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2020.12.23

神社への初詣は何時まで?神様に失礼をしないための作法マニュアル

初詣はいつまでに済ませば良いのか気になっていませんか?正しい参拝方法が分からない人もいるでしょう。初詣の期間や、お寺と神社それぞれの正しい参拝方法をご紹介します。

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【目次】
初詣とは?
お寺に初詣に行く場合
神社に初詣に行く場合
神社での参拝方法

初詣とは?

初詣は新しい年を迎え、その年に初めて神社やお寺を訪れ参拝することです。毎年欠かさず初詣に行っているという人も多いのでは。

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初詣の期間や回数などに、決まりはあるのでしょうか?

何時までが良い?

初詣は3日までに済ませるものと思っていませんか?実際にこの期間は、人気の初詣スポットはどこも混み合っています。

初詣は神様のところに、前年の感謝を伝えるとともに新年の無事を願掛けに出掛けるのですから、なるべく早くに詣でるに越したことはないでしょう。ですが、何時から何時までという期限は定められていません。

三が日のうちに行けなければ松の内(東日本では1月7日、関西では1月15日が一般的)までを目安にする方も少なくありません。できれば1月中、遅くても節分を迎える頃までに済ませるのが良いとされています。

新型コロナウイルスの感染拡大もあり、小さな子どもや年配の人が一緒だと、混雑は避けたいと思っている人も多いはず。三が日に初詣に行けなかったからといって、ご利益がないわけではないので、あえて三が日を避けて初詣に出かけるのも選択肢の一つです。

何度も参拝しても良い?

短期間に何度も参拝するのは、罰当たりなのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし実際には、参拝する回数に特に決まりはありません。何度でも参拝して差し障りはないとされます。

1カ所である必要もなく、複数の神社やお寺を参拝することも問題はありません。例えば、家族の健康や繁栄は地元の神社で、受験合格祈願は学業にご利益があるとされる有名な神社で参拝するのも良いでしょう。

また、神社とお寺は異なるものと考え、区別している人もいますが、神社とお寺の両方に参拝するのも構いません。複数のお守りを持つことも問題なく、各家庭や地域によって考え方の違いはありますが、重要なのは感謝の気持ちを持って大切に扱う点にあることは変わりないでしょう。

お寺に初詣に行く場合

お寺での初詣を考えている人もいるのではないでしょうか?神社での参拝方法ほど戸惑う点はありませんが、マナーはあるため、きちんと把握しておいてはいかがでしょうか。

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お寺での正しい参拝方法についてご紹介します。

初詣、お寺に参拝する人も

初詣は神社で行うものと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、お寺でも可能です。初詣は、一年を無事に過ごせたことに感謝をし、新しい一年も無事に過ごせるようにとお願いをするためのものです。お願いをする対象が仏様か神様かという違いだけで、どちらに参拝をしても大丈夫です。

これは古来、日本には「神仏習合」という考え方があり、仏教と神道を融合して考えるという思想に基づいています。かつては神社で読経されていたこともあり、仏教と神道を厳密に区別していなかったのです。

時代により、仏教と神道に優劣を付けて区別する動きが何度かありました。最近では明治時代の神仏分離が大きな動きでした。明治時代からの慣習は現在でも残っていますが、神仏習合の思想は1,000年以上も続く宗教観であり、日本文化に深く浸透しています。

お寺での参拝作法

まず「山門」と呼ばれるお寺の正門で一礼します。お寺に入る際に敷居を踏むのはマナーが悪いとされているため、またいで入ります。また、本堂へと続く参道は仏様が通る道とされているため、左右どちらかの端を歩くのもマナーです。

次に、神社と同じように手水で手を清めます。参道の途中に香閣があれば線香の煙を自分に向けてあおいで体も清めましょう。

本堂の前に来たら一礼をし、おさい銭をなるべく音を立てないように静かに入れます。銅鑼(どら)のような音を鳴らす仏具があれば一度鳴らしましょう。合掌をして感謝や祈願をします。

