検討し始めて5年、ようやく家事代行を活用し始めました【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ32】 | Domani

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2020.11.03

検討し始めて5年、ようやく家事代行を活用し始めました【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ32】

3児の母でありモデル牧野紗弥の人気連載。今回は、夏から始めた家事・掃除のアウトソースについて。片付いたばかりでなく、メンタルの効用も大きいことに気づきました。

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「ママが怒ることが少なくなった」と言われています

みなさんは、育児・家事代行サービスを活用することを、どうとらえていますか? 「少し頑張れば、自分でできるもの」「サボっているみたいで、気が引ける…」「お金がかかる」、そんなふうに感じて、ためらっている方もいるのではないでしょうか。わが家も、この夏まではそうでした。

アウトソースを検討し始めたのは、5年前。子どもが小さくて手がかかる上に、私も仕事復帰したばかりのころでした。子どもの送り迎え、家の中のお掃除など、何を手伝ってもらえば、家庭内がよく回るのか私もわからず、また夫も送り迎えを家族以外に頼むことに抵抗を感じたため、あきらめました。

子どもも「知らない人が家にいるのは…」と抵抗を示したり、なかなかアウトソースの合意が得られないまま。やがて小学生の子どもも送迎時間も遅くなり、私がやりくりできるようになったとはいえ、家の中の片付けや掃除は、変わらず多い…。

そこで、さまざまな私のタスクの中から、掃除と片付けだけを切り出して、週に1回アウトソースすることを家族に提案。5年も検討し続けていたのに、拍子抜けするほどあっさり夫と子どもたちが納得し、8月から家事代行を頼むようになりました。

結論からいうと、依頼して本当によかった。家の中がきれいになることはもちろん、私の時間と気持ちに余裕ができたのです。その結果、「ママが怒ることが少なくなった」と家族からは言われています(笑)。

▲お掃除スタッフのルルさんの存在は、私の心に余裕を生み出してくれました。思い切って決断して本当によかった!

家事は母親がやるべきもの、という考え方が変化してきた?

家事代行のスタッフさんは、教育を受けた家事のプロですから、私がふだんゆきとどかない場所も徹底的にきれいにしてくれます。排水溝のぬめりはもちろん、ゴミ箱のふたに到るまで、掃除器具やクエン酸、重曹を徹底活用して、仕上げてくれるんです。また、水周りを重点的に掃除した次の週は、クローゼットの中の整頓、というように、実に効率がいい。

「自分が掃除するまで、この汚れはずっとここのあるのか〜」と、どんよりしていた私の気持ちを、掃除に来てくれるルルさんと共有できたことも、とてもよかった。このことを友人に話すと、みなさんこうした気持ちの変化を感じている様子。また、日々こまめに家事を頼むスタイルから、ホームパーティを開くときだけお手伝いを依頼する方法など、それぞれの家庭のやり方があることもわかりました。

家事代行はちょっと検索するだけで、さまざまなサービス、価格帯がたくさん出てきます。「家事代行」というと、「裕福な家庭しか頼めないお手伝いさん」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、行われているのは必要とする人とその道のプロとのマッチング。そして、気持ちを軽くしてくれる大事な存在。選択肢もとても多く、私が最初に家事育児のアウトソースを考えた5年前より、世間の意識も変化していると感じます。

たった5年でわが家も世間も意識が変わったのですから、この先10年、20年たったら、家庭だけでなく社会はどんなふうに変わっていくのでしょうか。

余談になりますが、ジェンダー先進国で知られる北欧諸国で、男女平等の意識が定着したのは、わずか30~40年前のことだそうです。社会学者の田中俊之先生は、「労働力不足に直面して、保育所や介護施設を整備するとともに、そうした場所で働く女性が増え、男女平等意識が増した」とスウェーデンを例にして、教えてくださいました。

5年あれば家庭の意識が変わり、30年あれば国全体の体制までも変わることができる。子どもたちが親になるときには、生き方や働き方にさらに多くの生き方の選択肢が生まれているといいなと思います。

▲散らかるのは「仕方がない」と半ばあきらめながら、夜な夜な片付けていた4~5年前。この頃から、家事代行をお願いしたいと思い始めていました。

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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