衣類やシューズ
衣類やシューズも、小学校入学までにそろえたいものです。通学服は基本的に、ファッション性よりも機能性を重視しましょう。汗の吸いやすさ・乾きやすさや動きやすさ、ハンカチ・ティッシュを入れるポケットの有無などに注意して選ぶとよいです。
体操服や上履きは学校指定のケースが多いため、指定のものを用意します。2日連続で体育の授業が入る場合もあるため、洗い替えの体操服も必要です。指定がない場合は、シンプルで無難なものを選びましょう。
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入学式当日の準備もチェック
入学式当日までに用意するべきものは、子供が使うものだけではありません。入学式当日に保護者が使うものの用意も必要です。入学式当日に向けて準備すべきものを確認しましょう。
入学通知書
入学通知書は忘れずに持って行きましょう。入学通知書の内容は前年度の情報を元に作成されています。漢字の表記や名前のふり仮名、住所など、内容に間違いがあれば自治体に連絡しましょう。時期になっても入学通知書が届かない場合も、問い合わせて郵送してもらいます。
私立・国立の小学校や学区域外の公立小学校に入学する場合、別途手続きが必要です。入学に合わせて別の自治体に引っ越す場合、現住所と引っ越し先の両自治体で手続きが必要です。
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筆記用具や上履き
子供のクラスや担任の先生の名前など、入学式当日に判明する重要な情報もあります。大事な情報をメモできるよう、筆記用具や小さなメモ帳があると安心です。また、入学式は小学校の体育館で行われるため、スリッパのような保護者用の室内ばきが必要です。外で履いていた靴は席まで持ち込むため、袋など汚れてもよい袋を持参しましょう。式典中にバッグなどに触れた際、靴袋からガサガサ音を立てないよう配慮が必要です。
入学式に下の子を連れて行く場合は、式中にじっとしていられないこともあります。音の鳴らないおもちゃやアメなどを用意しておくとよいでしょう。地域によるものの、4月の体育館はまだまだ肌寒いことも少なくありません。スカーフやカイロといった防寒グッズもあれば安心です。
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入学式のファッション
入学式の保護者のファッションはTPOを意識しましょう。
幼稚園や保育園の卒園式の服を着回しても構いませんが、ダークカラーが定番の卒園式に対し、ハレの日である入学式には季節に合った明るい色がより適しています。卒業式と入学式で着回すなら、ネイビーやダークグレーを選んだり、インナーやバッグに明るい色を取り入れたりするのがおすすめです。アクセサリーはパールなどで上品にまとめ、ヒールの低い靴を選びます。
また、入学式でもらったプリントを持ち帰れるよう、大きめのサブバッグを持っていると便利。入学式に合わせてシックなデザインのものを用意するのがポイントです。
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入学までに身につけておきたいこと
同じ集団生活とはいえ、幼稚園や保育園に比べて小学校は環境も過ごし方も大きく異なります。小学生として入学までに身につけておきたいことを確認しましょう。
参考:教えて、先生!(小学校入学に向けて) | 生涯学習関連情報 | 東京都生涯学習情報
基本的なマナー
小学校では、授業時間中に教室を走り回ったり友達と騒いだりせず、先生の話を聞くことが求められます。
小学校の授業は1コマ45分が一般的です。今まで机に向かう習慣のなかった子供にとって、45分間おとなしく先生の話を聞くことは簡単ではありません。そこで、入学前に机に向かう習慣をつけるのがおすすめです。
小学生の家庭学習時間の目安は、「10分×学年」といわれています。1年生であれば10分になるため、入学前はその半分の5分から机に向かう習慣をつけましょう。必ずしも机で勉強する必要はありません。席でじっとしていられれば、絵を描いたり絵本を読んだりしてもかまいません。
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早寝早起き
小学校に入学すると、生活習慣も大きく変わります。入学後の登校時間から逆算して起床時間を決め、すっきり起きられるようにさらに逆算して寝る時間を決めましょう。朝は忙しいため、余裕を持って早めに起きられるように生活時間の調整が必要です。
ただ早寝早起きを習慣づけるだけでなく、登校に向けた準備も練習します。もし今まで子供の着替えを手伝っていたのであれば、1人で着替えられるよう練習を。寝る前にも、翌日の授業で使う教科書や衣服を選ぶ練習をしましょう。最初から1人で準備するのが難しければ、しばらくはサポートを。
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時計や平仮名・数字の読み方
時計の時刻や平仮名・数字も、できれば入学前にある程度読めるようにすると安心です。
小学校の時計はアナログなので、デジタル時計しか読めないと入学後に苦労する可能性があります。アナログ時計を読むのと並行して、時計を見て動く癖もつけるのがおすすめです。小学校では、体育の授業や休み時間など、教室の外で活動し、時間までに教室に戻らなくてはならない場合が多くあります。保育園・幼稚園のように担任の先生が知らせてくれるものではないので、チャイムや時計を気にするなど自ら行動できるようになることが重要です。
文字の読み書きについては、平仮名で書かれた自分の名前は読めるようにしておきましょう。配布物や所有物に書かれた自分の名前がわからないと、先生の話が理解できなくなってしまう可能性があるからです。
入学前、ドリルで勉強習慣をつける
小学一年生の息子(記事配信時の年齢)を持つ読者が実践している方法を紹介。 「先取り学習が当たり前になりつつあるので、入学してから困らない様にと、年長の頃から少しづつ勉強習慣をつけるために、書店で購入したドリルなどを毎日やっています。 遊びたい盛りの息子は、気分よく机に向かう日もあれば、今日はやりたくないと言う日もあったり…。そんなときに試してみたのが『ポケモンずかんドリル』(小学館刊)。 とはいえ、ポケモンは名前を知っている程度で、アニメを観たこともなく、興味も全然なかった息子。買い与えてもやらないだろうなぁと勝手に思っていました。
…しかし! ところがどっこい、ドリルを解いて合格点を取れたら、シールを貼っていく仕組みがとても楽しかったようで、もっとやりたい、もっとやりたいとまさかの言葉!
毎日少しずつキャラクターを覚えられるのも楽しい様子です。簡単なレベルから始まるワークなので、難しすぎないのも楽しんでできる理由のひとつだと思います。ポケモン好きな子はもちろん、そうではない子にもぜひ試してほしいドリルです」
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