神社での参拝と大きく違うのが、手をたたかず静かに合掌をする点です。くれぐれも間違えないようにしましょう。

お守りの購入やおみくじは、参拝を終えてからにするのもマナーです。お寺を出るときは、一礼を忘れないようにしましょう。

神社に初詣に行く場合

神社での作法はお寺よりも複雑なため、迷う人もいるのではないでしょうか?正しい作法を確認してみましょう。

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鳥居のくぐり方

神社を訪れると、まず目に入ってくるのが鳥居です。神社を象徴する物の一つで、形・色・材質などさまざまなタイプを目にしたことがあるのではないでしょうか?いずれのタイプも単なる建築物ではなく、きちんとした意味があります。

鳥居は門の役割があり、私たちの住む一般社会と神様の住む場所の区切りとされています。つまり、鳥居をくぐるということは、神域を訪問するということなのです。そのため、敬意を表して一礼してからくぐるのがマナーになります。忘れがちなのが、帰るときの一礼です。参拝を終え鳥居を出るときも、再度社殿に向かって一礼するようにしましょう。

帽子をかぶっている場合は、帽子を取って一礼するのもマナーです。

正しい参道の歩き方

鳥居から社殿に向かうまでの道の真ん中は、神様の通り道だとされています。そのため、歩くときは左右どちらかの端を歩くのがマナーです。

参拝前には、手を清める手水舎に立ち寄ります。その際に、神様の通り道を横切らずに済むように、鳥居をくぐるときにあらかじめ手水舎のある側から入ると良いでしょう。手水舎は鳥居の近くにあるため、見えることが多いです。

どうしても参道を横切る必要がある場合は、軽く頭を下げて通ったり、一礼してから通ったりするのがおすすめです。

手水の作法

多くの人が迷うのが手水のやり方です。正しい作法は以下の通りです。

・右手で柄杓(ひしゃく)を取る
・柄杓で水をくみ上げ、左手に水をかけて清める
・柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけて清める
・柄杓を右手に持ち替え、左手の手のひらに水をためる
・ためた水で口をすすぐ
・再度水を左にかける

柄杓で水をくみ上げるのは、基本的に最初の一度だけです。何度も水をくみ上げるのではなく、できるだけ最初にくみ上げた水で全工程を行うようにしましょう。また、口をすすぐときは、必ず手のひらにためた水で行います。くれぐれも柄杓に直接口を付けないようにしましょう。

神社での参拝方法

参拝方法もいくつか工程があるため、不安な人もいるのではないでしょうか?一度しっかり覚えれば、戸惑うこともなくなるはず。

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神社での正しい参拝方法を紹介します。

神社の鈴を鳴らす意味とは?

ほとんどの神社には、おさい銭箱の上あたりに大きながつるされています。この鈴からつながる布やひもを揺らして鈴を鳴らし、参拝するのが一般的な流れです。

鈴を鳴らすのは、神様を敬う気持ちを高めるのと同時に、お祓いの意味もあるとされています。もともと巫女が神楽鈴を用いて神楽舞を踊るのは、神楽鈴によって神霊を発動させる意味があるのです。神社の鈴も同様に、鈴の清らかな音色によって、神が降りて来るとも考えられています。

基本は「二拝二拍手一拝」

作法が異なる場合もありますが、基本的な作法は「二拝二拍手一拝」です。やり方は以下の通りです。ネット上には、作法の動画などもあるので、不安な人は見ておくと安心です。

・腰を90度に曲げるようにして2拝する
・胸の高さで両手を合わせる
・両手を肩幅に開いて、2回手をたたく
・指先をそろえる
・1拝する

両手を合わせるときは、右指先を少し下にずらしてたたくのがポイントです。

神社によって参拝作法が異なる

全ての神社が同じ参拝作法を用いているわけではありません。神社によっては独自の伝統にのっとり、他とは違う作法を用いていることもあります。

例えば、出雲神社では「二礼四拍手一礼」を正式な作法としています。宇佐神宮でも四拍手が基本的な参拝作法になっています。伊勢神宮では「八度拝八開手」という方法もあります。しかし、伊勢神宮の八度拝八開手は神職が祭祀の際に行う手順があり、一般の方は「二拝二拍手一拝」で問題ないとされています。

このように異なる場合もあるため、初めて訪れる神社については事前に参拝方法をホームページなどで調べておくのがおすすめです。記載されていない場合は、先に参拝をする人を見て真似るようにすると良いでしょう。

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