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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.07.20

【賜る】の正しい使い方と注意点は?美しい日本語で品格をアップしよう

「拝受する」

「拝受する」は、「賜る」と同じく「もらう」という意味を持つ言葉です。ただし謙譲語のため、主語が与える側の場合は使用できません。例えば「資料を送りましたが、拝受されましたか?」という使い方は誤用になるので気を付けましょう。

活用の例を紹介すると「お祝いの品を賜りました」ならば、「お祝いの品を拝受しました」と言い換えられます。取引先からメールで資料を受け取った場合にも「資料を拝受いたしました」と使えるので、普段から活用する機会の多い表現です。

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「いただく」

「賜る」は「いただく」をさらに格式ばった言い方にした言葉なので、単純に言い換えるなら「いただく」がもっとも使いやすいでしょう。具体的な活用方法としては「会長よりお褒めの言葉を賜りました」を、「会長よりお褒めの言葉をいただきました」と言い換えできます。

「頂戴する」

「頂戴する」という言葉も「賜る」の言い換え表現として活用できます。「賜る」と同じく、品物だけでなく厚意にも使えるため使い勝手の良い言葉です。「忌憚なきご意見を賜りたく存じます」は「忌憚なきご意見を頂戴したく存じます」と言い換えられます。

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【賜る】を使って品のある言葉遣いを

「賜る」は日常使いする表現ではないため、正しい意味や活用方法を知らないと自信を持って使えない言葉かもしれません。

誤った言葉遣いは相手に不快な印象を与えたり、失礼にあたったりする場合がありますが、格式ばった言葉をさらりと使えると品格がにじみででしょう。

ビジネスシーンであれば相手に一目置かれるなど仕事の面でもプラスに働くはずです。言葉遣いは意識すれば矯正できるものなので、今回ご紹介した内容を参考にして「賜る」の正しい使い方を習得してみてください。

コーヒーを片手に颯爽と歩く女性

(C)Shutterstock.com

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