1:思い出になること
物を買うのではなく、旅行や外食、ワークショップなどの体験、テーマパークなど、子どもや家族の思い出になる物を選んでいる人がとても多く、“モノよりコト消費”が顕著でした。特に子どもが身をもって経験することは、お金には代えられないものなのかもしれません。
2:教育費
子どもの将来を考えたら、余ったお金は教育費に回すのが子育て世代にとって鉄則かもしれません。子どもが行きたい学校、受けたい学びを自由に受けさせてあげられるようにするのが親の務めと感じているようです。
3:貯金
いざという時に困らないように貯金、という声も多数挙げられました。子育て世代は育児だけでなく近い将来、親の介護もあるかもしれません。もちろん、近年のコロナ禍のようにいつ何時社会が変わるか、自分の健康が失われるかわからないですよね。備えあれば憂いなしの精神で、貯蓄に励む人がたくさんいらっしゃいました。
少数派意見にはこんな使い方が!
「自分磨き」や「オーガニックなど健康食品」「投資」という意見もありました。
年齢を重ねるにつれ、「物欲」から解放されている人も
子育て世代の皆さんからは、1:まず欲しい物を考える時間がない 2:必要なものは揃っている 3:物で溢れるより、心が満足する物を求めている…といった背景が伝わってきました。年齢や経験を重ねて、必要な物とそうでない物を見極める力もついたということかもしれませんね。
構成・文/福島孝代
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