ども2人)

弱音を吐く

心療内科医が教える!仕事で落ち込んだ夫の励まし方【働く女性の質問箱】

友人

・小学校からの友人は、どんな話をしても理解してくれるので、苦しくなるとついつい連絡してしまいます (40代・愛知県・子ども2人)
・同郷の友達に話すとスッキリ! 同じワーママだし、昔一緒に過ごした時間があると共感してくれることも多い (40代・山形県・子ども3人)
・仕事の愚痴を友達に聞いてもらってます。友達は専業主婦だけと、結婚前は外資系でバリバリ働いていたので、参考になる解決法を教えてもらえる (30代・滋賀県・子ども3人)
・同じワーママの親友。専業主婦のママ友に一度話したら、何だか嫌味に捕らえられたので、それからは同じワーママに相談するようにしている (30代・神奈川県・子ども1人)
・女子同士で話すとただの悪口になってしまうので、男友達に愚痴を聞いてもらってます。 (40代・和歌山県・子ども1人)

相談しない

・弱音はただの愚痴にしか聞こえないので相談しない。自分がやられると不快な気持ちになるので (40代・埼玉県・子ども1人)
・相談しても何も解決しないので、相談はしません。結局のところ自分次第だと思ってる (30代・大阪府・子ども2人)
・相談すると泣いてしまうので、迷惑かけちゃうし、嫌な気持ちにさせたくないので相談はしません。 (40代・山梨県・子ども3人)

姉、妹

・姉。一番身近で自分とはタイプが真逆なので話やすいです。 同じタイプでアドバイスなどされると余計に落ち込む性格なので… (30代・群馬県・子ども3人)
・やっぱり小さい頃から一緒にいた妹に相談するのが、話も分かってくれるし一番楽。 (30代・大分県・子ども1人)

母親

・母親。実の母親は何でもわかってくれるし、優しさも厳しさも持ち合わせているので頼ってしまいます (30代・静岡県・子ども2人)
・実の母親は私が唯一本音で話せる人。静かに聞いてくれる時もあれば、私が間違っていれば指摘してくれ、相当まいっている時はそとに連れ出してくれます (40代・東京都・子ども2人)

弱音を吐く

「よく笑う人」になるためには?臨床心理士が教える3つのトレーニング方法を紹介

会社の人

・会社の上司に相談する。その上司は相談すると解決方法を教えてくれたり、自分でどうにかできなければ上司が動いてくれる (40代・愛知県・子ども2人)
・どんな時も話を聞いてくれる職場の先輩。聞き役に徹してくれ、最後まで見放さずにいてくれます (40代・京都府・子ども3人)
・同期入社はやはり心強い。弱音を吐きたいタイミングも分かってくれていて、ランチに連れ出してくれます (40代・千葉県・子ども2人)

恋人

・シングルマザーなので恋人に相談。子育てや家事について愚痴っても嫌な顔ひとつせず、仏様なのかと思う (30代・広島県・子ども1人)

臨床心理士が教える、弱音を吐きたいときの対処法

✔️ 弱音は自分のコンディションを守る大切な意味のある行動と理解し、弱音を吐くことを肯定する

✔️ 弱音を吐く相手選びは大切。また、「ただ話を聴いたらいいのか、何か助言をした方がいいのか?」と相手が迷ってしまうこともあるので、どうして欲しいか伝えて話し始めるのもポイント。

✔️ 弱音を吐く相手がいない時は、自分のなかで弱音を吐いてもOK。脳内会議でもいいですし、書き出してもいい。

「何度も言いますが、〝弱音を吐く〟というのは、自分の心と身体を守るための大切な 行為だと認識してください」(吉田さん)。「弱音を吐くのは、自分が弱っている時、緊張を緩めたい時なので、ダメ出ししてくる人や、自分と比較して〝 あなたはまだマシだよ〟などと言ってくる人は適しません。弱音を吐きたくなるほど頑張っていて、ちょっと肩の荷を下ろしたいんだなと理解してくれる人に聴いてもらいましょう」と、弱音を聞いてもらう人を選ぶこともポイントだと吉田さんは話します。

最後に、「くれぐれも自分で〝 弱音を吐くなんてダメだ〟などとダメ出しせず、ベストな状態ではない中で頑張っている自分を労いましょうね」(吉田さん)

「弱音を吐く」のは自分自身で発しているサイレン。たまには肩の荷を下ろして、ちょっと弱音を吐いてみるのも必要なのかもしれません。

写真/(C)Shutterstock.com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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