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突然ですが、皆さんは「自分へのご褒美」と聞くと何を想像しますか? スイーツ? ブランド物? マッサージ? いろいろありますが、働くママたちは、どんな時に、どのような物を「自分へのご褒美」として用意しているのか気になり、調査してみました。また心理カウンセラーに自分へご褒美をあげるメリットもお聞きしました。
【目次】
【質問】あなたは自分へのご褒美をあげることはある?
「よくある」…6.7%
「たまにある」…52.2%
「ほとんどない」…23.5%
「ない」…17.6%
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
頻度に差はありますが、「自分へご褒美をあげたことがある」と回答した人は、全体の約6割りとなりました。それでは、ご褒美をあげたくなる瞬間から見ていきましょう。
【体験談】自分へのご褒美をあげたくなる瞬間はどんなとき?
ご褒美をあげたくなる瞬間を、回答の多かった順に紹介します。
仕事を頑張ったとき
・フルスロットルで仕事をしたあと、急いで保育園のお迎え、食事作り、家事も育児もがんばって、もうクタクタな日が続いたとき (30代・埼玉県・子ども1人)
・仕事も育児も家事も頑張ったとき (30代・石川県・子ども2人)
・仕事をやり遂げたとき。忙しいときはほとんど休憩や休みがないというくらいなのでそれが確実に成功したときなど (40代・埼玉県・子ども1人)
疲れたとき
・疲れきったとき。半年に一度くらいかな (30代・大阪府・子ども2人)
・疲れたときや、ストレスがたまっているとき (30代・香川県・子ども1人)
頑張ったとき
・仕事が繁忙期のときに限って、子どものイベント事が重なり、それを乗り切ったとき(30代・北海道・子ども1人)
・ハードスケジュールを乗り越えたとき (40代・神奈川県・子ども2人)
欲しいものがあるとき
・欲しいものがあったときに、自分へのご褒美と称して無駄使い (40代・大阪府・子ども3人)
・欲しいものを見つけたとき。何か目標を作り達成後、それでも欲しいと思い続けていたら購入します(40代・東京都・子ども1人)
ボーナスが入ったとき
・ボーナスが出た後 (30代・京都府・子ども1人)
・ボーナスが入ると気が大きくなりご褒美を買っちゃう (30代・岡山県・子ども3人)
家事育児の区切り
・家事育児で満足のいく達成感を得られたとき (40代・東京都・子ども2人)
・仕事をしつつも、家事と育児が1週間無事にやり終えた金曜の夜(30代・滋賀県・子ども2人)
誕生日
・年に1回、自分の誕生日にちょっと値段のはる家電を買うこと。今年はマッサージ機を買いました (40代・北海道・子ども1人)
・自分の誕生日は自分に甘くなる (40代・岡山県・子ども2人)
月末や年末
・1ヶ月の仕事が終わったら (30代・青森県・子ども1人)
・年末に主婦と仕事の両立を頑張った自分にご褒美をあげる (40代・岐阜県・子ども3人)
様々なシーンで、自分へのご褒美のタイミングを見つけているようです。ではこの「自分へのご褒美」って一体どのような効果があるのでしょうか。
心理カウンセラーに聞く「自分へのご褒美」のメリットとは?
「自分へのご褒美は、メンタル的にとても良いことだと思います。達成感を味わうことが出来る上に、自己肯定感も上がります。ただし、注意点があります。目標設定が高く、ご褒美までの道のりが困難だと、途中で挫折してしまい、逆に『自分は何てダメな人間なんだ』『どうせ自分なんか』と逆効果となることも。また、そのご褒美の大きさによって、後で『こんなにお金を使ってしまった』『時間を費やし過ぎてしまった』『食べ過ぎてしまってどうしよう』といった、罪悪感を生んで逆効果になる事もあるため、ご褒美自体も計画性が必要かもしれません」(吉野さん)。
頑張った自分にあげたい! 自分へのご褒美のおすすめランキング
読者の皆さんが実際に「自分へのご褒美」として買っているものを調査。
1位:スイーツ
一言でスイーツと言っても、その内容は様々でした。いつもは我慢しているチョコやポテチなどのお菓子から、ちょっと贅沢なコンビニスイーツ、高級スイーツなどと幅広い回答に。中には、「老舗の喫茶店で1番高いパフェを食べる」なんて声も。
2位:化粧品
頑張ってきた自分を労うように、いつもよりちょっと高い化粧品で肌を労うという人も。ほうれい線対策のクリームや、最高ランクの美容ドリンクなど、普段なら手が出しにくいものを選ぶようです。
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3位:洋服
ボーナスで買うような大物から、リーズナブルなアイテムをたくさん買うなどチョイスはいろいろありました。女性にとって洋服は気分をあげてくれるものですよね。
4位:マッサージ
若い頃とは違い、無理をしたらした分しっかり体に残るアラフォー世代。頑張った自分をマッサージで、心身共に癒したいという人も。疲れをとれば、次への活力にもなります。
5位:アクセサリー
何かを成し遂げた記念に買う人と、気分転換にプチプラアクセを買う人に分かれました。「気に入ったアクセサリーとの出合いは、運命的なものを感じる」という意見もあり、ご褒美にぴったりなのかもしれません。
6位:お酒
毎晩のビールから、特別な日用のためのシャンパンなど種類は様々でしたが、お酒好きにはなくてはならない存在かもしれません。「1日の終わりに飲むビールが美味しく感じるかどうかで、自分の頑張り度がわかる」という声も。
7位:美味しい食事
予約して行く名店での食事や、いつも行くお店だけど1番高いものを食べるなど、美味しいものがご褒美という人もいました。美味しいものを食べるのは、幸福感に包まれますし、満足度も高いですよね。
8位:家電
ロボット家電やコリをほぐす低周波治療器、プロジェクターなど、欲しかった家電をご褒美にしている人も。物によっては値段も張りますし、大きな目標のご褒美に向いているかもしれません。
9位:時間
お金で買うことのできない時間は、ある意味最高のご褒美かもしれません。ワーママは仕事や家事、育児に忙しく自由が時間が少ないのが現状ではないでしょうか。子どもを預けたり、有給を取得するなどして、自分時間を作っているようです。
10位:旅行
家族旅行や、母親と2人旅、ひとりで日帰り旅行、女友達と日帰り旅行などいろんなパターンがありました。旅行は非日常が味わえ、ご褒美にうってつけ。旅行計画を立てている時間もまた楽しいひとときです。
「自分へのご褒美」は値段の高い低いや頻度に関わらず、心が満たされることが重要のようです。今日も、ちょっとしたご褒美を考えながら頑張っていきましょう!
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock.com
心理カウンセラー
吉野麻衣子
「SMART BRIDAL」代表/MBA婚活心理カウンセラー/モデル「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた、科学的根拠(エビデンス)に基づいた、戦略的婚活が可能な結婚相談所を経営。43歳で14歳年下3高男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導した経験と、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、多くの独身男女の婚活を支援中。
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